『古文 ヤマのヤマ』は古文の文法が詰まった参考書です。漢文版が特に有名ですが、古文版も非常にわかりやすい解説がついています。この参考書1冊をこなせば受験古文で必要な文法をひととおり学習できるのが最大の魅力です。
- 案件システム英熟語の使い方と勉強法を教えてください。
戦略1 『古文ヤマのヤマ』はこんな人におすすめ!
『古文 ヤマのヤマ』の基本情報
- 料金
- 『古文 ヤマのヤマ』:¥1,080(税込)
- ページ数
- 231ページ
- 習得にかかる時間
- 合計50時間
- レベル
- 基礎~最難関国公立レベル
- おすすめ度
- ★★★★☆(古文の句法をマスターするならこれ!)
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 受験で使う古典文法を一気に学習したい。
- 演習はあとまわしで、とにかく文法の知識をつけたい。
- 覚えた文法を、問題を通してすぐに確認したい。
こんな人にはおすすめできない!チェックリスト
- 古典文法を、豊富な演習を通じて学習したい人。
- 文法の確認とともに読解力もつけたい人。
戦略2 『古文 ヤマのヤマ』の使い方・勉強法
1周目
- step1
- Part1,Part2は、覚えなくてよいので1度読んで問題を解いておく。
- step2
- 1テーマずつ、文法の解説を読んでいく。
- step3
- 活用・接続語・意味などを暗記する。
- step4
- 覚えたと思ったら、練習問題を解いて確認する。
- step5
- Step2~Step4を、44個のすべての文法テーマで繰り返す。
- step5
- 参考書の最後についている、『整理運動テスト』を解く。
- step6
- 解いた問題の答え合わせをして、間違った文法はStep2~Step4を繰り返し復習する。
2周目・3周目
- step1
- テーマごとにある練習問題を解く。
- step2
- 間違った問題は、前のページにある文法事項を覚えなおして、さらに説明文を読み直す。
- step3
- 44個の句法すべてについて、Step1、Step2を繰り返す。
注意してほしいポイント
- 1周目に読むときは、無理に暗記しようとしなくていい
- 答えに自信がない問題は、問題の脇にチェックをつけておく
- 間違った問題は答えを暗記するのではなく、その答えになる理由を理解する
①1周目に『古文 ヤマのヤマ』を読むときは、暗記しようとしなくていい
1周目に『古文 ヤマのヤマ』を読むときは、書いてある内容を無理に覚えようとする必要は全くありません。その代わり、ゆっくりと時間をかけていいので、書いてある内容を理解しながら読み進めていくことが大切です。
解説に書いてあることの意味が、つっかかることなくわかり、読み進められる程度にまで理解するようにしましょう。
②答えに自信がない問題は、問題の脇にチェック✔をつけておく
『古文 ヤマのヤマ』についている問題を解いているときに、自信がなかった問題については、問題文の横に印をつけておきましょう。まぐれで正解していたとしても、次に同じような問題が出てきたときに正解できるとは限りません。ですから自信がなかった問題に関しては、間違った問題を復習するときに、一緒に解説を確認しておくようにしましょう。
③間違った問題は答えを暗記するのではなく、その答えになる理由を理解する
そして間違った問題を復習するときには、答えを暗記するのではなく、その選択肢が答えである理由をしっかり理解するようにしましょう。練習問題と同じ問題が試験で出てくることはありません。答えの丸暗記では、他に似た問題が出題された時に正解できませんから、しっかりその答えになる理由を理解しておくことが大切です。
戦略3 『古文 ヤマのヤマ』を使う上での注意点
1周目で全てを覚えようとはしないこと
『古文 ヤマのヤマ』を学習する際に重要になってくるのは、ひとまずすべての文法事項を一通りおさえることにあります。このときに気をつけたいのは、必ずしもすべての文法事項を覚える必要はないということです。
文法の全範囲を学ぶのに、1周目からすべての範囲を覚えられるなんて人は化け物です。1周目から覚えるポイントとしては、下の4つです!
- 動詞と助動詞の活用はすべて覚える
- 助動詞の接続はすべて覚える
- 助動詞の意味もすべて覚える
- あとはとりあえず解説を読み、問題を解くだけでよい
暗記するための秘訣は、「思い出す」!
暗記を効率よく行うためには、「思い出す」作業が大切です。一度解説を読んだ後は、本をとじ、書いてあった内容を思い出してみましょう。内容をインプットした後に、アウトプットすることで知識は定着します。
解説を読み、そのあとでその内容を思い出すだけで、暗記スピードは格段に上がっていきます!
まとめ
- 『古文 ヤマのヤマ』なら1冊で古典文法をひととおり学習できる!
- 間違った問題は丸暗記ではなく、理解すること!
- 暗記のコツは「思い出す」こと!
古典文法の勉強法についてもういちどおさらいしたい!▼