「見て覚える 読んで解ける古文単語330」(通称:古文単語330)は、シンプルかつオーソドックスな単語帳でありながら、これを完璧にするだけで入試に通用する古文単語の力はつく1冊になっています。この記事では、その効果的な使い方を紹介しましょう。
- 案件古文単語330の使い方と勉強法を教えてください
戦略01 古文単語330はこんな人におすすめ!
古文単語330の基本情報
- 料金
- ¥864
- 収録単語数
- 330個
- ページ数
- 288ページ
- 習得にかかる時間
- 40時間
- レベル
- 定期テストからセンター試験・国立2次・早慶レベルまで対応可能
- 持ち運びやすさ
- ★★★★★(手のサイズにフィット。電車でも勉強しやすい)
- おすすめ度
- ★★★★☆(この1冊で入試古文の単語には対応可能!)
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 例文とイラストで合わせて覚えていきたい!
- 赤シートを使って覚えたい!
- 入試に出やすいポイントを知りたい!
- 古文常識や和歌の用法にも触れたい!
こんな人にはおすすめできない!チェックリスト
戦略02 古文単語330の使い方・勉強法!
基本的なカリキュラムのステップ
1周目
- Step1.
- 見出し語とその意味を覚える
- Step2.
- 見出し語の横についている単語の成り立ちやニュアンスに関する文章を読む
- Step3.
- Step1,2を15語に対して繰り返す
- Step4.
- 15語の意味を赤シートで隠してテスト
- Step5.
- 前日にやった15語をテストする。間違えたものにはチェックをつける。
1日30語で見出し語330語を覚える!11日で1周できる!
2周目
- Step1.
- 見出し語の意味を30語テストする
- Step2.
- 間違えたものについてはチェックをつけ、見出し語の横についている成り立ちやニュアンスに関する文章を読む
- Step3.
- 見出し語の下にある例文を音読する
3周目以降
- Step1.
- チェックがついている単語のみをテストする
- Step2.
- 間違えたものについてはチェックをつけ、見出し語の横についている成り立ちやニュアンスに関する文章を読む
- Step3.
- 見出し語の下にある例文を音読する
- 何度も繰り返す
- イラストと文章も読む
- 必ずテストする!
何度も繰り返す
単語暗記の基本はとにかく繰り返すことです。人間は1回見ただけのものは忘れてしまう生き物だからです。
1周目のStep5で前日のものをテストし直していたり、2周3周と繰り返すのは、この原則にのっとっています。
イラストと文章も読む
古文単語は、昔の日本で使われていた言葉です。それゆえに、現代で使われている言葉と似ていても、古文単語が持つ意味は現代のそれとはかけはなれていることがよくあります。
このように、現代の言葉を知っているがゆえに、混乱してしまうことがあるのです。
その混乱をふせぐために、単語とその意味をおさえるだけでなく、そのニュアンスなどもあわせて知っておくことを強くおすすめします。こうすることで、より惑わされにくくなり、より記憶に定着しやすくなります。
古文単語330には、単語の意味だけでなく、ニュアンスや成り立ちを解説した文章と、単語のイメージを明確にしたイラストがすべての単語についています。これをぜひ活用しましょう。
必ずテストする!
ただながめるだけでなく、必ず自分でテストをすることも大切です。
試験では、手元に単語帳はおけませんよね。自分の頭の中にある知識を自分の力で引き出す必要があるのです。これは、日ごろからやっていないとなかなかできることではありません。
よって、「なんとか思い出そう」とする訓練を日ごろから積んでおきましょう。試験で使える単語の知識をつける上では、これはとても重要な過程です。
戦略03 こんな使い方は要注意!使い方のコツ
古文単語330使用上の注意
入試で出るポイントの解説も読もう
「古文単語って、1つの単語に対して複数意味があって大変……。」と思ったことはありませんか?
ですが、入試で問われやすい意味は意外と決まっているんですね。
もちろん、それだけしか覚えないのはこころもとないのでおすすめできませんが、入試で出やすい意味を知っておくことは、暗記の助けにはなるはずです。
古文単語330には、入試で出やすいポイントを、「○○という単語は△△という意味でよく出てくる」「センター試験では、□□という意味で出題されていた」などのように、すべての見出し語に対して解説してくれています。
こういう使いかたもある!最大限活用するコツ!
後ろのページにある古文常識も合わせて読む
この古文単語330では、古文でよく出てくる月の異名や方角の言い方などをはじめとする、古文常識も後ろのページに豊富に解説されています。
赤シートで隠されているようにはなっていないので、若干暗記はしづらいですが、スキマ時間で月の異名と方角の言い方くらいは読んで頭に入れておきましょう。
Aくんの例
毎日15語ずつ単語を暗記したあとに、5分時間をとって古文常識のページを読んでいます。イラストも豊富で、見やすいです。
和歌の用法も合わせて確認する
古文常識と合わせて、和歌で出てくる様々な用法(枕詞、掛詞、修辞法など)も解説されています。
特にセンター試験の古文では和歌が頻出ですから、この解説を読むだけでも和歌の基本的な事項はおさえることができます。ぜひ活用しましょう。
Bくんの例
センター試験の古文の問題で和歌の読み取りがぜんぜんできなかったので、古文単語330についている和歌の解説を1日1項ずつ読んでいます。だんだん和歌の読み方がわかってきました。
まとめ
- 古文の単語暗記は「何度も繰り返す」「テストをする」
- イラストや例文、単語のニュアンスの説明にも必ず目を向けよう!
- 古文常識や和歌の用法の解説も活用しよう!
- 例文とイラストで合わせて覚えていきたい!
- 赤シートを使って覚えたい!
- 入試に出やすいポイントを知りたい!
- 古文常識や和歌の用法にも触れたい!
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