青山学院大学


青山学院大学の英語は学部によって大きく異なる?対策法と傾向をチェック!

青山学院大学の英語は学部によって出題内容が異なるのが特徴的。自分の志望学部に合わせた対策が不可欠です。どの学部も空所補充・和訳・英訳・内容理解などの幅広い範囲から出題されるので、バランスよく勉強し、様々な問題に対応できるかが合格の鍵。

この記事では、青山学院大学英語の攻略に必要な情報をすべて、レベルごとにお伝えしていきます。

青山学院大学の英語出題傾向

青山学院大学の英語の入試は、特に「読む」ことに関して高いレベルの英語力が要求されます。

「読む」という英語力の中でも、長文問題が出題される傾向にあります。学部によって出題形式が大きく異なっているので注意が必要です。

青山学院大学英語の各問題の特徴

今回取り上げるのは、青山学院大学の中でも国際政治経済学部の英語。大問構成はこのようになっています。

  • 第1問 要約
  • 第2問 英作文
  • 第3問 読解
  • 第4問 読解
  • 第5問 読解
  • 第6問 空欄補充

第1問:要約

A4・1枚の半分程度の英文(200語程度)を読み、100字〜150字程度の日本語で要約する問題が出題されることが多いです。正確な読解能力が求められる上、本文の論旨や構成を崩さず、必要な部分を適切に選択して回答を作る必要があります。中には、問題文に「具体例を挙げながら」や、「〜を定義しながら」など、回答への指定がある場合もあるので注意が必要です。

第2問:英作文

問題文を読み、自分の意見を60語以内で述べる自由英作文が出題される傾向にあります。60語以内と比較的短い英作文ですが、その中でも論理的に自分の意見が述べられるよう練習しておきましょう。ミスせず書ければ、得点にも繋がりやすい問題なので、きちんと対策をする必要があります。

第3問:読解

3つのパラグラフの長文を読み、パラグラフごとに問われる設問に答える問題が出題されています。3つの選択肢から正しいものを選ぶ問題が多いです。各パラグラフの長さもA41枚の半分程度の英文(200語程度)と、第4問や第5問と比較すると短くなっているので、得点源にしたいところです。

第4問:読解

A4・2枚程度の英文(1000語程度)を読み、選択肢の文章が本文の内容と合致しているかどうかを答える問題です。正確な読解能力が求められるだけでなく、素早い問題処理能力が必要とされるので、たくさんの長文問題を解き、練習しておきましょう。

第5問:読解

第5問はA4・2枚程度の英文(1000語程度)を読み、いくつかの設問に答える長文読解です。丁寧に読み解くだけでなく、長文全体の内容も把握することが欠かせません。1000語程度の超長文に慣れておくことで、素早く問題に答えられるようにしておきましょう。

第6問:空欄補充

第6問は300語程度の英文の空欄補充問題です。10個ほど空欄が設けられ、選択肢の中から適切な単語を回答します。正確な長文読解能力のみならず、空欄補充問題に慣れておくことで正答率を挙げられるため、事前に入念な対策をしておきましょう。

青山学院大学英語の時間配分の例

国際政治経済学部の英語の制限時間は90分です。問題は全部で6題あることから、単純計算で一問15分となりますが、1000語程度の超長文が2題あることを踏まえると、時間配分が得点の重要な鍵を握ります。

どの問題においても、いかに早く問題処理をできるかが大切です。長文読解に加え、要約問題や英作文もあるため、自分が各問題を解くのにかかる時間を事前にある程度把握しておくことも欠かせません。

方針としては、自分が安定して得点できる問題を先に解くことがオススメです。要約や英作文、空欄補充問題はその形式に慣れ、コツが掴めていれば確実に点を取ることができるので、先に解くのが良いでしょう。

時間配分の例

00:00 第1問:要約(10)
00:10 第2問:英作文(8)
00:18 第6問:空欄補充(10)
00:28 第3問:読解(12)
00:40 第4問:読解(20)
01:00 第5問:読解 (25)

