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『入門英文解釈の技術70をマスターせよ』 基礎レベル

『入門英文解釈の技術70をマスターせよ』 基礎レベル






- 単語帳をマスターしたはずなのに、長文がスラスラと読めない
- 長文になると、学習した英文法がどこに使われているかわからなくなる
- 一段落に一個は意味がわからない文がある
- 「下線部を和訳しなさい。」が和訳できない
- 授業ででてくるSVOCってなに?






英単語・英文法の勉強が基礎段階(野球で言えば、ルールを覚える段階)だとすれば、構文の勉強はより実践的な段階(実際に素振りをする、キャッチボールで球を投げる、捕る段階)と言えます。素振りの練習をすれば試合でヒットが打てるように、構文の勉強をすればテストで点数が取れるようになります!
こんなことができるようになる!!チェックリスト
- 文章の中で使われている英文法を見抜ける
- 単語さえ分かれば、文章を読み解くことができる
- 学校の授業、センター試験レベルの文章の構造を理解して、日本語に直すことができる
ここまではできない!!チェックリスト
- MARCH、早慶レベルを狙っている!さらに難しい文を読めるようになりたい!
この記事を読もう
「MARCHレベル 英文解釈編」
「早慶レベル 和訳編」 - 文章全体のまとまりがわかるようにしたい!
長文の勉強に進もう!ただし構文の勉強を飛ばすのはいけないぞ!
「英語長文勉強法」
自分はこのカリキュラムであってるの?
状況によってやるべき事は違うというけど、チェックリストを見ても自分に合ってるかイマイチわからなかった……。結局自分は何をすればいいの?そんなときはLINEで質問!このほかにも限定コンテンツを配信中!まずは友だち追加↓

どの参考書を使うのか?
「入門 英文解釈の技術70」 桐原書店
入手方法
- 書店でゲットせよ。ロングセラー商品だから、多くの書店に置いてあるぞ!
- インターネットで注文せよ。
入門 英文解釈の技術70|Amazon
なぜ、この参考書を使うのか??
メリット
- 問題、解説、解答が見開き1ページでまとまっていて、見やすい
- 難しい単語はあまり使われておらず、英語がニガテなキミもとりかかりやすい
- 例文でやった文章が「復習トレーニング」として巻末についており、2周目が取り組みやすい
- 演習問題で多くの練習ができる

デメリット
- 赤と黒のレイアウトがやや単調
- 解説で文法用語が多く使われており、なれるのに時間が掛かる
英語を勉強して日が浅いという人は、特有の文法用語を理解するのに少し苦労するかもしれません。しかし1週間も勉強を続ければすんなりと理解できるようになります。
また、この参考書の頭には、「学習の基礎知識」として文法用語の説明がのっています。「この用語がわからない!」となったら、その度に参考にしましょう!
出てくる文法用語の一例
- 副詞
- 前置詞
- 名詞句
- 副詞句
- 等位節
- 従属節

どのように進めていくのか??
毎日の勉強時間
1周目、2周目:1時間
3周目:1時間30分
マスターするのにかかる時間
約2ヶ月
- 1周目:1日3題×23日=70題
- 2周目:1日3題×23日=70題
- 3周目:1日6題×12日=70題 合計58日




毎日の勉強内容
① 構文解釈 1周目
- Step1
- 左上の例題の構文解釈を行う。
そのとき、文型や単語の品詞、文のまとまりを意識しながら、鉛筆で気づいたことを例文に書き込んでいこう! - Step2
- 例題の解説を読む。
解説ははじめにページのテーマとなっている構文について解説し、そのあと文ごとに分析がしてある。自分が問題を解いた過程の中でつまづいたところをはっきりさせながら、読み進めていこう。また、大事だと思う部分は、蛍光ペンでラインを引くなどして目立たせておこう。 - Step3
- 例題の和訳問題に取り組む。
ここでは解説でおこなわれた分析を再現してみます。そうすることで、見開き1ページで解説されたテーマを身につけることができます。 - Step4
- 解答とき比べて間違っているところがあれば、解説に戻る。
この時にできなかった問題のチェックは忘れずに!英単語がわからなくて解けなかったのか、構文がわからなくて解けなかったのかなど、自分の間違いの原因をはっきりさせることが大切です。自分の苦手を分析することで、次に同じミスをすることが防げます。
- 1周めは解説の理解が最優先!
- 第一周目はインプットがメイン。問題が解けることよりも、解説を理解することが大切!
- かならずいつもとなりに英文法書!
- 英文法書をとなりにおいて勉強しよう。構文の勉強は英文法の勉強の応用です!もし英文法でわからないものが出てきたら、自分が使っている英文法書で見直そう!
4つのステップを、20分を目安に行おう!1日3題やると・・・
1日1時間×23日で70題の例文が解き終わる!!



