明治大学の日本史入試の対策法|入試内容を徹底分析
明治大学の日本史入試の全体外観
明治大学の日本史の入試は、通史理解・単語暗記の高い完成度が求められます。政治経済学部を志望する人は論述問題も出題されるので対策が必要です。
解答形式はマークシート式と記述の両方で出題され、問題形式は空欄補充問題と史料問題が全ての学部で出題されます。そのため見てわかるだけではなく答えを書ける能力を養っていかなければなりません。以下を参考に合格できる力をつけていきましょう。
明治大学の日本史のレーダーチャート分析
解説
明治大学の日本史のレーダーチャートはこのようになりました。全ての学部で通史理解と単語暗記の高い完成度が求められます。特に政治経済学部では論述の対策もしなければならないので、すべての分野において高い完成度が求められます。
また国際日本学部では外交史が頻出したり、商学部では商業史が頻出したりと、学部ごとに頻出分野がやや異なります。ですが、まずはどの学部でも基礎固めをしなくてはなりませんので通史理解や単語暗記を一通り完成させてから頻出分野を対策していくようにしましょう
通史理解
通史理解はレベル5。政治・経済・外交などのさまざまなテーマ史を細かく理解していく必要があります。例えば国際日本学部では日本での出来事が海外にどのような影響を及ぼしたのかなどを理解できる力が求められます。
また出来事の背景知識や、なぜそれが起きたのか、起きたことによってどんな影響があったのか、まで理解できると論述問題の対策にもつながります。ですので政治経済学部を受験する人は特に意識して通史理解をしていきましょう。
単語暗記
単語暗記はレベル5。教科書に載っているレベルの内容を超えるほど難易度の高い単語は求められませんが、史料なども覚えておく必要があります。
また、出題される問題の4割は記述式ですので入念に記述対策を行う必要があります。ただ覚えるだけではなく漢字の書き間違えなどしないように覚えたものを正確に書き出せる力が求められます。ですので、『実力をつける日本史100題』などを活用してしっかり演習していきましょう。
論述
論述はレベル0。政治経済学部を志望する人は論述をレベル3まで仕上げていく必要があります。
まずは参考書を活用して正しい論述の仕方を身につけることを目標に演習しましょう。また論述は自分で採点することが難しいので客観的に評価してくれる先生などに添削してもらうと良いと思います。
政治経済学部を志望する人以外は特に対策する必要はありません。
明治大学の日本史入試の対策法|具体的な勉強内容を分析
明治大学の日本史でやるべき参考書リスト
通史理解カリキュラム
レベル0→1
レベル2→5
単語暗記カリキュラム
レベル0→35>
レベル3→4
レベル4→5
論述カリキュラム
レベル0→25>
レベル2→3
対策の全体方針|明治大学の日本史
明治大学の日本史は、以上のように日本史の幅広い分野について、高いレベルに仕上げていくことが求められています。
教科書に載っているレベルを超えた癖の強い奇問が出題されることはほとんどありません。ですが出題されるテーマ史は多岐にわたり、細かく内容を把握していることが求められますので取りこぼしがないように学習する必要があります。参考書でしっかり力をつけた後、過去問を活用して各学部の対策をしていきましょう。