受験期が近づくにつれて、予備校に通い始めたり、今まで全然勉強してなかったのに急に勉強し始める友達が増えてきますよね。
そんな中で自分が何も始められていないと、焦りを感じるかと思います。
しかし英語は、「英単語」「英文法」「英文解釈」「英文読解」「リスニング」などを勉強する必要があるため多くの勉強時間が必要です。そのため、焦って始めるのではなくスタートが肝心!
「そんなこと言われても何から始めたらいいかわからない!」という人におすすめの単語帳を紹介します。
「合格英単語600」はこんな人におすすめ!
「合格英単語600」の基本情報
- 習得にかかる時間
- 30時間
- レベル
- 受験基礎レベル
- おすすめ度
- ★★★(受験期前のスタートダッシュにおすすめ!)
英単語は大学受験英語を勉強する上で欠かせないものです。
英単語がわからないと長文を読むことは難しいですし、文法問題ではそもそも何を言おうとしているのかわかりません。
本書は大学受験頻出600単語に厳選されているので、負担が少なく、受験勉強のウォーミングアップにおすすめです!
こんな人におすすめ!チェックリスト
- シス単やターゲットは語数が多すぎてやる気が起きない!
- 今高校1,2年生で、受験勉強を始めたい!
- 英単語は中学レベルしかわからない!
- 英単語1つ1つに説明が欲しい!
- 長文を読んで何も内容がわからない
こんな人にはおすすめできない!チェックリスト
- 暗記は得意だからMARCHや早慶レベルの単語力を身につけたい!
ターゲット1900システム英単語がおすすめ! - 例文の中で英単語を覚えたい!
DUO3.0がおすすめ! - 単語はわかるけど熟語がわからない!
解体英熟語
がおすすめ!
「ほかの英単語帳も見てみたい!」「メリット、デメリットを比べてから決めたい!」「自分にあった単語帳を見つけたい!」という人はこの記事もチェックしてください!
「合格英単語600」の使い方・勉強法!
「合格英単語600」の構成の特徴
- 大学入試頻出の600単語に厳選されている
- 単語一つ一つに詳しい解説がついている
ほとんどの受験生は、最初から「システム英単語」「ターゲット1900」を使って英単語を勉強します。
しかし、中には「1900語もいきなり覚えられる気がしない!」とモチベーションが上がらなかったり、広く浅くになってしまって重要な語句が抜けてしまう人もいます。
そうならないために、まずは「合格英単語600」で基礎単語をがっちり固めましょう!
基本的なカリキュラムのステップ
1周目
- Step1.
- 1ページ分の見出し語をみて、その意味を覚える
- Step2.
- 完璧に覚えたら赤シートで意味を思い出せるかチェックする
- Step3.
- 思い出せなかった単語を再度覚え直す
- Step4.
- 完璧に覚えたら再度赤シートでチェックする
- Step5.
- step3.とstep4.を繰り返す
まず1周目は、『見出し語とその意味を覚えること』を最優先に行いましょう。
覚えられたと思ったら、赤シートでチェックするのを忘れないでください。1ページずつ確実に覚えていくと、すぐ忘れてしまうということは少なくなります。
さらにあらかじめ「毎日英単語を50語暗記する!」といった目標を立てて学習を進めていきましょう。
そうすれば、英単語を勉強する動機付けにもなります。英単語は時間が開くと忘れてしまうので、継続することが大切です。
2周目
- Step1.
- 1ページ分の単語の解説を読み、赤字になっている単語の意味を覚える
- Step2.
- 完璧に覚えたら赤シートで意味を思い出せるかチェックする
- Step3.
- 思い出せなかった単語を再度覚え直す
- Step4.
- 完璧に覚えたら再度赤シートでチェックする
- Step5.
- step3.とstep4.を繰り返す
1周目で見出し語を完璧に覚えられたら、次の2週目では『見出し語それぞれの解説』を読みましょう。
解説には、受験でよく出題される見出し語の対義語や、同じような意味を持つ単語が赤字で書かれています。
また、赤字でなくても受験で間違えやすいポイントや、見出し語の構造がとてもわかりやすく書かれています。
3周目
- Step1.
- 1ページ分の見出し語と、その解説を読んで赤字になっているところを覚える
- Step2.
- 完璧に覚えたら赤シートで意味を思い出せるかチェックする
- Step3.
- 思い出せなかった単語を再度覚え直す
- Step4.
