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教科書レベルを超えた物理力を身につけたい!

教科書レベルを超えた物理力を身につけたい!






戦略1. 模試の問題が解けない理由は?

- 公式や用語が覚えられていない(教科書レベルの理解が十分でない)
- 公式や用語を理解し覚えているがうまく使えていない
1つめの理由はそもそも教科書に書いてある公式や用語の理解や記憶が十分でないという理由です。この場合に関しては教科書の勉強法からしっかりと見直すのが良いため、次の記事を読んでみてください。
物理教科書理解(執筆中)
2つ目の理由は先ほどあげた1つ目の理由はクリアしていて教科書レベルの理解はできているが、少し上のレベルの問題を解くときにどのように公式を使ったらいいかわからないというような場合です。








物理の入試問題は多くが典型問題と言われるもので典型的な解き方=定石をしっかりと身に着けていないと解けなかったり、解くことができても時間がかかったりすることが多いです。逆に定石をしっかりと身につけることで入試物理は断然有利になります。

戦略2. なにをすればいい?
ここからは、具体的に何をすればいいのかを見ていきましょう。
2-1 教材は何を使えばいい?
定石を身につけるには問題演習をこなすのが一番です。演習教材としては教科書の一歩上の問題集が最適です。
具体的には次の2冊がおすすめです。
物理のエッセンス
教科書の次の1冊に丁度良い難易度、また問題量が豊富なので定石を身につけるための演習教材に最適です。
・物理重要問題集―物理基礎・物理
こちらも問題量が豊富なので演習教材として優良です。難易度は物理のエッセンスよりも少し高いです。

2-2 どうやって勉強すればいい?
次に先ほど紹介した演習教材を使ってどのように勉強していけばいいのかを解説していきます。

- Step1
- やる分野・範囲を決める
- Step2
- 問題を一通り解く
- Step3
- 解説を読んでわからなかったポイントをチェックする
- Step4
- 解けなかった問題をもう一度自力で解いてみる
- Step5
- 後日すべての問題をもう一度解く
①やる分野・範囲を決める
問題集1冊に掲載されている問題の量は膨大で冒頭から最後まで一気に解いていくのは大変なので、目標を細かくしましょう。
そのためには、その日やるべき分野・範囲をしっかり決めることが重要。例えば「力学の単振動の範囲をやる」といったような形で、その日学習する範囲をしっかりと決めていきます。
②問題を一通り解く
やる問題が決まったら問題をまずは自分の力で解いてみましょう。解いている途中で公式が思い出せなくなった場合は、すぐに教科書を見るのではなく、自分でしばらく考えてみて、それでも思い出せなければ一度教科書を見て問題を解き進めていきましょう。
また、解答の指針が全く立たないと感じた場合は、とりあえず5分間解説を見ずに考えてみることが重要です。それでも全くわからないときは解説の最初の方針の部分を読んで、ここからは自分で解けそうだなと思ったら再度自力で解いてみるようにしましょう。

③解説を読んでわからなかったポイントをチェックする
問題が解き終わったら解説を読んでわからなかったポイントを明確にしていきます。このとき、答えが合っていた問題でも必ず解説を一度は読むようにしましょう。これは解説に載っている解き方の方がより簡単に解ける場合があるためです。

④解けなかった問題を再度自力で解いてみる
解説を読んで十分理解できたと思ったら、すぐに再度自力で問題を解いてみましょう。すぐに解くというのが、自分に身についていなかった解き方を自分のものにするのに有効です。できる限り間を空けないようにしましょう。

⑤後日すべての問題をもう一度解く

ここでまた解けなかった場合は③に戻ってしっかりと復習するようにしましょう!
2-3 いつ始めればいい?






まとめ
・定石を理解すると公式がうまく使えるようになり教科書の一歩先の問題が解けるようになる!
・過去問演習が始まる前に定石理解を完璧にしよう!
