千葉大学


千葉大学 日本史の対策

難関国立・千葉大学の日本史は、一問一答形式の問題に加え、合計800~1000字の論述も出題されるレベルの高い試験。そんな千葉大日本史だからこそ、きちんと傾向をつかんで必要な対策を絞っていくことが重要です。
この記事では、千葉大学日本史の攻略に必要なすべての情報をレベルごとにお伝えしていきます。

千葉大学・日本史の出題傾向

例年、千葉大学の日本史は、大問3つで構成されています。第1問~第3問いずれも設問文が与えられ、語句の穴埋め問題や一問一答形式の問題が出題されます。さらに、全体を通して150字~200字の論述問題が5~6問含まれています。一問一答形式で答える力、歴史の流れの把握、資料を読み込む力、論述力が問われます。教科書の読み込みや論述などの対策が必要です。

千葉大学日本史の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。

  • 第1問 総合問題(一問一答形式の小問が3~4つ、150~200字の記述が1つ)
  • 第2問 総合問題(一問一答形式の小問が3~4つ、150~200字の記述が1つ)
  • 第3問 総合問題(一問一答形式の小問が1つ、150~200字の記述が3つ)

例:第1問:総合問題

第1問は古代分野から出題されます。与えられた400字前後の資料を読み、設問に答える形式になっています。小問が3~4つ、そのうち1つは100~200字の論述で、他は一問一答形式になっています。論述は指定語句を盛り込む形式になっています。
問題を解くためには、大前提として「教科書レベルの知識」「歴史の流れ」「出来事の背景や意図」を理解できている必要があります。その上で与えられた資料を読み解かせ、史料の内容に沿って答えさせるという問題形式になっています。

第2問:総合問題

第2問は中世・近世分野から出題されます。与えられた400字前後の資料を読み、設問に答える形式になっています。小問が3~4つ、そのうち1つは100~200字の論述で、他は一問一答形式になっています。論述は指定語句を盛り込む形式になっています。
第1問同様、「教科書レベルの知識」「歴史の流れ」「出来事の背景や為政者の意図」を理解した上で資料を読み解く力が問われています。

第3問:総合問題

第3問は中世・近世分野から出題されます。与えられた400字前後の資料を読み、設問に答える形式になっています。小問が4~5つ、そのうち3~4つは100~200字の論述で、他は一問一答形式になっています。論述のうち、1問は指定語句を盛り込む形式になっています。
第1問同様、「教科書レベルの知識」「歴史の流れ」「出来事の背景や為政者の意図」を理解した上で資料を読み解く力が問われています。

第1問~第3問については、文化史も含めて満遍なく出題されます。範囲を偏らせることなく、満遍なく学習する必要があります。

千葉大学日本史の時間配分の例

千葉大の日本史は80分です。
論述問題は時間がかかるので、一問一答形式や穴埋め問題にまず着手するのが得策です。

時間配分の例

00:00 論述以外(20)
00:20 論述(60)

まずは論述以外の問題を解き、論述は解きやすそうな問題から順に解答するようにしましょう。

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千葉大日本史で必要な学力レベル

千葉大日本史は、教科書レベルを超えた知識は必要ありません。しかし、逆に教科書レベルの知識は全て網羅している必要があります。また「710年といえば平城京」という一問一答形式の覚え方だけでは論述に太刀打ちできません。「なぜ平城京をつくる必要があったのか、国内・国際的にどのような事情があったのか、結果はどうだったのか」というように、背景や理由などを論じる想定で勉強する必要があります。総じて、非常にレベルの高い試験と言えます。

通史理解

通史理解はレベル5。歴史の流れや背景をしっかりと理解し、説明もできるようになっておく必要があります。
論述トレーニングに時間を取られるので、早い段階に完成させておきたいですね。

単語暗記

単語暗記はレベル3。教科書レベルの単語知識があれば問題ありません。2次試験では単語をピンポイントで答える問題は出題されませんが、共通テスト対策として勉強しておきましょう。

短文論述

短文論述は5。千葉大の2次試験では、60字の論述問題も出題されます。少ない字数でまとめられるようトレーニングする必要があります。

論述

論述は4。千葉大の2次試験では最長で200字の論述問題が出題されます。200字の中でポイントを逃さず、かつ分かりやすい文章を作成できるようにトレーニングしておく必要があります。

千葉大学日本史が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、千葉大学の日本史で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、ある程度基礎はできている!これから千葉大学に特化していきたい!という人は途中から読み進めてもOKです。

日本史の基本、歴史の流れ=通史をなるべく早く身につけるカリキュラム

日本史が「苦手!」という場合は、まずは苦手意識を払拭するため、基礎の基礎レベルの問題集から取り組むべきです。以下のチェックリストに当てはまる場合は、1番基本的な問題集から取り組むようにしましょう。

  • 教科書に載っている内容や学校の授業を正直ほとんど理解できていない
  • 日本史がそもそも苦手
  • 学校の授業を全然聞いていなくて、テストでも赤点ギリギリ

これらに1つでも当てはまる場合は、以下の参考書からスタートしましょう。

この参考書では、日本史が苦手な人向けに、通史を簡潔に説明しております。本格的な勉強は高校2年生の後半からのスタートでいいですが、スキマ時間に読んでおくと日本史に慣れ親しむことができます。

先のチェックリストに当てはまらない場合は、映像授業などを通した教科書レベルの内容理解と復習に進みましょう。

「スタディサプリ」などの映像授業を活用し、まずは歴史の大きな流れを掴めるようにしましょう。学校の授業の進度を確認しながら進めるのがポイントです。
また、初めから一問一答で演習すると単語を丸暗記するだけになってしまいます。歴史の流れの復習も兼ねて単語を覚えるには、穴埋め形式の問題集がおすすめです。

次に進むポイント

下記のような状態になったら、次のステップに進みましょう。

  • 日本史の苦手意識が少し薄れてきた
  • 細かい単語は覚えていなくても、日本史の歴史の流れ全体や出来事はすべて把握できた
  • 映像授業や学校の授業の内容はすべて理解できた

千葉大入試の問題を解けるようになるためにレベルを上げていこう

千葉大入試や共通テストで高得点を獲るには、教科書を暗記・理解するだけでは不十分です。設問を読み、暗記した内容を解答用紙に記入できることが大前提です。ここからは頻出の解法を固めていくことで、まずは入試問題を解くための「武器」を身につけていきます。

センター試験の過去問は良問が多く、演習としても通史理解としても利用できます。

  • 単語暗記センター試験過去問

次に進むポイント

下記のレベルまで達したら、次の段階に進みましょう。

  • 日本史に対する苦手意識がなくなった
  • 通史を理解し、人に説明できるようになった

千葉大入試で合格点を取るための日本史の総仕上げ

いよいよ、千葉大の2次試験で高得点を獲るための仕上げ段階に入りました。
定石問題の解法は身についたので、あとは千葉大入試に向けて絞り込んでいくだけ。入試は定石問題の組み合わせで出題されるので、既に入試問題を解く能力は身に付いているはずです。あとは実践慣れをする意味でも、実際の入試問題をどんどん演習していきます。

基本的な参考書をやり終えたら、千葉大の過去問や千葉大の入試に似た問題形式で仕上げていきます。千葉大独自の形式の問題は、過去問を解いてみないとコツが掴めません。できるだけ多く過去問を解くことをお勧めします。

過去問は最低でも直近10年は時間を測って取り組みましょう。「どの順番で解くのが自分にとってベストか」を把握できるようになります。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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