- 完璧に覚えたら再度赤シートでチェックする
- Step5.
- step3.とstep4.を繰り返す
3週目は1,2週目のミックスです。見出し語とその意味、解説の赤字になっている部分を覚えましょう。
もし「解説の赤字まで覚えてると600語も覚えられない!」といった場合は、最低限600語の意味を完璧に覚えることに集中してください。解説の内容は受験期の後半になって時間が空いた時や受験直前に確認するのもいいですね!
- 600語を完璧に覚えることが最優先
- 解説を読んで赤字になっているところを暗記する
確かに書き写すのは面倒です。しかし、赤シートで覚えるのには弱点があります。
それは、単語の配置や順番で意味を暗記してしまうところです。試験では単語帳の並びのままで出題されるはずがないので、『配置や順番で記憶していた単語の意味が思い出せなくなってしまう』ということがあります。
暗記カードなら順番をバラバラにできるから、いつでもどこでも単語の意味を聞かれた時に答えられるようになります!
「英文法の参考書も見たい」「単語と同時に英文法を進めたい」という人は、こちらの記事もチェック!
こんな使い方は要注意!使い方のコツ
「合格英単語600」の使用上の注意
戦略02であげた2つの原則を再び思い出しましょう!
- 600語を完璧に覚えることが最優先
- 解説を読んで赤字になっているところを暗記する
応用的な単語は別の単語帳で覚える必要がある
「合格英単語600」は、受験生なら絶対覚えておかなきゃいけない単語を確実に覚えるために使う単語帳です。
「志望校が日東駒専以上だ」という人は、別の単語帳で応用的な単語を覚える必要があります!
特に早慶レベルになってくると長文問題に出てくる単語は難しいです。志望校のレベルが高い人は、できるだけ早く600語マスターして応用的な単語も覚えましょう!
「自分にあった単語帳を見つけたい!」という人はこの記事もチェック!
1周に時間をかけるより、何周も繰り返す
誰でも一回学習したことを忘れてしまいます。
すごく時間をかけて一回覚えるのと、サクッと覚えて確認して、全部覚えられていたらすぐ次へ進むのでは定着率は変わりません。なので忘れた頃に再び周回しましょう!
そうすれば、短い期間でより定着させることができるようになります!
少し期間を開けて、忘れた頃に取り組むのが効果的です。
- Aくんの例:
- 僕は受験勉強を始める前、学校で配られた「システム英単語」を覚えることから始めようとしていました。しかし、いざ始めるとなかなかモチベーションが上がらず続けて学習することができませんでした。
まだ受験本番まで時間があるという余裕と、覚える単語の多さやる気を失ってしまいました。
しかし、ある日の英語の授業で自分の単語力のなさ、このままではまずいという気持ちが強くなりました。
そこで「システム英単語」に変わって手にしたのが「合格英単語600」です。「600語だったら1日30語覚えれば20日で覚えられる!」と思い、楽な気持ちで単語を覚えることができました!「合格英単語600」をマスターしたのちに再び「システム英単語」で応用的な単語の学習に取り組みました。
「合格英単語600」で単語を覚える力がついたので最初取り組んだ時よりはるかに覚えやすかったです。
「合格英単語600」には、意味は知らなくてもスペルで意味を推測する方法も解説に載っていたのでそれが生かされたのだと思います!「単語を覚えるのが苦手だ!」と思う受験生や受験勉強を始める前の高校生におすすめです!
まとめ
- 600語を完璧に覚えることが最優先
- 解説を読んで赤字になっているところを暗記する
- 応用的な単語は別の単語帳で覚える必要がある
- 1周に時間をかけるより、何周も繰り返す
こんな人におすすめ!チェックリスト
- シス単やターゲットは語数が多すぎてやる気が起きない!
- 今高校1,2年生で、受験勉強を始めたい!
- 英単語は中学レベルしかわからない!
- 英単語1つ1つに説明が欲しい!
- 長文を読んで何も内容がわからない
もっと具体的に「このとおりに勉強すれば英語の勉強は完璧、という参考書の流れが知りたい!」という方は、ぜひSTRUXの参考書マップを活用してください!
■ 参考書マップとは? ■
STRUXの「参考書マップ」は、受験までにやるべき勉強を「順番通りに」すべて洗い出したもの。「いつまでに」「どの順番で」勉強をすればいいかがひと目で分かるので、あとはこの通りに勉強するだけ!という状態になります。
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