これでも第5問の読解に割く時間がもう少し欲しいので、要約や第4問の読解を早めに解けることが望ましいでしょう。

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青山学院大学英語で必要な学力レベル

青山学院大学国際政治経済学部の英語では、要約や英作文、長文読解と様々な形態の問題が出題されるので、幅広い対策が必要です。長文読解の中でも、空欄補充問題や正誤問題と幅広い出題がみられるので、入念な対策が欠かせません。

レーダーチャート

ここでは、学習塾STRUXが使用しているレーダーチャート分析をもとに、青山学院の英語に必要な参考書・レベルをチェックしていきます。

青山学院大学のレーダーチャートはこのようになります。

青山学院大学の英語のレーダーチャートはこのようになりました。国際政治経済学部ではリスニング以外のすべての分野において高い完成度が求められます。

英作文や要約問題など、単語・文法・長文以外の力も伸ばしていく必要があります。

英単語

英単語はレベル4。特別に難しい単語が出てくるわけではありませんが、しっかりとした単語力をつけておく必要があります。

他の分野・他の科目に対策の時間を取られる分、英単語は高3の夏休みに入る前までにセンターレベルの問題で文脈が難なく読み取れるくらいに完成させておきたいところです。

英文法

英文法はレベル4。国際政治経済学部で、文法が重要になってくるのは空欄補充問題でしょう。他の学部では、文法問題が単独で出題される場合もあります。特に理工学部や社会情報学部などでは文法問題の比率が非常に高いため、対策は必須です。また、他学部も和文英訳や長文読解をする上で困らない程度の標準的な文法力が求められます。

他分野の対策や他教科にも時間を割かなければならないので、遅くても高3の夏休み頃にはセンターレベルの問題を難なく解けるレベルまで仕上げておきたいです。

英文解釈

英文解釈はレベル3。青学ではほとんどの学部で長文読解が出題されるので、長文読解がスムーズに行えるよう英文解釈の力も身につけておきましょう。英単語・英文法をひととおり学んだ後、早めの段階で英文解釈に取り組みたいところです。

長文読解

長文読解はレベル4。私大入試らしく長文問題が占める割合が高いので、試験時間内ですべての問題を正確にかつ速く解くことができるかが合否を左右します。
長文読解の力なしには、解くことができない問題がほとんどですから、長文読解は基礎的な問題集から演習を積んで、正確性・速さを共につけておきましょう。

英作文

英作文はレベル3。国際政治経済学部では60字程度の英作文が出題されます。他教科や長文読解への対策などとのバランスを考えると、多くの時間をかけることはできませんが、確実に得点を取れるように基礎を固めて、問題演習を繰り返しましょう。

リスニング

リスニングはレベル0。青山学院文学部英米文学科のみリスニングが課されます。
青山学院文学部英米文学科のリスニング試験は問題数も多く、難易度も高いので勉強時間を惜しむことなく、リスニングの勉強を繰り返し満点を狙いましょう。共通テストの英語が必須な学部や、英検など外部試験が利用できる学部では、その対策としてリスニングに取り組んでおくことが必要です。

青山学院大学英語が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、青山学院大学の英語で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、ある程度基礎はできている!これから青山学院大学に特化していきたい!という人は途中から読み進めてみてください。

まずは基礎固め。英単語と英文法を固める

いきなり長文や英作文からやりはじめても、入試の英語に対応できる力は付きません。まずは基本から着実に進めていくことが重要です。「英単語」「英文法」から始めましょう。 今回は、国際政治経済学部に焦点を絞って参考書を紹介します。他の学部も基本的には同じようなルートで学習を進めましょう。

英単語に関してはターゲット1900までで十分です。単語帳については3周やりきって7割以上覚えられている状態、英文法についてはスタサプを見切って、問題集で8〜9割取れるようになったら、次のステップに進みましょう。

英文解釈に関しては、こちらを2周ほど読み進めるのがオススメです。このあたりを高校1年〜高校2年中盤までにできると、ペースとしてはとても良いです。

一通り参考書をやり終えたら次のものに進みましょう!

