「自分は文系だけど、数学を使わないといけない……」「受験する大学で結構レベルの高い数学が出題される……どうやって対策すればいいんだろう?」「センター試験では8割取れる!でもここから先は、どうやったら点数が伸びるんだろう?」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。今回は、それらの悩みを解決するために、『文系数学の良問プラチカⅠAⅡB』の使い方と勉強法を解説します!









戦略1 『文系数学の良問プラチカⅠAⅡB』はこんな人におすすめ

『文系数学の良問プラチカⅠAⅡB』の基本情報
- 料金
- ¥1080
- ページ数
- 54
- 問題構成
- 149題
- 習得にかかる時間
- 223.5時間
- レベル
- 難関私大〜難関国公立大学
- おすすめ度
- ★★★★☆





『文系数学の良問プラチカⅠAⅡB』はこんな人におすすめ!チェックリスト
- 早慶、難関国公立大学志望で文系数学を使う人
- センター試験で8割以上取るのは当たり前の人
- 『青チャート』は完成したから、もう一段階レベルアップしたい人
- 受験で文系数学を武器にしたいと考えている人。


『文系数学の良問プラチカⅠAⅡB』はこんな人にはおすすめできない!チェックリスト
- センター試験で安定して8割以上得点できない。
- 『青チャート』レベルの問題が解けない人
- GMARCH以下の私大を目指している人
- 基礎固めができていない人

戦略2 『文系数学の良問プラチカⅠAⅡB』の使い方・勉強法



1周目
- Step1.
- 問題を解く。
- Step2.
- 解説を理解する。
- Step3
- 間違えていた場合は再度その問題に取り組む。
- Step4.
- これを各章で繰り返す。
2周目
- Step1
- 問題を解く。
- Step2
- 解説を理解する。
- Step3
- 間違えていた場合は再度その問題に取り組む。
- Step4
- これを各章で繰り返す。
3周目
- Step1
- 間違えた問題のみに取り組む。
- Step2
- 解説を理解する。
- Step3
- 再度間違えた問題は解き直す。
- Step4
- 全ての問題が、正解になるまで繰り返す。

- 1.1章ずつ完璧にしていくこと。
- 2.解答を見るときに、自分が解答したプロセスと同じかどうか確認すること。
- 3.2で確認したプロセスと異なる場合は、解き方を修正すること。

まず、ステップにも書いてありますが、闇雲に1周しても力がつきません。各分野を確実に完璧にしていきましょう。というのも、全ての問題を解き終えて初めの問題を解いたら、多くの場合忘れているでしょう。ですので、分野に分けて学習を進めていくことが大切になってきます。

問題を解いた後に解説を理解する必要がありますが、そのときに漠然と書いてあることを読む、とか理解しようとするとかではなく、自分の解き方と違うところ、つまり正しい解答プロセスで問題を解くことができているのかを確認した上で解説を理解する必要があります。




戦略3 『文系数学の良問プラチカⅠAⅡB』を使う上での注意点・使い方のコツ
『文系数学の良問プラチカⅠAⅡB』を使う上での注意点
では、実際に『文系数学の良問プラチカ』を使っていく上での注意点をおしえていくわね!

基本的には、先ほど述べた内容と同じです。問題を解いた後に、自分の解き方が正しかったのかしっかり確認することで、同じ系統の問題が出題されたときに確実に解答できるようにしましょう。


マルオくんから質問があったペースについてですが、主に2つあります。一つ目は、1題にかける時間です。『文系数学の良問プラチカ』に取り組んでいる受験生は基礎学力が身についていることが前提ですので、今までの勉強で固めた基礎力を使って時間をかけて解き切ってみましょう。時間の目安ですが1問あたり10分から15分で進めてみましょう。『文系数学の良問プラチカ』を使う目的は、アウトプットです。ですので、多少手こずってしまっても時間をかけて問題に向かってみましょう。

そして2つ目ですが、『文系数学の良問プラチカ』は最低3周しましょう。その際、1日あたり3〜5題解いていき、2〜3ヶ月で完成させるイメージです。また、学習を進めていきながら自分の苦手分野が明らかになった場合や志望校の頻出分野がわかっている場合には、3周終わった後にも重点的に復習しましょう。

『文系数学の良問プラチカⅠAⅡB』の使い方のコツ
『文系数学の良問プラチカ』大きな特徴として、解説の丁寧さが挙げられます。問題冊子が約50ページに対して、解説冊子は250ページのボリュームです。各設問で途中式やグラフを用いて解説されているのはもちろんですが、(解答1) (解答2)のように複数個の解法が掲載されているので、自分解き方に合わせて適当な解答を参考にして学習が進められます。また、「解法メモ」という欄があり、そこでは正しい解答ができているのか確認できるだけでなく、解答するときのポイントが簡単にまとめられています。

まとめ

・自分に必要な分野は、最低3周!苦手分野や頻出分野はそれ以上やろう!
・1題1題じっくり解き進めていこう。
・正しい解答プロセスで答えが出せているか確認して、修正しよう。