千葉大学の世界史入試の対策法|入試内容を徹底分析
千葉大学の世界史入試の全体外観
千葉大学の世界史においては、基本的な単語を正しく暗記していることと、用語について説明型の論述能力を備えていることが重要になります。
単語の穴埋め問題をきちんと答えられるだけではなく、その内容を理解し、言葉で説明できるようにすることで、論述も含めた総合的な得点が伸びていきます。
千葉大学の世界史のレーダーチャート分析
解説
千葉大学の世界史のレーダーチャートはこのようになりました。通史理解を進め、入念に論述の練習を進める必要があります。一方単語のレベルとしてはセンター試験のレベルで十分です。
世界史の通史理解や単語暗記には相当な時間がかかるので、学校の授業も含めた計画的な学習で効率よく勉強を進めていきたいですね。論述についても長めの論述が出題されるので、しっかりと時間をとって対策すべき分野です。
通史理解
通史理解はレベル5。通史に関してはひととおり学習を進めておく必要があります。
通史理解は世界史の基礎になります。また、千葉大の論述では通史をきちんと理解できているかを問うような問題も多く出題されるので、ここを完璧にすることが論述対策にもなっていきます。
単語暗記
単語暗記はレベル3。単語問題も出題されますが、レベルとしてはセンターレベルの単語を完璧にしておくことで対策可能です。
論述の対策をするにしても、基本的な単語がわからないようでは対策が進みませんから、授業で習った範囲や通史理解の勉強を進めている範囲については早めから単語暗記をしてしまっても構いません。
論述
論述のレベルは4です。単語の説明問題や事件の内容説明、また「第一次世界大戦後の中東の変化」など書くべき内容が多岐にわたる大きなテーマの問題など、難易度の高い論述が課されます。
まず、単語の意味や定義を説明するような問題については確実に得点できるよう、一問一答の段階から内容を理解することを意識しましょう。また、大きなテーマの問題に関しては論述用の参考書で、夏休み頃から対策し始められると素晴らしいです!
千葉大学の世界史入試の対策法|具体的な勉強内容を分析
千葉大学の世界史でやるべき参考書リスト
通史理解カリキュラム
レベル0→1(高校授業レベル)
レベル1→5(センター・難関大レベル)
単語暗記カリキュラム
レベル0→3(センターレベル)
論述カリキュラム
レベル0→2(基礎レベル)
レベル2→3(MARCHレベル)
レベル3→4(難関大レベル)
対策の全体方針|千葉大学の世界史
千葉大世界史においては、以上のように通史理解と論述において高い能力が求められます。
通史理解は何もない状態から始めようとすると非常に時間がかかるので、学校の授業ペースを基本としながら進めると良いでしょう。またそれにともなって単語暗記も進められると、直前期に論述に時間を割くことができます。