立教大学


立教大学 生物の対策

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

  • 2025年度入試から学習指導要領の変更に伴い、各大学の入試配点や出題範囲の変更が予定されています。順次更新していますが、一部古い情報が含まれている可能性もあるので、記事の更新日を必ずご確認ください。

難関私立大学MARCHの一つである立教大学の生物は、基本的な知識だけでなく、より高度な応用知識が問われる試験。そんな立教大学生物だからこそ、きちんと傾向をつかんで必要な対策に絞っていくことが重要です。

この記事では、立教大学生物の攻略に必要な情報をすべて、レベルごとにお伝えしていきます。

立教大学の生物出題傾向

例年、遺伝の分野が頻出です。また、動物の反応やタンパク質に関する問題も出題が高いです。教科書では見られない実験やグラフに関する出題もあり、初見の問題に対しても対応できる応用力が必要です。考察、知識、計算問題がバランスよく出題される傾向にあり、論述問題が出題されることもあります。教科書では対応の難しいレベルの応用問題も多々出題されるため、過去問を使って入念に対策しましょう。

立教大学・生物の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。

  • 第1問 マーク・記述式設問
  • 第2問 マーク・記述式設問
  • 第3問 マーク・記述式設問
  • 第4問 マーク・記述式設問

毎年、やや難易度が高い計算問題や、実験考察問題が出題されています。知識だけでなく、図や実験の内容を正確に読み取る読解力と思考力が問われます。

立教大学生物の時間配分の例

立教大の生物は75分です。大問は4つなので、1つを15分強で解く必要があります。空所補充や用語に関する記述などの基礎知識問題と、実験考察や計算などの応用問題が織り交ぜてあるため、基礎知識問題で時間をかけすぎず、応用問題にじっくり取り組むようにしましょう。

時間配分の例

00:00 第1問 マーク式・記述式設問(15)
00:15 第2問 マーク・記述式設問(15)
00:30 第3問 マーク・記述式設問(15)
00:45 第4問 マーク・記述式設問(15)
01:00 見直し(15)

記述式の設問については、正確に理解した知識を的確にアウトプットできればスムーズに解ける問題もあります。確実に点数を取れるものを時間に余裕をもって終わらせ、応用問題に取り組むとよいでしょう。大問によってややばらつきがありますが、分量が多いため、過去問演習を通して時間配分に慣れましょう。

立教大生物で必要な学力レベル

立教大学の生物では、標準レベルの問題に加え、やや難易度の高い計算や実験考察などの応用問題が出題されます。応用問題が解けるかどうかがカギにになるため、学んだ知識をきちんと活用できるよう、演習を繰り返して慣れておきましょう。

レーダーチャート

ここでは、学習塾STRUXが使用しているレーダーチャート分析をもとに、立教大の生物に必要な参考書・レベルをチェックしていきます。

立教大学のレーダーチャートはこのようになります。

立教大学生物が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、立教大学の生物で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、ある程度基礎はできている!これから立教大学に特化していきたい!という人は途中から読み進めてもOKです。

生物の土台、教科書レベルがきちんと身についているかのチェック

生物の勉強は学校の授業と並行して行うことでスムーズにすすめることが出来ますが、多くの学校では進度が遅く、高3の冬入試ギリギリまで終わらないということもしばしば。高3の夏前には終わらせておかないと、やや難解な立教大の問題に特化した対策ができないまま本番を迎えてしまいます。

これまで習った範囲の復習も含め、以下の参考書で全範囲の知識の網羅と定着を並行して行います。

「スタディサプリ」などの映像授業を活用し、教科書レベルの基本知識を盤石にしていきます。いきなり問題を解くことはできないため、まずは映像授業の視聴と付属の問題を解くことで身につけていきましょう。

「リードα」「セミナー」などは適宜学校で配布されたもので似たようなものを使っても構いません。学校で配布されない場合、中古のものの購入や市販の「エクセル生物」などを活用しましょう。問題数が多くレベルも幅広いため、知識の定着にも入試レベルへの飛躍にも最適です。

次に進むポイント

  • 生物の苦手意識が少し薄れてきた
  • 生物でどういう範囲があって、どんな問題が出るのか把握している
  • 映像授業や学校の授業の内容はすべて理解できた

立教大入試を解くための「定石」を把握する問題演習

立教大入試や共通テストレベルの問題を解けるようになるには、理解だけでなく理解したことを問題を解く際に実践できることが大前提です。ここからは頻出の解法を固めていくことで、まずは入試問題を解くための「武器」を身につけていきます。立教大では知識を応用する思考力が求められるため、「なぜ」と考える意識をもって様々な問題に取り組みましょう。

次に進むポイント

  • 「基礎問題精講」で8割くらいは解ける
  • センター試験の過去問で80点くらいは取れる

立教大入試レベルまで引き上げる!入試形式の問題で演習

定石問題は身についたので、あとは立教大入試に向けて絞り込んでいくだけ。入試問題は定石問題の組み合わせで出題されますから、実際の入試問題をどんどん演習していきます。
特に、立教大生物の特徴である教科書に記載のない実験やグラフの問題については念入りに取り組み、初見の問題に対する応用力を鍛えましょう。

基本的な参考書をやり終えたら、立教大の過去問や立教大形式に似た問題で仕上げていきます。特に特徴的な問題は過去問を解いてみないと解くコツが掴めないので、意識していきましょう。

  • 過去問赤本(5〜10年分)

直近10年ほどの過去問は赤本で時間を測って取り組みましょう。大問によって分量が多かったり、難易度が高く時間のかかる問題があったりするので、実際にどの順番で解くのか、どういった時間配分で解くのかを意識して練習しておきましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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