明治大学


明治大学 生物の対策

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

  • 2025年度入試から学習指導要領の変更に伴い、各大学の入試配点や出題範囲の変更が予定されています。順次更新していますが、一部古い情報が含まれている可能性もあるので、記事の更新日を必ずご確認ください。

MARCHのひとつである明治大学の生物は、基本的な問題を中心に、やや発展的な内容や計算問題に対応できる知識が問われる試験。そんな明治大学生物だからこそ、きちんと傾向をつかんで必要な対策に絞っていくことが重要です。

この記事では、明治大学生物の攻略に必要な情報をすべて、レベルごとにお伝えしていきます。

明治大学の生物出題傾向

例年、遺伝、生殖と発生、生態の分野が頻出です。基本的な語句の問題に加え、実験の考察問題や計算問題も出題されているので、こういったやや発展的な問題に対応できるかがカギとなります。明治大学の生物の特徴として、問題文が長くマーク式設問の選択肢が多いことが挙げられます。難易度は標準レベルの出題が多いため、定石問題に対して素早く解答できるようにしておきましょう。

明治大学・生物の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。

  • 第1問 マーク式設問
  • 第2問 マーク式設問
  • 第3問 マーク式設問
  • 第4問 マーク式設問

解答形式はすべてマーク式であるものの、計算問題や実験考察問題などのやや発展的な問題が出題されることもあります。基本的内容が多いため、素早く確実に解答できることが求められます。正しい解答の組み合わせを選択する形式があることも明治大学生物の特徴です。

明治大学生物の時間配分の例

明大の生物は60分で、大問が4つ、問題数は50程度です。基本的な語句の問題に加え、実験の考察問題や計算問題も出題されているので、そういった発展的な問題に時間を割けるよう、基本問題は素早く解答していくことが必要です。問題の文章量が多いため、日頃の問題演習から解答時間を意識しておきましょう。

時間配分の例

00:00 第1問 マーク式設問(12)
00:12 第2問 マーク式設問(12)
00:24 第3問 マーク式設問(12)
00:36 第4問 マーク式設問(12)
00:48 見直し(12)

実験の考察問題や計算問題では思わず時間をとられてしまうこともあります。わからなければ一旦とばして確実に解答できる基本問題を全て終わらせてから、じっくり取り組むとよいでしょう。また、そのためにも、基本問題にあまり時間をかけないのが重要です。

明治大生物で必要な学力レベル

明大の生物では、基本問題や標準問題に加え、実験の考察問題や計算問題も出題されます。教科書や参考書をよく見ると載っているような実験が出題されることも多々あります。得点に差がつくのはこのような応用問題になるため、教科書などでは用語を暗記するだけでなく、その根拠や過程についても意識的に学んでおきましょう。

レーダーチャート

ここでは、学習塾STRUXが使用しているレーダーチャート分析をもとに、明治大学の生物に必要な参考書・レベルをチェックしていきます。

明治大学のレーダーチャートはこのようになります。

明治大学生物が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、明治大学の生物で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、ある程度基礎はできている!これから明治大学に特化していきたい!という人は途中から読み進めてもOKです。

生物の基本、教科書レベルがきちんと定着しているかのチェック

生物の勉強は学校の授業と並行して行うことでスムーズにすすめることが出来ますが、多くの学校では進度が遅く、高3の冬入試ギリギリまで終わらないということもしばしば。高3の夏前には終わらせておかないと、明大に特化した問題に取り組む時間が足りなくなってしまいます。

これまで習った範囲の復習も含め、以下の参考書で全範囲の知識の網羅と定着を並行して行います。

「スタディサプリ」などの映像授業を活用し、教科書レベルの基本知識を確実なものにしていきます。いきなり問題を解くことはできないため、まずは映像授業の視聴と付属の問題を解くことで身につけていきましょう。

「リードα」「セミナー」などは適宜学校で配布されたもので似たようなものを使っても構いません。学校で配布されない場合、中古のものの購入や市販の「エクセル生物」などを活用しましょう。問題数が多くレベルも幅広いため、知識の定着にも入試レベルへの飛躍にも最適です。

次に進むポイント

  • 生物の苦手意識が少し薄れてきた
  • 生物でどういう範囲があって、どんな問題が出るのか把握している
  • 映像授業や学校の授業の内容はすべて理解できた

明治大入試を解くための「定石」を把握する問題演習

明治大入試や共通テストレベルの問題を解けるようになるには、理解だけでなく理解したことを問題を解く際に実践できることが大前提です。ここからは頻出の解法を固めていくことで、まずは入試問題を解くための「武器」を身につけていきます。

次に進むポイント

  • 「基礎問題精講」で8割くらいは解ける
  • センター試験の過去問で80点くらいは取れる

明治大入試レベルまで引き上げる!入試形式の問題で演習

定石問題は身についたので、あとは明治大入試に向けて絞り込んでいくだけ。入試問題は定石問題の組み合わせで出題されますから、実際の入試問題をどんどん演習していきます。特に明治大学では遺伝子、生殖と発生、生態に関する問題が頻出のため、実験考察問題や計算問題にも対応できるようたくさんの問題に触れておきましょう。

基本的な参考書をやり終えたら、明大の過去問や明大形式に似た問題で仕上げていきます。特に特徴的な問題は過去問を解いてみないと解くコツが掴めないので、意識していきましょう。

  • 過去問赤本(5〜10年分)

直近10年ほどの過去問は赤本で時間を測って取り組みましょう。実際に各問題をどの順番で解くのが効率的か、というのを意識できるようになります。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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