② 構文解釈 2周目
- Step1
- 例題の和訳に取り組む。
1周目で和訳した問題をもう一度取り組もう。 - Step2
- 解説を読む。
うまく英文解釈ができなかった問題は必ずチェックしてわかるようにしておくこと!
1題を20分で行おう、1日3題やると……
1日1時間×23日、23日で1冊の復習ができる!


③ 構文解釈 3周目
- Step1
- 例題の下線部分の構文を意識して暗記する。
3周目だから構文は理解できるはず。しっかり暗記して記憶に定着させよう。 - Step2
- 英文を見ずに暗記した英文を音読する。
構文を意識して音読しよう! - Step3
- Step.1,Step.2を完全に暗記して音読できるまで繰り返す。
構造を理解していれば暗記することは難しくない。何度も繰り返して暗記しよう!
1題を15分で行おう、1日6題やると・・・
1日1時間30分×12日、12日で構文解釈の練習ができる!
ペース配分のめやす

まだまだ受験まで時間がある!
1周目と2周目で、間違えた問題にチェックをつけているはずだ。2ヶ月の勉強を終えた後も、間違えた問題を何度も解き直そう。
部活で忙しくて時間が取れない!
今回紹介した中で、3周目に行う音読は時間が取れなければやる必要がありません。ただし、その分構文にふれる機会が少なくなってしまいます。1周目、2周目を集中して行うことで、早く英語の構文になれることができるよう努力しましょう。
もう受験まで時間がない!早く長文の練習もしなきゃ!
1日にやる量を2倍にして、1ヶ月でこの参考書を終わらせよう!また、この後に勉強する長文読解でも、たくさんの構文がでてきます。長文を読んでいてわからない構文が出てきたら、『入門 英文解釈の技術70』を読みなおして復習してください。




英文解釈学習のポイント
- 時間を決めてやる!
- 例文を読んだり和訳をしたりするときは、時間を決めて行おう。初めから上手に英文が読めることが目的ではなく、どこで自分が読みにくいと感じるのかを知ることが大切!具体的には、和訳するときは3分を目安に、多くても5分以内におさめよう!
- 間違えたらかならずチェック!
- 1周目、2週目でできなかった問題、できたけど時間がかかってしまった問題は必ずチェックして、どこができなかったのか後から自分がわかるようにしておこう!模範解答と違った問題、5分以上かかった問題はチェック!
- かならず文法書を見直す!
- 文章を読んでいくと、わからない文法が出てくると思います。その時は以前の学習で使った英文法書を見直そう。一度やったことも忘れてしまうもの、それは誰でもあることなんだ。繰り返し復習をすることで、だんだんと忘れない知識になるぞ!
英文解釈学習の注意点
良い例
- 構文は理解したけど、出てきた英単語が覚えられない
- 1日勉強をおこたってしまった
- 1周目で例文をまったく訳すことができない
悪い例
- 解いた問題の答え合わせをしない
⇒自分のまちがえるところを発見しないと成長しない!めんどくさくても答え合わせをしよう! - 間違えた問題にチェックをしていない
⇒何回間違えたかわからなくなるぞ! - 1週間できない日が続く
⇒時間がない日は、見開き1ページだけでも続けよう。
2か月後……



