「世界史の通史を勉強したい!」人におすすめの青木の実況中継世界史の正しい使い方と勉強法
世界史の通史を固めるならぜひおすすめしたいのが、「世界史B実況中継」。講義口調の参考書で、スラスラと理解を進めることができます。しかしあまりのボリュームにうまく使いこなせていない人もいるのではないでしょうか。この記事では世界史B実況中継の正しい使い方と注意点を解説しています。これを読めば世界史の通史がしっかり身につく!
戦略01 世界史B実況中継はこんな人におすすめ!
「中高6年間の世界史が10時間でざっと学べる」の基本情報
- 料金
- ¥1,404×4
- ページ数
- 430ページ
- 習得にかかる時間
- 1ヵ月
- レベル
- 通史の基礎を固めたい
- 持ち運びやすさ
- ★★★☆☆(若干重い)
- おすすめ度
- ★★★★☆(早慶などの難関私大志望の人におすすめ!)
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 全体像は分かったので、細かい通史の内容を勉強したい
- 読むだけじゃ覚えられない……音声があったほうがいい!
- 志望校は難関私大だ!
こんな人にはおすすめできない!チェックリスト
- 世界史がニガテな人向け
ナビゲーター世界史がおすすめ! - まだ世界史で何を勉強するかわからない
中高6年間の世界史が10時間でわかるがおすすめ! - 一通り通史の勉強は終わったので、単語を身に着けたい
世界史一問一答がおすすめ!
戦略02 世界史B実況中継の使い方・勉強法!
基本的なカリキュラムのステップ
1周目
- Step1.
- 各章ごとに本文を音読をする
- Step2.
- 理解が難しかったところにもう一度目を通す
- Step3.
- 赤シートを使って講義プリントで復習
- Step4.
- 間違えた問題には×印をつけたおく
- Step5.
- これを全章で繰り返す
2周目
- Step1.
- 黙読をする。
- Step2.
- 赤シートを使って講義プリントで復習
- Step3.
- 間違えた問題には再度×をつける
- Step4.
- すべての問題が〇になるまでStep1~Step3を繰り返す。
- 何度も読むこと!
- 必ず講義プリントを使う!
この2つを守ることで、読解力が身についていきます。
第一のポイントは何度もテキストを読むことです。特にまずは「音読」をしましょう。こういった解説を読んでいくタイプのテキストはついダラダラ読んでしまいがち。音読を行うことでしっかりと全ての文を読むことができます。ただ音読をしていても理解できない部分もあると思うので、つまった部分はもう一度ゆっくり黙読していましょう。
また、必ず講義プリントを使うようにしましょう。こういったテキスト形式の参考書は、アウトプットがおざなりになりがち。赤シートを使って単語テストができるようになっているので、必ず講義プリントで復習を行いましょう。
通史の進め方については、こちらの記事が参考になります。
戦略03 こんな使い方は要注意!使い方のコツ
1、世界史B実況中継 使用上の注意
戦略02であげた2つの原則を、もう一度思い出しましょう。
- 何度も読むこと!
- 必ず講義プリントを使う!
これ以外にも、世界史B実況中継だからこそ気をつけてほしいことがあります。それが、
「必ず先に全体像を把握すること」
です。世界史B実況中継は量が多いので、先に全体像を把握しないと、先が見えず中々勉強がはかどりません。そのため、世界史B実況中継をやる前には、「中高6年間の世界史が10時間でざっとわかる」や「世界の歴史(集英社)」(マンガ)でざっくりと古代から現代までの流れを知っておきましょう。
2. 世界史B実況中継 使い方のコツ
世界史B実況中継には、CDや年表が収録されており、これらも活用しがいがあります。
CDは年表にそって、講義内容のアウトラインを解説しています。
登校時や寝る前にその日にやった範囲の音声を着てみるのもありでしょう。
A君
「僕は朝の電車の中でやった内容をCDで復習しています。定着度が高くて便利ですね。」
まとめ
- 何度も読むこと!
- 必ず講義プリントを使う!
- 必ず先に全体像を把握すること
- 全体像は分かったので、細かい通史の内容を勉強したい
- 読むだけじゃ覚えられない…音声があったほうがいい!
- 志望校は難関私大だ!