数学の参考書使い方


【黄チャート】大学入試数学の典型問題に強くなれる『改訂版 チャート式 解法と演習』の使い方

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

『改訂版 チャート式 解法と演習』は、通称『黄チャート』と呼ばれる高校数学の代表的な網羅系参考書です。

共通テストまでの数学の定石を身につけるのに最適な参考書ですが、とても分厚い参考書なので、勉強するのが不安な人もいると思います。
また、『黄チャート』よりも一段階レベルの高い『青チャート』を使用している受験生も多く、「自分は『黄チャート』で本当に大丈夫なのかな……。」と心配な人もいるかもしれません。

そこで今回は、『黄チャート』はどんな人にオススメなのかと、どのように学習するのがいいのかを解説していきたいと思います!

『黄チャート』の魅力を分かりやすく解説するわよ!

『改訂版 チャート式 解法と演習』基本情報

まずは、『改訂版 チャート式 解法と演習』(以下『黄チャート』)の基本情報を解説していきます。


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  • 料金
  • 1,826円/2,244円
  • ページ数
  • 567ページ/712ページ
  • レベル
  • ~MARCH・中堅・上位国公立レベル
  • おすすめ度
  • ☆×5

2022年度入学の高校生からスタートする新課程カリキュラムに合わせて刷新されており、表紙のデザインも変わっています。『数学C』『数学3』の『黄チャート』は、2023年2月段階ではまだ販売されていませんが、2023年の早い段階で出版されるでしょう。

『黄チャート』の問題を全て解けるようになると、明治大学や青山学院大学のようないわゆる「MARCH」と言われる大学、また旧帝大レベルより少し下のレベルの国公立、千葉大や広島大などの入試に対応できます。

『黄チャート』はどのような人におすすめ?

  • 学校の授業の復習をしたい人
  • 数学の公式などは覚えているが、公式を使って解く問題がわからない人
  • 共通テストで平均点しか取れない人
  • 公式を丸暗記してしまっている人
  • 数学の典型的な問題だけをまずは理解したい人
  • 文系私立や文系中堅・上位国立を目指している人

『黄チャート』は、共通テストレベルまでの数学の定石を身につけるには最適な参考書です。
「学校の授業の復習をしたい人」や「まずは典型問題を理解したい人」など、基礎を身につけたい人にはピッタリの一冊です。

また、応用レベルの問題まできちんと網羅されているので、志望校が文系私立や中堅・上位国立、もしくは共通テストが大事だという人は、この1冊を完璧にできれば十分本番にも対応できます。

さきさき笑う表情
基礎を固めるために、典型問題が詰まった『黄チャート』がいいのね!

こちらの動画でも、『チャート式参考書』シリーズについて解説しています!

『黄チャート』がおすすめできない人は?

数学の典型的な問題をある程度理解できる人には『黄チャート』はおすすめしません。『増補改訂版 チャート式 基礎からの数学』(以下『青チャート』)は、数学の実践的で、入試に近い内容を扱っています。そのため、大学入試のための数学の力が確実につくのは『青チャート』です。ある程度数学の解法を理解しており、数学を武器にしたい人は『青チャート』をやりましょう。

難関大学の入試は、『青チャート』の例題を組み合わせたものが多いのよ!

『青チャート』についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてください!

『黄チャート』を使った勉強方法

ここからは、『黄チャート』をどのように使えば効率よく勉強を行えるのかを解説していきます。

『黄チャート』は一つ一つの参考書が分厚いので、「とりあえずやればいいや!」と思い、何も考えずに前からやってしまう人もいると思います。しかし、そのやり方だと問題数の多さに途中で挫折してしまうかもしれません。今回はストマガを運営する「学習塾STRUX」の推奨する、効率よく最後まで続けられる『黄チャート』の勉強方法を紹介します。

1周目

Step.1
例題に取り組む
Step.2
例題の解説を読む
Step.3
再度例題に取り組む
Step.4
演習問題に取り組む
Step.5
答え合わせを行う
Step6
間違えた場合は解説を読んだうえで解き直し

まずは例題を解き、解説を読み込みます。
間違えた問題はもう一度自分で解説を伏せて解いて、解説を再現しながらその通りに解けるかどうか確認してください。
間違えた問題に×印をつけたら、1周目は終わりです。

2周目

Step.1
例題に取り組む
Step.2
例題の解説を読む
Step.3
再度例題に取り組む
Step.4
演習問題に取り組む
Step.5
答え合わせを行う
Step.6
間違えた場合は解説を読んだうえで解き直し

2周目は、1周目で×をつけた例題だけを解き、解説を読み込みます。
再度間違えた問題はもう一度自分で解説を伏せて解いて、解説を再現しながらその通りに解けるかどうか確認してください。