次に進むポイント

  • ターゲット1900の単語は6割くらい覚えている
  • 文法事項は一通り理解している
  • SVOCとはなにか、句と節の違いなど、英語の読み方の基本がわかっている

入試に必要な力をつけていく「英文解釈」と「長文読解」

先ほど、基本がまずは大事!とお伝えしましたが、基本がどれほど身についていても、長文読解の練習をしなければ点数には繋がりません。共通テストや青学の問題の基本は「英語長文」が早く正確に読み取れるということなので、長文の読み方を身につけていく必要があります。

とはいえ、いきなり長文を読み始めても、「なんとなく」しかよめません。英語の文章のルールである「英文解釈」をまずは身につけ、すらすらと正確に読めるようになりましょう。

まずは「入試の基本」レベルとして、これらの問題集を仕上げていきます。「入門70」である程度構文が取れるようになったら、英文がだいぶ読めるようになってきていると思うので、実際に長文問題へ挑戦していきましょう。

まずはこの3冊を最低でも2周し、8割〜9割は正答できる状態にしましょう。

「イチから鍛える英語長文300」をマスターできたら、どんどんレベルをあげていきましょう。長文を正確に読み、問題を解くうえで必要な文法、語法、イディオムに関しては「Vintage」で身につけていきます。

ここまでを完璧にやりきれば、共通テストレベルであれば7〜8割読めるようになるはずです。まだ読めない、という場合はセンター試験の過去問や長文の参考書の音読、単語や文法の復習をしてスピードと理解度をあげていきましょう。

英語の実力を上げるためには英単語の定着が不可欠ですから、ターゲット1900は完璧になるまで何度も反復することが大切です。英語長文の問題集を解くようになっても、英単語や文法の問題集の復習は欠かさないようにしましょう。

このレベルまでを高2冬〜高3の春辺りまでに仕上げられていれば良いですね。

次に進むポイント

  • 「基礎英文解釈の技術100」が難なく読める
  • 500〜600語程度の長文とその問題が30分程度で解ける
  • センター過去問で7割以上とれる

入試レベルの問題に太刀打ちできる「長文読解」や「英作文」を実践

入試を解くレベルまで実力を引き上げるためには、さらに読解を進めていきます。

青学の国際政治経済学部では近年、和訳問題は出題されていませんが、長文読解を正確に素早く読み解くためには英文解釈の技術を身につけておくことが大切です。「英文解釈の技術100」を何周かしておくことがオススメです。

長文はより問題数をこなして、早く正確に読めるように練習しましょう。「ポラリス」シリーズも解きながら、少しずつ語数を増やし、長い文章を時間内に読めるようにしていきます。

加えて、国際政治経済学部では英作文が出題されるので、こちらも対策を始めましょう。「英作文トレーニング必修編」で英作文のルールを学びながら、「ユメサク」で例文をインプットすることがオススメです。

以上の長文演習や英作文基本が高3の夏前に仕上がっていると非常に良いペースです。もし仕上がっていない場合は遅くても夏が終わるまでには終わっているようにしましょう。

次に進むポイント

  • センターや共通テストの長文問題はほとんど間違えない
  • 英作文の基本的な考え方がわかる

青山学院大入試レベルまで引き上げる!仕上げの読解・英作文など

ここまできたら、基本的な入試対応力は身についているはずです。あとは国際政治経済学部の入試傾向に合わせた対策を入念にしていきます。第1問で出題される要約問題の対策を過去問などで行いながら、得点を高めていきます。

青学国際政治経済学部の長文は第4問第5問が特に長く、「ポラリス3」まで解き、実力を高めることがオススメです。「ポラリス3」まで仕上がったら、あとは過去問に取り組んでみましょう。

英作文も自由英作文に焦点を合わせて対策を進めます。英作文は書いたらそのまま放置するのではなく、学校の先生などに添削を依頼しながら、文章の構成などにも気を配っていきます。

ここまできたら「青学の英語」で青学に焦点を絞り、仕上げていきます。

  • 過去問青学の英語

特に要約問題は過去問を解いてみないと解くコツが掴めないので、実際に過去問で演習します。英作文も過去問を解いていきましょう。

  • 過去問赤本(5年分ほど)

直近5年分ほどの赤本に取り組む際は、必ず時間を測るようにしましょう。時間配分や解く順番など本番さながらに取り組むことが大事です。11月以降の仕上げに取り組むことがオススメです。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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