- 日本史って暗記することが多くて大変
- どの時代に、誰が、なにをしたのかごちゃごちゃしてくる
- 時系列に並び替える問題が苦手
- どんなに勉強しても頭に入ってこない
といった悩みを持つ受験生は多いのではないでしょうか?
実はこの悩みを持つ受験生にはある共通認識があります。それは「日本史は単なる暗記科目である」ということ。
日本史の勉強に大切なのは、最初に「大きな流れを掴む(通史)」こと。
この「通史」を理解しているかどうかで、用語を暗記するときの定着度合いも大きく異なります。
この記事では、「通史」を理解するのにぴったりな参考書『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』の正しい使い方と勉強法ご紹介します!
『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』はこんな人におすすめ!
『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』シリーズの基本情報
- 習得にかかる時間
- 32時間(一冊8時間×4冊)
- レベル
- 定期テストからセンター試験・国立2次・早慶の土台作りにぴったり
- おすすめ度
- ★★★★★(日本史勉強の入門書として最適)
こんな人におすすめ!チェックリスト
- まずは日本史の時代の流れをざっと理解したい
- 日本史が苦手
- 細かい暗記をしていても頭に全く残らない
- 日本史の勉強を始めたばかり
- センター試験でしか日本史を使わない
- 文章少なめでビジュアル(イラストや地図)多めの参考書を使いたい
- 「いつ、誰が、どこで、何をしたのか」いつもごっちゃになる
こんな人にはおすすめできない!チェックリスト
- 日本史の流れは完璧!細かい用語の暗記をしたい!
「山川一問一答」、「石川晶康 日本史Bテーマ史講義の実況中継」がおすすめ! - 難関大志望で、かなり細かい部分まで試験で問われる
「日本史B標準問題精講」、「ヒストリア日本史精講問題集」がおすすめ! - 日本史の流れも用語も大体できた!次は問題演習をして問題形式に慣れたい
「9割とる!センター日本史」がおすすめ! - 時代の流れをアウトプットすることで、定着度合いを確認したい
「詳説日本史ノート」がおすすめ!
『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』は、以下の4冊のシリーズになっています。
- 原始・古代史
- 中世・近現代史
- 近現代史
- 文化史
他の通史勉強にオススメの参考書も見たい、メリットやデメリットをきちんと比べたい、という人は、こちらの記事もチェック!
日本史通史(全体像把握)の勉強法を知りたい人はこちらの記事もチェック!
『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』の使い方・勉強法!
基本的なカリキュラムのステップ
- 1周目
- 因果関係(「なぜ」や「流れ」)を意識しながら一通り読む。
- 2周目.
- 1周目で理解できなかった部分を重点的に、用語を意識して一通り読む。
- 3周目
- 用語を覚えることを意識して読む。
- 4周目
- 納得して理解できるまで何度も読む。
- 何度も繰り返す!
- 必ずアウトプットする!
この2つを守ることで、記憶が定着しやすくなります。
何度も繰り返す!
1周目は「なぜ」と「流れ」を意識しながら、2周目以降は用語を覚えることを意識しながら読みましょう。一度に一気に覚えようとするよりも、何度も反復することで記憶は定着します。
必ずアウトプットする!
『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』でインプットしながら、同時に他の参考書でアウトプットをすることで記憶の定着率は格段に上がります。
アウトプットをすることでまだ自分が理解できていない部分がわかるので、次回から重点的に勉強するべき内容が明らかになります。
アウトプット教材としてオススメなのは「詳説日本史ノート」です!
こんな使い方は要注意!使い方のコツ
1、『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』 使用上の注意
戦略02であげた2つの原則を、もう一度思い出しましょう。
- 何度も繰り返す!
- 必ずアウトプットする!
これ以外にも、『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』だからこそ気をつけてほしいことがあります。
『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』だけで満足しない!
『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』は、本のタイトルにもあるように「なぜ」と「流れ」、つまり「通史」を理解するための参考書です。
もう少し詳しく説明しましょう。日本史の正しい勉強の流れは以下の通りです。
①通史の勉強→②単語暗記→③問題演習
つまり通史の勉強は、日本史勉強のスタート地点に過ぎないのです。
『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』を使って通史が理解できたら、次は細かい知識を肉付けしていきましょう。それができたら問題演習に取り組みましょう。
このことについて、日本史勉強法の記事で詳しく述べているので、読んでみてください。
日本史単語暗記の勉強法はこちらの記事をチェック!
日本史問題演習の勉強法はこちらの記事をチェック!
2、こういう使いかたもある!最大限活用するコツ!
付属CDを活用する
『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』には、著者金谷先生のご本人の声で、日本史の流れを説明してくれる音声CDが付いています。一度読み終えたら聞いてみましょう。
- Aさんの例
- 通学電車の中でCDを聞いています。日本史の流れをラジオ感覚で聞けるので、楽しんで覚えることができます。
- Bさんの例
- 1周するごとに、参考書を見ながらCDを聞くようにしています。目と耳両方から頭に入ってくるので記憶に残りやすいです。
まとめ
- 何度も繰り返し読んでインプットする!
- 並行して他の参考書でアウトプットする!
- 『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』だけで満足しない!
- CDも有効活用できる!
- まずは日本史の時代の流れをざっと理解したい
- 日本史が苦手
- 細かい暗記していても頭に全く残らない
- 日本史の勉強を始めたばかり
- センター試験でしか日本史を使わない
- 文章少なめでビジュアル(イラストや地図)多めの参考書を使いたい
- 「いつ、誰が、どこで、何をしたのか」いつもごっちゃになる
もっと具体的に「このとおりに勉強すれば日本史の勉強は完璧、という参考書の流れが知りたい!」という方は、ぜひSTRUXの参考書マップを活用してください!
■ 参考書マップとは? ■
STRUXの「参考書マップ」は、受験までにやるべき勉強を「順番通りに」すべて洗い出したもの。「いつまでに」「どの順番で」勉強をすればいいかがひと目で分かるので、あとはこの通りに勉強するだけ!という状態になります。
- 「どの順番で」参考書に取り組めばいいかひと目でわかる!
- 「なぜこの参考書がおすすめなのか?」「かわりに使える参考書」もすべて紹介
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