英語の参考書使い方


【やっておきたい英語長文300】共通テストレベルはこれで完成!読解演習のための使い方

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

英文法や英単語の勉強は一通り終わった!次は英語長文に進みたい!という人にまさにうってつけの問題集、「やっておきたい英語長文300」。長文問題集が初めての人でもわかりやすいように、問題集の正しい使い方と勉強法をお伝えします。

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    やっておきたい英語長文300の使い方と勉強法を教えてください

長文問題集って、多すぎてどれを選べばいいのかわからない!
あら、英語長文の問題集を探しているの?
そうなんです。でもさすがは長文の問題集、立ち読みしても英語ばっかりで何が何だかわかりませんでした!
そんなことを言ってるくらいだから、まだ長文演習をしたことがないのね。わかった、そんなマルオくんには「やっておきたい英語長文300」をおすすめするわ!

戦略01 やっておきたい英語長文300はこんな人におすすめ!

まずは基本情報をおさらいしておくわね。

やっておきたい英語長文300の基本情報

  • 料金
  • ¥914
  • 収録問題数
  • 30題
  • ページ数
  • 150ページ(解説ページのみの合計)
  • 習得にかかる時間
  • 30時間
  • レベル
  • センター試験対策や入試の基礎レベルまで
  • 持ち運びやすさ
  • ★★★★★(薄くて軽い。カバンに常に入れていられる。)
  • おすすめ度
  • ★★★★★(長文問題集の王道といえばコレ!自信を持っておすすめできる)
この一冊で、センター試験の長文なら十分に対応できるわ!また長文問題集を初めてやるという人は、まずこのレベルから始めるといいわよ。
どういう人におすすめなんですか?
そうね、これからあげるチェックリストに2つ以上あてはまる人かしら。でも、絶対ということはないから、使ってみて決めるのもいいわよ。

こんな人におすすめ!チェックリスト

  • 分厚い参考書は苦手…薄い参考書の方がやる気がでる!
  • センター英語で6割以上とれる!次はセンター8割を目指している!
  • 一番易しい問題集から長文演習を始めたい!
  • シンプルな問題集が好き!
  • 難関大学を狙っている!人より早め(高2)に長文演習を始めたい!
じゃあ僕はやっておきたい英語長文300を使っていいのか!
逆に、いまから見せるチェックリストに2つ以上あてはまる人は、ほかの単語帳のほうがあっているかもしれないわ。

こんな人にはおすすめできない!チェックリスト

やっておきたい英語長文300では物足りない、という人は、同じシリーズのさらにレベルの高い問題集をおすすめするわ!

<図:やっておきたいシリーズのステップアップ表>

ぼくは300から始めようと思います!

河合出版によれば、やっておきたいシリーズ(300、500、700、1000)のレベルについて、

300:基礎~標準(センターレベル)

500:標準〜やや応用(センター~中堅私大)

700:応用(国公立2次・難関私立)

1000:応用(国公立2次・難関私立)

とされています。「英文解釈の勉強を終えたばかり」「長文が解けるのか不安だ…」という人は300からはじめてみましょう。

やっておきたい長文1000は、ひとつ前の700が終わってもなお時間に余裕がある人だけやってちょうだい。700と1000の間に大きなレベルの差はないから、難関大を目指す人でも多くの人は700までやれば十分だわ!
必ずしも1000までやる必要はないんだね!
また、やっておきたい英語長文300には、この記事では伝えきれないメリットがまだまだあるわ。

ほかのおすすめ長文問題集も見たい、メリットやデメリットをきちんと比べたい、という人は、こちらの記事もチェック!

戦略02 やっておきたい英語長文300の使い方・勉強法!

じゃあここからは、やっておきたい英語長文300の使い方について説明するわね。長文問題集が初めて、という人にもわかりやすいように説明するわ!
お願いします!
ただ、あくまでここで紹介するのは基本的な使い方。志望校によってすこしずつやり方が違うから、詳しくはカリキュラムのページを参照することね。扱っている問題集は違うけど、大事にするべきことは同じだから、参考になるわ。
さっそくお願いします!
基本的なステップはこの通り!

基本的なカリキュラムのステップ

Step1
何も見ずに、長文の問題を解く
Step2
解きおわるか、制限時間に到達したら、解答を見て答えあわせ
Step3
解説を読んで、問題が解けない原因を特定する
Step4
解説を見終えた上で、もう一度同じ問題を読む
大原則は3つよ!

・和訳をしない

・必ず時間を計って解く!

・1度解いただけで終わらない!

この3つを守ることで、長文演習の効果が高まります!

これさえ守ればより力がつくんだね!

