暗記を最小限にし、「漢文に慣れること」を重視した点が受験生に支持され、ロングセラーとなった「漢文早覚え速答法」。
やることが多い受験生にとって、1つ1つの科目に当てられる時間は限られています。
「漢文早覚え速答法」は、理系の人やセンターでしか漢文を使わない人など、漢文の勉強に時間をかけられない人でも、正しい使い方をすればセンター8割が狙えます。ぜひ、この記事で扱う正しい勉強方法を実践してみてください。
戦略01 「漢文早覚え速答法」はこんな人におすすめ!
「漢文早覚え速答法」の基本情報
- 料金
- ¥1,080
- ページ数
- 197ページ
- 習得にかかる時間
- 30時間
- レベル
- 定期テストからセンター試験・国立2次・早慶レベルまで対応可能
- おすすめ度
- ★★★★(英単語帳の王道といえばコレ!自信を持っておすすめできる)
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 頑張って暗記しているのに、なかなか読解ができない。
- 2次試験で漢文が必要。
- 返り点や基本的な句法は抑えている!さらに句法を定着させたい!
- センターで8割を目指したい!
- 端的に押さえるべきポイントだけがまとまった、シンプルな参考書が好き。
- 志望校がMARCH~早慶レベル!
こんな人にはおすすめできない!チェックリスト
- 返り点や句法の基礎がまだわからない。
漢文ヤマのヤマがおすすめ! - 漢文の返り点、句法、単語が一通り頭に入っており、これからは問題演習をがっつり積みたい。
センター試験漢文満点のコツがおすすめ!
戦略02 「漢文早覚え速答法」の使い方・勉強法!
基本的なカリキュラムのステップ
1周目
- Step1.
- 句法(”いがよみ”公式)の解説を読む
- Step2.
- 例文を3回音読する
- Step3.
- 練習問題を解く
- Step4.
- 答え合わせと解説を読む
- Step 5.
- 参考書後半の「コレだけ漢字92」と「受験のウラわざ」も、同様にStep1〜Step4を行う
2周目・3周目
- Step1.
- 練習問題を解く
- Step2.
- 間違った問題は、印をつけておき、解説を読み直す
- Step3.
- 印のついた問題を解き直す
- Step4.
- 間違えなくなるまでまで、Step1〜Step3を繰り返す
- 音読する
- 1周目はさらっと読んで、何周もする。
①音読する
漢文を勉強する時に最も重要なのは、音読です。素早く漢文を読めるようになるためには、漢文のリズムを体に覚えさせることが大事です。
②1周目はさらっと読んで、何週もする。
1周目は時間をかけて暗記するのではなく、「句法を理解する」「慣れること」を重視しましょう。また、1周だけでは忘れてしまうので、間隔をあけて2週目・3週目と、何度も繰り返すことで定着させましょう。
ここで重要なのは、前回自信がなかった問題や、間違えた問題には、チェック✔︎をつけておき、しっかり理解して正解できるようになるまで繰り返すことです。
このことについて、漢文の解き方のコツの記事で詳しく述べているので、読んでみてください。
戦略03 こんな使い方は要注意!使い方のコツ
1、「漢文早覚え速答法」 使用上の注意
戦略02であげた2つの原則を、もう一度思い出しましょう。
- 音読する
- 1周目はさらっと読んで、何周もする。
これ以外にも、「漢文早覚え速答法」だからこそ気をつけてほしいことがあります。
- 並行して他の教材で問題演習に取り組み、定着度合いをチェックする
ある程度身についてきたら、実際の試験問題を解いてアウトプットをしましょう。知識はインプットとアウトプットを繰り返すことで定着します。
「漢文早覚え速答法」は、あくまで基礎知識をインプットする教材です。アウトプットする際は、問題集や実際の試験問題を活用しましょう。
間違えた問題は、答えの解説と同時に漢文早覚え速答法の該当する項目の解説も読み、どうして間違えてしまったのかを説明できるまで、しっかり理解しましょう。
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まとめ
- 句法は、音読して体で覚える
- 1週目はさらっと読んで、何週もすることが大事。
- 漢文早覚え速答法でインプットした知識を、他の問題集や試験問題でアウトプットしましょう
- 頑張って暗記しているのに、なかなか読解ができない。
- 2次試験で漢文が必要。
- 返り点や基本的な句法は抑えている!さらに句法を定着させたい!
- センターで8割を目指したい!
- 端的に抑えるべきポイントだけがまとまった、シンプルな参考書が好き。
- 志望校がMARCH~早慶レベル!
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