データベースシリーズの中でも、ここで紹介する『データベース1700』は初心者向けの英単語帳です。「学校で配られた単語帳のレベルについていけない」「初めての単語帳何を選んだらいいのか分からない」そんな悩みを抱えた人にオススメの一冊です。この一冊を通じて英単語の基礎が身につくので、内容をマスターして受験勉強のスタートラインに立ちましょう!
『データベース1700』使い方と勉強法
『データベース1700』はこんな人におすすめ!
データベース1700の基本情報
- 収録単語数
- 英単語1060個
- レベル
- 中学レベルから定期テストまで対応可能
- 持ち運びやすさ
- ★★★☆☆(手のサイズにフィット。電車でも勉強しやすい)
- おすすめ度
- ★★★★☆(高校最初の英単語帳といえばコレ!自信を持っておすすめできる)
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 英語が苦手、中学レベルの単語でも不安
- 共通テスト英語でまだ3割も解けない、長文読解の文章内の単語がほとんど分からない
- 高1、2生で英語の授業になかなかついていけてない
- 英単語は基礎の基礎から始めたい!
- 音声CDを使いながら英単語を覚えていきたい!
こんな人にはおすすめできない!チェックリスト
- 共通テストで6割以上とれる
ターゲット1900がおすすめ! - 共通テストで4~5割程度とれる
データベース3000
ターゲット1400がおすすめ! - 例文の中で英語を覚えたい!
速読英単語がおすすめ!
データベースシリーズ(1700・3000・4500・5500)のレベル分けについて
- 1700:基礎レベル(中学レベル)
- 3000:標準レベル(高校定期テスト~センター)
- 4500:標準~難関(センター~MARCH)
- 5500:難関~超難関(MARCH~難関大)
とされています。共通テストで6割程度取れる人はデータベース3000かデータベース4500に取り組むことを推奨します。
ほかのおすすめ単語帳も見たい、メリットやデメリットをきちんと比べたい、という人は、こちらの記事もチェック!
『データベース1700』の使い方・勉強法!
基本的なカリキュラムのステップ
1周目
- Step1.
- 1ページの単語の意味を見て覚える
- Step2.
- 覚えたと思ったら、赤シートで単語を隠して、意味が言えるかテストする
- Step3.
- 意味がいえなかった単語をもう1度覚える
- Step4.
- もう一度赤シートでテストする
- Step5.
- これを100単語分繰り返す
とにかく1周目で一番大切にして欲しいのはその日の範囲の単語はその日のうちに覚えることです。1度覚えてしまえば2、3周目の効果が倍増します。逆に、覚えないで2、3周目に突入すると1周目と同じことの繰り返しになってしまいます。
2周目
- Step1.
- 1ページの単語の意味を見て覚える
- Step2.
- 覚えたと思ったら、赤シートで単語を隠して、意味が言えるかテストする。意味が言えなかった単語にはチェックをつける
- Step3.
- 意味がいえなかった単語をもう1度覚える
- Step4.
- もう一度赤シートでテストする。チェックがついている単語は3回連続で意味が言えたらチェックを外す
- Step5.
- これを100単語分繰り返す
2周目では間違えた単語に対しての覚え直しを徹底していきます。1周目では1度覚えればよかったが2周目では記憶に定着させるために覚え直しを徹底していきます。そのために、間違えた単語には3度チェックを行い記憶の定着を図っていきます。
3周目
- Step1.
- 1ページの単語の意味を見て覚える
- Step2.
- 覚えたと思ったら、赤シートで単語を隠して、3秒以内に意味が言えるかテストする。言えなかったらチェックをつける。
- Step3.
- 3秒以内に意味が言えなかった単語をもう1度覚える
- Step4.
- もう一度赤シートでテストする。チェックがついている単語は3回連続で意味が言えたらチェックを外す
- Step5.
- これを100単語分繰り返す
3周目はアウトプットを徹底するために解答時間3秒の制限をつけました。『データベース1700』に出てくる単語は、意味が分かるだけではなく英作文で自由に扱えるようにしなければならない基礎の単語ばかりです。そのため最終的には、解答時間以内にすべての単語を言えるようにしましょう!
- なんども繰り返す!
- かならずテストする!
この2つを守ることで、記憶が定着しやすくなります。
同じ範囲でも、間隔をあけて何周も取り組みましょう。人間は忘れる生き物。1周目は半分くらい忘れてしまってもいいや!くらいのつもりで覚えるようにしましょう。そのかわりに何周も取り組むことによって、だんだんと覚えられるようになってきます。
そして、その定着をさらに確実にするためには、必ず「テスト」することです。
ただ眺めるより、何かの刺激を与えたほうが格段に覚えやすくなります。そのために、「なんとかして思い出そう」という段階をふむのです。それによって、脳に負荷がかかり、そのときは思い出せなくても次回以降の記憶定着につながります。
このことについて、英単語勉強法の記事で詳しく述べているので、読んでみてください。
こんな使い方は要注意!使い方のコツ
『データベース1700』 使用上の注意
2つの原則を、もう一度思い出しましょう。
- なんども繰り返す!
- 必ずテストする!
これ以外にも、『データベース1700』だからこそ気をつけて欲しいことがあります。
赤文字の意味しか覚えない
赤文字の意味を覚えるだけでもある程度の意味は理解できます。しかしながら、それだと単語帳の能力をすべて引き出せているわけではありません。動詞と名詞で意味が異なる単語も存在するので単語の意味を1つずつ確認しながら進めていきましょう。そうすることで、実践で役立つ単語力が身につきます。
音声を利用して学習を進めていく
音声を使って覚えることで、視覚と聴覚の2つから情報が入ってくるのでより記憶に残りやすくなります。耳で聞いた後はその発音を真似して自分で発音してみましょう。また、ここで出てくる単語は基本的にリスニングでも出てくる単語なので、発音もしっかりと覚えておきましょう。
こういう使いかたもある!最大限活用するコツ!
付属の音声CDを使う
『データベース1700』には付属の音声CDがついてきます。そのため、上述したように音声を利用した学習がしやすいです。また、音声をいつでもどこでも聞けるようにすることで隙間時間にも英単語を勉強することができます。
A君の例:
音声をウォークマンにダウンロードして聞いています。満員電車など単語帳が開けないときでも勉強することができるので通学中は必ず聞いています。CDを聞き流すだけで何となく意味を覚えることができるので自分は愛用しています。
別売の英単語ノート
データベースシリーズには別売の英単語ノートが存在します。そのため、書いて覚える方が覚えるといった人にとっては相性がいいです。また、書いて覚えることでスペルの確認をすることもできるので『データベース1700』のような基礎の単語を使えるようにする練習にもなります。
B君の例:
自分は書かないと覚えられないんです。そのため別売の英単語ノートに助けられています。自分は単語帳で意味を覚えた後の復習でこのノートを使っています。ひたすらに書くのではなく1回1回丁寧に書くことで意味を復習させることができます。
まとめ
- 「何度も繰り返す」「テストをする」
- 音声CDを積極的に有効活用しよう!
- 英語が苦手、中学レベルの単語でも不安
- 共通テスト英語でまだ3割も解けない、長文読解の文章内の単語がほとんど分からない
- 高1、2生で英語の授業になかなかついていけてない
- 英単語は基礎の基礎から始めたい!
- 音声CDを使いながら英単語を覚えていきたい!
『データベース1700』と同じレベルの英単語を知りたい!
『データベース1700』の次のレベルの英単語を覚えたい!
英単語の勉強法についてもういちどおさらいしたい!
自分にあった単語帳を知りたい!もっと詳しく比べたい!
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