明治大学


明治大学 理系数学の対策

明治大学理系では学部ごとに出題傾向が異なります。まず基礎を固めたうえで、過去問などを活用して学部ごとに傾向をつかみ、しっかり対策しておく必要があります。
この記事では、明治大学理系数学の出題傾向や、攻略のための勉強内容をレベル別に解説します。

明治大学理系の数学出題傾向

明治大学理系の数学における直近の出題範囲を表にまとめています。

数学2、3の微積分からは毎年出題されるため、対策は必須です。数学1A2Bからも小問集合でまんべんなく出題されるため、しっかり押さえておく必要があります。図形、三角関数、微積分などは複数分野を絡めた問題で出題されやすいため、分野別のテキスト以外にも、入試問題に特化した問題集や過去問での演習をしっかり積んでおきましょう。

明治大学理系数学の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。

  • 第1問 マーク式設問(小問集合)
  • 第2問 記述式設問(途中経過なし)
  • 第3問 記述式設問(途中経過あり)

理工学部は大問3~4問構成が基本。大問1はマーク式で、大問2、3が記述式です。大問3では解答の途中経過の記述も求められます。
一方、総合理数学部は大問4~5問構成が基本。マーク形式と記述形式が併用されており、理工学部より記述式の割合が高いです。
どちらの学部を受けるにしろ、マーク・記述関係なく幅広い分野に対応できる数学力が必要になります。

明治大学理系数学の時間配分の例

試験時間は90分。単純計算で1題あたり30分ですが、比較的平易な大問1を手早く解き、大問2、3に少し多めに時間を割いた方が良いでしょう。

時間配分の例

00:00 第1問 マーク式設問(小問集合)(25)
00:25 第2問 記述式設問(途中経過なし)(30)
00:55 第3問 記述式設問(途中経過あり)(35)

まずは単純な小問集合である大問1から解き、確実に点数を確保しましょう。次に誘導に沿って解きやすい大問2に取り組み、記述形式の大問3は最後に回すのが王道です。ただし「解きにくい」「これは時間がかかるぞ」と思ったら、一つの問題に固執せず解ける問題から確実に解いていくなど、臨機応変に対応しましょう。

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明治大理系数学で必要な学力レベル

明治大学理系の数学の難易度は、共通テストよりは少し上といったところ。標準レベルの問題が多く出題されるので、8割以上の正解を目指しましょう。ただそのためには、正確な計算力が不可欠です。大問1、2は途中経過なしで最終的な解答のみのため、計算ミスをすれば0点。大問3も、数学3の微積分を含む計算量の多い問題が出題されやすく、さらに小問による誘導形式のため、計算ミスは命取りになります。したがって明治大学理系数学の攻略には、標準レベルの問題をミスなく正確に解ける学力が必須と言えるでしょう。

明治大学理系数学が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、明治大学理系の数学で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、ある程度基礎はできている!これから明治大学理系に特化していきたい!という人は途中から読み進めてもOKです。

まずは基礎固め。教科書レベルの内容をきちんと身につけよう

「数学は苦手!」という人は、まずその苦手意識を払拭するために、基礎の基礎レベルの問題集から取り組むべきです。以下のチェックリストに自分が当てはまるかどうか、確認してみましょう。

  • 教科書に載っている内容や学校の授業を正直ほとんど理解できていない
  • 数字がそもそも苦手
  • 学校の授業を全然聞いていなくて、テストでも赤点ギリギリ

これらに一つでも当てはまる場合は、一番基礎的な以下の参考書からスタートしましょう。

基礎の基礎にあまり長い時間をかけていると、肝心の入試問題対策が間に合わなくなってしまいます。
これらの参考書はなるべく早く、どんなに遅くても2年生のうちには終わらせておきましょう。

先程のチェックリストに当てはまらない場合は、映像授業などを活用し教科書レベルの内容を完璧に理解しましょう。

「スタディサプリ」などの映像授業を活用し、教科書レベルの基本知識を固めます。いきなり実践的な問題集に手を出さず、まずは映像授業の視聴と付属の問題を解くことで教科書レベルの内容理解を完璧にし、入試に向けて土台を固めましょう。

次に進むポイント

  • 数学の苦手意識はあまりなくなった
  • 数学1A2Bで問われる範囲がわかり、例題レベルの問題は解ける
  • 映像授業や学校の授業の内容はすべて理解できた

入試問題を解く武器になる!「定石」を身につける問題演習

教科書レベルの知識を完璧にしただけでは、入試問題は解けません。数学の解法にはたくさんの「定石」があり、入試問題に対抗するためにはそれらを使いこなす必要があります。

入試問題の武器になる「定石」を身につけるには、各分野の頻出問題を網羅できる「青チャート」が最適です。
これらを2年生のうちに仕上げておきましょう。

次に進むポイント

  • 「青チャート」の「レベル3」までは完璧に解ける
  • 「青チャート」の「レベル4・5」は7割以上解ける

明治大理系入試に頻出の「数学3」。早めの予習でライバルに差をつけよう

明治大学理系数学では数学3の分野から毎年出題されるため、十分に問題演習をしておく必要があります。学校の授業で習ってから着手していては準備が間に合わない可能性があるため、早めに予習してしっかり対策しておきましょう。

2年生終盤~3年生になる頃には「スタディサプリ」などで少しずつ予習していき、「青チャート」のレベル3までを3年生の夏前には仕上げておきましょう。

次に進むポイント

  • 数学3の教科書レベルの内容はすべて理解できている
  • 「青チャート」のレベル3まではすべて解ける

入試問題演習で、明治大理系入試レベルまで引き上げる!

ここまでで教科書レベルの内容、定石問題は身についたはず。あとは入試に向けてより実践的な問題演習をしていきましょう。入試問題には、複数の分野を含む融合問題がよく出題されます。「青チャート」だけではそこまで対応できないので、入試問題を精選した以下のテキストでしっかり対策していきましょう。

明治大学理系数学では、数学3の微積分が頻出のため、計算量が多い傾向にあります。さらに途中経過なしの問題では部分点も期待できないため、計算ミスが命取りになります。入試本番の緊張下でも速く正確に計算できるよう、十分に演習を積んでおきましょう。

  • 定石演習合格る計算 数学3

以上のテキストを仕上げたら、入試問題に対応できる学力は身についているはず。あとは過去問に取り組み、明治大学理系に特化して対策していきましょう。

  • 過去問赤本(5〜10年分)

直近5~10年分の過去問を解き、明治大理系数学の出題形式に慣れましょう。注意点としては、ただ漫然と解くのではなく、本番さながらに時間を計って解くこと。入試本番では、試験時間内に確実に解けそうな問題を見極める「嗅覚」も求められます。模試や過去問演習でそういった能力を養っておくことで、入試本番でも臨機応変に対応できるでしょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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