例題がすべて完璧になったら、演習問題に取り組みましょう。
1周目と同様、問題を解き、答え合わせを行います。
間違えた場合は解説を読み込んだうえで解き直し、間違えた問題に×印をつけましょう。

3周目

Step.1
間違えた問題のみ例題・演習問題に取り組む
Step.2
解説を読む
Step.3
間違えた問題だけ再度解き直し

3周目は、2周目で間違えた例題と演習問題のみを解き、解説を読み込みます。
間違えた場合は解説を読み込んだうえで解き直します。

時間はかかるけど、これだけやれば典型的な数学の問題はできるようになるわ!

『黄チャート』を使う際の勉強のコツ

ここからは、『黄チャート』を勉強していく際の勉強のコツをご紹介します。

分野ごとに分けて勉強する

数学は少し解いただけでできるようになるものではありません。新しい解法を覚えるためには、1つの問題にじっくり向き合って解いていくことが大切です。

しかし、『黄チャート』は受験で使う数学の範囲の全てを収録しているので、問題数も多いです。すると、『黄チャート』を使う人は数学が苦手な人が多いと思うので、『黄チャート』の問題を1問ずつ理解しながら進めるのは難しいと思います。

そういった場合は、分野ごとに分けて勉強するのがオススメです。

『黄チャート』は分野ごとに章が分かれています。その章ごとに参考書を繰り返し解くほうが実力もつき、やりやすいです。
自分の学習したい章を決めて、その章の範囲をマスターするまでやり続けるましょう。

さきさき通常の顔
2次関数を学習すると決めたら2次関数の章だけをやるってことね!

まずは例題だけを解く

解く問題は、例題だけで十分です。各ページの下についている「練習」や、各分野の最後についている演習問題A・Bをやるとより力は付きますが、長続きしません。まずは例題を完璧にして、時間があるときに練習や演習問題A・Bに挑戦するようにしましょう。

さきさき笑う表情
例題だけでいいならこんなに分厚くても何とか終わらせることができそう!

はじめは答えを見ずに解いていこう

『黄チャート』を解いているとわからない問題に出会うこともあると思います。しかし、すぐに問題を解くことをあきらめて、例題を見ないでください。教科書などを見ながらでもよいので、自分で解く努力をしましょう。

問題がわからなくても、10分くらいは考えることが大事よ!

解法のパターンを理解して暗記をしよう

数学の解法は、社会のようにただ暗記すればいいというものではありません。解法のパターンを理解することで初めて力が付きます。ですので、数学の問題を解く際にはどうしてそのようになるのかを常に考えながら問題を解いていきましょう。

解法をただ覚えるのではなく、一つ一つ理解しながら覚えることが大切ね。

解答を白紙の状態から書けるようにする

間違えた問題は、解答を読み終わった後にもう一度その場で解答を隠し、同じ問題を解き直すようにしましょう。直前まで解答を見ているので解けて当然、と思いがちですが、きちんと解答が理解できていないと意外と解けません。

スポーツはやり方を理解したら、実際に練習してはじめてできるようになります。それは数学でも同じで、やり方を理解したら同じ問題を解いて、できるように練習をする必要があります。

読むだけだと理解した気になっている可能性もあるわ!その日だけでもいいから、同じ問題は解けるまで何度も解きましょう!

どうしてもわからない問題は?

『黄チャート』を解いているとどうしてもわからない問題に出会うこともあるかもしれません。そのような問題を何時間も考えることはいい時間の使い方ではありません。貴重な時間を浪費するのであれば、一度その問題から離れることも必要になってきます。10分ほど考えてもわからなければ、その問題から一度離れましょう。

わからない問題を悩む時間は「10分まで」のように決めておいて、その時間を超えたらその日は一度飛ばして、別の日に学校や塾の先生に聞くようにしましょう!

まとめ

  • 『黄チャート』は典型的な問題が掲載されている。
  • 問題はわからなくても10分ほど考えよう。
  • 問題の解説を読むとき、どうしてそうなるのかを理解しよう。
  • 解説を読んだ後はもう一度解いてみよう。

『黄チャート』は、典型的な問題がたくさん掲載されている参考書です。数学の基礎を身につけたい人や文系私立や理系国立を目指している人にピッタリの一冊です。

解くときのコツは、問題がわからなくても、すぐに問題を解くことをあきらめず10分くらいは考えること。教科書などを見ながらでもよいので、自分で解く努力をしましょう。

また、解説を読んだ後はもう一度同じ問題を解いてみて、本当に解けるようになっているのか確認するのも大切です。

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