北海道大学


北海道大学 化学の対策

北海道大学の化学出題傾向

北海道大学化学の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。

  • 第1問 理論化学 記述式設問
  • 第2問 理論・無機化学 記述式設問
  • 第3問 有機化学 記述式設問

北海道大の化学の試験は大問3つで構成されており、年により出題される順番が前後することはあるものの全分野にわたって出題されています。

大問1つは大きく2つに分かれ、全体でみると中問が6つあると考えることができます。

出される分野は年によっても異なりますが、理論:有機:無機が3:2:1の割合で出題されることが多いです。

そして全体的に記述式の問題が多いですが、選択肢を選ぶ問題も出題されています。

理論では物質の構成、化学結合、物質の 三態、気体、蒸気圧、熱化学からの出題が多く、無機結晶格子の問題が頻出です。

有機に関しては現役生が勉強をおろそかにしがちな天然・合成高分子の出題に注意が必要と言えるでしょう。

北海道大大学化学の時間配分の例

北海道大学の理科の試験は2科目合わせて150分です。

単純計算で化学に75分かけられるとしても分量と問題の難易度を考えると時間に厳しい試験と言えるでしょう。

そのため、詰まってしまったり難しい問題にあたってしまったりしたときは、その問題を飛ばすという判断力も重要になってきます。

いずれにせよ、自分で時間を測って過去問を解いてみてどのように解いていくのかということをシミュレーションしておくことが大切です。

以下は時間配分の例ですが、必ずしも1問目から解く必要はなく、解けそうな小問の多い大問から順に解くのもいいでしょう。

時間配分の例

00:00 問題の把握(2)
00:02 第1問(23)
00:25 第2問(23)
00:48 第3問(23)
01:11 見直し(4)

化学の試験は一度焦ってしまうと計算方法は合っているのに計算を間違えてしまうということがよく起こります。

そのため時間に焦らないように、無機の大問などの簡単にとれる知識の問題を先に解いてしまうのがおすすめです。

試験が始まった時に一度すべての問題に目を通したうえでどの問題から解くべきなのかを初めに決めるとよいでしょう。

北海道大化学で必要な学力レベル

全体的に入試における標準的な問題が主に出題されますが、応用的な問題も出題されることがあります。

教科書で基礎を身に着けた後、演習問題や過去問で理解を深めていきましょう。

知識問題や計算問題、構造決定など多岐にわたる問題が出題されるため、化学の総合力を試される試験といえるでしょう。

北海道大学化学が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、北海道大の化学で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。

「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、「ある程度基礎はできている!これから北海道大に特化していきたい!」という人は途中から読み進めても大丈夫です。

化学の基礎が身についているかのチェック

化学の勉強は学校の授業と並行して行うことでスムーズにすすめることが出来ますが、多くの学校では進度が遅く、高3の冬入試ギリギリまで終わらないということもしばしばあります。

そのため高3の夏前には全範囲一通り習い終わった状態でないと、学習していない分野の基礎学力が身につかなくなってしまいます。

これまで習った範囲の復習も含め、以下の参考書で全範囲の知識の網羅と定着を並行して行なっていきます。

「スタディサプリ」などの映像授業を活用し、教科書レベルの基本知識を盤石にしていきます。

いきなり問題を解くことはできないため、まずは映像授業の視聴と付属の問題を解くことで身につけていきましょう。

「リードα」「セミナー」などは適宜学校で配布されたもので似たようなものを使っても構いません。

学校で配布されない場合、中古のものの購入や市販の「エクセル化学」などを活用してもいいでしょう。

問題数が多くレベルも幅広いため、知識の定着にも入試レベルへの飛躍にも最適です。

次に進むポイント

  • 化学の苦手意識が少し薄れてきた
  • 化学でどういう範囲があって、どんな問題が出るのか把握している
  • 映像授業や学校の授業の内容はすべて理解できた

入試問題の「定石」を定着させる

北海道大入試や共通テストレベルの問題を解けるようになるには、理解だけでなく理解したことを問題を解く際に実践できることが大前提です。

ここからは頻出の解法を固めていくことで、まずは入試問題を解くための「武器」を身につけていきます。

化学の基礎の基礎が定着した後は実際に問題集で定着させていきましょう。

上記の3冊のうち自分にあった1冊を選び定着させていきましょう。

「リードα」「セミナー」などは適宜学校で配布されたもので似たようなものを使っても構いません。

学校で配布されない場合、中古のものの購入や市販の「エクセル化学」などを活用してもいいでしょう。

問題数が多くレベルも幅広いため、知識の定着にも入試レベルへの飛躍にも最適です。

これら3冊のうち1冊を夏休みの終わりまでにしっかりと定着させるのが理想です。

次に進むポイント

  • 「基礎問題精講」や「セミナー化学」などの8割はしっかり理解している
  • センター試験の過去問で75点くらいは取れる

北海道大入試レベルまで引き上げる!入試形式の問題で演習

定石問題は身についたので、あとは北海道大入試に向けて絞り込んでいくだけです。

入試問題は定石問題の組み合わせで出題されるため、実際の入試問題をどんどん演習していきます。

基本的な参考書をやり終えたら、北海道大の過去問や北海道大形式に似た問題で仕上げていきます。

過去問と重要問題集を同時並行で進めていき、入試が近づくにつれて過去問の割合を増やしていくとよいでしょう。

特に特徴的な問題は過去問を解いてみないと解くコツが掴めないので、意識していきましょう。

  • 過去問赤本(5〜10年分)

北海道大の化学は冒頭でも述べましたが試験時間が分量に対して短く、思考力を問う難しい問題が出されることも少なくありません。

また計算問題も多数出題されるため、普段から計算をめんどくさがらずに手計算で正確に答えを合わせられるような練習をしておきましょう。

教科書に載っている用語で重要なものはきちんと覚え、簡単な知識問題を落とさないようにすることが大切です。

また有機分野の構造決定などの問題は始めの問題を間違えてしまうと連鎖的にほとんど間違えてしまうため、そのような問題は見直しをきちんとすることがおすすめです。

いずれにせよ、北海道大独特の問題や傾向をつかむために出来れば10年分は過去問演習しておくことが重要です。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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