化学の参考書使い方


『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』は基本の問題演習にオススメ!正しい使い方や注意点なども解説

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』は、暗記した知識の定着に最適な参考書です。基礎から発展問題まで、段階的に勉強できる構成になっています。

『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』を1冊やりきれば、入試レベルの演習にチャレンジできるでしょう。

今回の記事では『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!

『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』はどんな参考書?

それではまず『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。

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  • 料金
  • ¥990
  • ページ数
  • 464ページ
  • 収録問題数
  • 745問
  • 習得にかかる時間(1周目の目安)
  • 約96時間
  • レベル
  • 化学の知識を定着させたい人、基本的な問題演習に取り組みたい人

『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』は、化学の基本的な問題演習にふさわしい1冊です。化学の知識をインプットしたばかりの人こそ、アウトプットの第一歩として『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』を使いましょう。

『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』のメリット・デメリット

メリット

  • 学校専売品でないため誰でも購入できる
  • 幅広い難易度の問題が掲載されており段階的に勉強できる
  • 赤シートで重要語句を消して知識の確認ができる
  • QRコードを読むと解説や実験の動画が見られる
  • チェックシートがついていて、解けなかった問題が一目瞭然

デメリット

  • 問題演習が中心なので解説は控えめ
  • シンプルなデザインがゆえにわくわく感はない

『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』は、シンプルなデザインのため初心者でも迷うことなく解き進められます。QRコードを読むと、解説動画だけでなく実験動画も見ることができ、知識を深めることが可能です。

『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』を1冊マスターすれば、難関大学の入試問題にも挑戦することができるでしょう。

ただし、一から説明している解説や化学への興味を湧かせるコンテンツは載っていません。化学が苦手な人は教科書の理解に戻るか、別途資料集などを使いましょう。

『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』がオススメな人

『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』は以下のような人にオススメです。

  • 教科書の内容を理解しこれから演習に取り組む人
  • 授業で習ったことが理解できているか確認したい人
  • 問題を解きながら知識を定着させたい人
  • とにかくたくさん問題を解きたい人

『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』は、問題演習を通して知識を定着させたい人にオススメの参考書です。まだ受験勉強が始まっていない1,2年生が理解力を測るのにも使えます。

『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』は、以下のような構成になっています。

  • まとめ
  • ウォーミングアップ
  • エクササイズ
  • 基本例題
  • 基本問題
  • 応用例題
  • 応用問題
  • 発展問題

難易度にしっかり傾斜がついているので、初めて問題演習に取り組む人でも取りかかりやすいです。問題数も豊富なので、問題を解きながら知識を頭に入れるのに適しています。

『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』の使い方

ここからは具体的な『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』の使い方をチェックしていきましょう!どんなに良い問題集でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。

『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』は基本的に以下のステップで活用しましょう。

Step1.
時間を計りながら問題を解く
Step2.
解説を丁寧に読む
Step3.
間違えた問題を解き直す
Step4.
資料集の該当範囲に目を通す
Step5.
間違えた問題に印をつける
Step6.
Step3.に戻り2周目として繰り返す

Step1.時間を計りながら問題を解く

時間制限を設けて取り組む癖をつけましょう。ダラダラ解いているとなかなか次に進まず、モチベーションが下がってしまいます。どのくらいで解けるか把握できれば、2周目以降の学習計画を立てる際にも参考になるはずです。

Step2.解説を丁寧に読む

1周目は正解できた問題も含め、解説を丁寧に読みましょう。欄外に出題されやすいポイントをまとめていることがあります。飛ばさずに解説を読むことで、知識を補完しておきましょう。

Step3.間違えた問題を解き直す

解説を読んで理解できたら、間違えた問題をその場で解き直しましょう。解説を閉じても解けるか確認することで、「分かったつもり」になることを防げます。「鉄は熱いうちに打て」と言うように、すぐに解き直すことで知識の定着も進むはずです。

Step4.資料集の該当範囲に目を通す

問題演習後には資料集を眺め、覚えきれていないものを覚えましょう。化学で高得点を取るには、細かい知識の暗記が必要になります。問題を解き、定着度を把握できたタイミングだからこそ、次に覚えるべき知識が浮き彫りになるはずです。

ただし、ここでは時間を使いすぎず、5〜10分程度で次に進みましょう。ダラダラ確認するより、反復する方が確実に身につきます。

Step5.間違えた問題に印をつける

間違えた問題に印をつけ、2周目に備えましょう。この時『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』内のチェックシートを活用すると、分かりやすいです。

Step6.「Step3.」に戻り2周目として繰り返す

2周目以降は、1周目で間違えた問題に取り組みましょう。できなかった問題も、2周目には理解できるようになっているはずです。2周目でも分からなかった問題は、先生に質問するなどして必ず解決しましょう。

その上で、3周目も間違えた問題だけに取り組めば、ほとんどの問題が解ける状態になっているはずです!

より細かい化学の問題演習の学習方法については、以下の記事で詳しく解説しています!

『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』を使う際のペース配分

『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』に取り組むペース配分は、どんな状況で使うかによって異なります。自分に合うものを選んで適切なペースで演習していきましょう。

まだ受験まで時間がある高校1・2年生の場合は、授業に合わせて『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』に取り組めばOKです。英語や数学などの成績が伸びにくい科目に時間を使いましょう。

化学が苦手で手をつけないまま高3になってしまった人は、『スタディサプリ』などで基礎を固める必要があります。教科書レベルの内容を理解した上で『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』で問題演習に取り組みましょう。

難関大を目指す場合は、高3の夏までに1周目を終えるペースで進めます。夏以降は間違えた問題を解き直しながら『重要問題集』などの入試レベルの問題集にも並行して取り組みましょう。

まだ授業で習っていない範囲も『スタディサプリ』などで予習するのをオススメします。

『スタディサプリ』『重要問題集』については、それぞれ以下の記事でも解説しています!

https://daigakujukensenryaku.com/ph-text-studysapuri/

https://daigakujukensenryaku.com/ph-text-juuyou-mondaishuu/

『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』を使う際の注意点

『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』を使う際は以下の点に注意しましょう。

  • 途中で挫けないよう徐々にステップアップしよう
  • 解説を読んでも理解できない問題は飛ばして先に進もう
  • 「覚えてから解く」のではなく「解きながら覚える」意識で取り組もう

周回ごとにレベルを上げながら解き進めましょう。問題数が多いため、始めから応用問題や発展問題に手を出すと、なかなか1周を終えることができずに途中で挫けてしまいます。

具体的には、以下のように進めるのがオススメです。

  • 1周目:基本問題まで
  • 2周目:1周目で間違えた問題+応用問題
  • 3周目:2周目で間違えた問題+発展問題

解説を読んでも理解できない問題は、飛ばしてしまいましょう。2周目以降に解いてみると、理解できることもあります。問題を解くことに行き詰まるとモチベーションの低下に繋がりますので、特に1周目は進めていくことを優先してかまいません。

総じて「解きながら覚える」意識で取り組みましょう。化学は覚えることが多いため、入試で問われやすい知識から覚えていく方が効率的です。

『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』には典型問題が多く収録されていますので、問題を解く中で頻出の知識を覚えていきましょう。

まとめ

最後にもう一度『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』がオススメな人を確認しましょう。

  • 教科書の内容を理解しこれから演習に取り組む人
  • 授業で習ったことが理解できているか確認したい人
  • 問題を解きながら知識を定着させたい人
  • とにかくたくさん問題を解きたい人

問題演習を通してインプットした知識を定着させたい人や、理解度を確かめたい人はぜひ『エクセル化学総合版:化学基礎+化学』を使ってください。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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