和訳をしない

長文問題は、すべての問題を丁寧に日本語に直していたら時間が足りません。今回の問題集は300語ですが、700語ほどの長文になればさらに問題を読む速さが必要とされるでしょう。この長文演習で身につけるべきなのは、日本語に直さず、英語のまま内容を理解する力。上手く訳せない文があっても構いません。「だいたいこんなことを言っているな」程度のことが読み解けたら、先へ先へとどんどん読み進めていきましょう。

必ず時間を計って解く!

問題集を解く段階に達したあなたは、多くの知識を得るための勉強だけでなく、本番の試験で点を取るための勉強を始めなければいけません。その方法の1つが、時間を計って問題を解くこと。当たり前ですが入試には制限時間があります。本番になるべく近い環境で問題集を解くことで、自らの英語力と入試で求められる英語力が比較できるのです!

自分がどのくらいのスピードで読めているのか知るためにも、時間を計ることは必須よ!この問題集を買ったら、同時にキッチンタイマーも買っておくべきね!

1度解いただけで終わらない!

最後にもう1つ大事なのは、答えあわせをした後に、もう1度問題を読むこと。答えあわせをしたことで、わからなかった単語、文法の謎は解消できます。ですから1度解いた長文は、「1度でスラスラ読めなければならない長文」となるわけです。

と言っても、これはとても大変なこと。何度か練習しないとできるようになりません。1度解いた問題は、音読などを通して、スラスラと読めるようになるまで繰り返して読みましょう!

この練習を繰り返せば、最後には初めて見た問題も早いスピードで読めるようになるわ!これこそ長文演習の1番の目的よ!復習を忘れないようにしよう!

このことについて、英語長文勉強法の記事で詳しく述べているので、読んでみてください。

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『この参考書は志望校合格にどのくらい役立つんだろう?』
そう思った人は、こちらの志望校別対策をチェック!

 

戦略03 こんな使い方は要注意!使い方のコツ

ここからは、やっておきたい英語長文300を使った勉強で気をつけてほしいことをまとめていくわ!

1、やっておきたい英語長文300 使用上の注意

戦略02であげた3つの原則を、もう1度思い出しましょう。

・和訳をしない

・必ず時間を計って解く!

・1度解いただけで終わらない!

これ以外にも、やっておきたい英語長文300だからこそ気をつけてほしいことがあります。

・すべての単語を覚えようとしない

解説のページを開くとわかりますが、各段落でわかりにくい単語がまとめてあり、おまけにチェックマークまでついています。しかし、これを使って単語を覚えようとしてはいけません!

せっかくまとめてあるのに、なぜ使わないんですか!?

この問題集を、単語帳のようにして使うのはいけないということです。わからなかった単語は、今まで使ってきた単語帳に載っていることが多いです。そちらを辞書のように使って、単語帳で復習するようにしましょう。

英単語は単語帳で覚える!このやり方のほうが効率がいいわ。
例えばefficiencyという単語が問題の中で出てきてわからなかったら、単語帳の索引を使って調べるんですね!
そういうこと!

長文演習では、あくまでも長文を読むこと、長文の問題を解くことが一番の目的です。繰り返すなら、単語ではなく、長文全体の読解を繰り返してください。

Aくんの例:
センター試験の問題が解けなくて悩んでいました。特に配点の大きい長文の問題でいつも間違えてしまって。やっておきたい英語長文300は、こんな僕にとっても難しすぎず、解ける問題があったりなかったりで、刺激を受けながら成長できました!

自分のレベルにあった問題集を選んだから、大きな成長を得ることができたのね。繰り返しになるけど、センター試験、特に長文に不安を持っている人は、この参考書を自信を持っておすすめするわ!
この問題集がおわったら、500に進めばいいんだね!

Bさんの例:
長文を読むスピードがおそく、テストでも制限時間内に解き切れたことがありませんでした。なんとかしなくちゃと思い、英語長文300を開始。始めは時間がかかったけど、この記事にあった通り、一度やった問題を繰り返し読むことで、速いスピードで長文を読む感覚がわかってきて、後半では制限時間内に問題が解けるようになりました!

音読などを通して繰り返し本文を読むことで、英文を速く読む感覚がわかってくるわ!速く読めるようになれば、どんなテストでも時間内に解けるようになるわよ!

まとめ

この記事で押さえてほしいことはこれよ!

・「和訳をしない」「時間を計る」「繰り返し読む」

・やっておきたい300はセンターレベル!終わったらさらに高いレベル(500や700)に進もう!

さいごにもう一度、やっておきたい英語長文300を使ってほしい人のチェックリストを見せておくわ。

こんな人におすすめ!チェックリスト

  • 分厚い参考書は苦手…薄い参考書の方がやる気がでる!
  • センター英語で6割以上とれる!次はセンター8割を目指している!
  • 一番優しい問題集から長文演習を始めたい!
  • シンプルな問題集が好き!
  • 難関大学を狙っている!人より早めに長文演習を始めたい!
目的別におすすめの記事も紹介するわ!

やっておきたい英語長文500はこちら!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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