早稲田大学人間科学部


早稲田大学人間科学部 日本史の対策

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

  • 2025年度入試から学習指導要領の変更に伴い、各大学の入試配点や出題範囲の変更が予定されています。順次更新していますが、一部古い情報が含まれている可能性もあるので、記事の更新日を必ずご確認ください。

この記事では、早稲田大学人間科学部・日本史の攻略に必要な情報をすべて、レベルごとにお伝えしていきます。

早稲田大学人間科学部・日本史の出題傾向

早稲田大学人間科学部の日本史は5題構成で、マーク式問題のみの出題です。問題のタイプは、用語を選ぶものや特定の時代における正しい説明を選ぶ問題、他には歴史上の出来事を時系列順に正しく並べたものを選ぶ問題があります。

早稲田大学人間科学部・日本史の各問題の特徴

大問構成は以下の通りです。

  • 第1問 マーク式問題
  • 第2問 マーク式問題
  • 第3問 マーク式問題
  • 第4問 マーク式問題
  • 第5問 マーク式問題

第1~第4問は特定の時代に関する設問で、江戸時代や明治・大正時代が比較的よく出題されます。第5問は文化など特定のテーマに関して古代から現代に至るまでの変遷を問う設問です。問われ方としては、「誤っているものを選べ」が多めで、該当するものが選択肢に含まれていない場合もあるため、他大学の日本史に比べてかなり正確に理解しておく必要があります。

早稲田大学人間科学部・日本史の時間配分の例

早稲田大学人間科学部・日本史の試験時間は60分。試験が始まったら、いきなり解き始めるよりもまずは全体の構成を確認し、例年の出題傾向と変わっているところがないか確認しましょう。入試問題は事前に練習しておかないと本番で要領よく解答できないため、模試や過去問を使って十分に演習を行いましょう。

時間配分の例

00:00 第1問 マーク式問題(12分)
00:12 第2問 マーク式問題(12分)
00:24 第3問 マーク式問題(12分)
00:36 第4問 マーク式問題(12分)
00:48 第5問 マーク式問題(12分)

大問ごとの設問数はそれほど変わらないため、1問あたり12分を目安に解いていきましょう。

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早稲田大学人間科学部の日本史で必要な学力レベル

早稲田大学人間科学部の日本史はマーク式問題のみのため、知識を満遍なく定着させておくことが求められます。ここでは各分野の出題レベルを分析し、どのような対策を行えばよいか確認しましょう。

レーダーチャート

学習塾STRUXが使用しているレーダーチャート分析をもとに、早稲田大学人間科学部の日本史に必要な参考書・レベルをチェックしていきます。

早稲田大学人間科学部・日本史のレーダーチャートはこのようになります。

早稲田大学人間科学部・日本史のレーダーチャートはこのようになりました。論述問題は出題されませんが、それだけに体系的な理解を通じて抜け漏れのない知識をつけておくことが要求されます。

通史理解

通史理解はレベル5。特に、日頃から「なぜそうなったか」を自問し、因果関係を理解しながら丁寧に学習しておくと理解度は向上し、闇雲に問題演習をこなすよりもよっぽど効果があります。

単語暗記

単語暗記はレベル5。教科書や資料集を活用して、ひとつひとつの人名や用語を挿絵や写真と結びつけて学習しておくと忘れにくくなります。早稲田大学人間科学部の日本史は、与えられた選択肢の中に該当するものがない場合もあり非常に複雑なため、丁寧に記憶しておく必要があります。

短文論述

短文論述は出題されません。

論述

長めの論述も出題されません。

早稲田大学人間科学部の日本史が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、早稲田大学人間科学部の日本史で合格点をとるための勉強方法をご紹介します。これから日本史の勉強を始める人は最初から順番に進めてください。あるいは基礎が仕上がっており、早稲田大学人間科学部に特化していく場合は途中から読み進めてもOKです。

日本史の基本、歴史の流れ=通史を最短で身につけるカリキュラム

日本史が苦手であれば、まずは苦手意識を払拭するべく教科書レベルの理解と復習を行う必要があります。以下のチェックリストを見て、一つでも当てはまればこのレベルから始めましょう。

  • 教科書に記載されている内容や学校の授業をほとんど理解できていない
  • 学校の定期テストではいつも赤点ギリギリ

このレベルの人は、まず以下の参考書に取り組みましょう。

この参考書の使用目的は日本史に親しむことです。本格的な勉強は高校2年生の後半からスタートすれば問題ありませんが、それまでにスキマ時間などを活用して目を通し、少しでも日本史に親しんでおくのが狙いです。

先程のチェックリストに当てはまらない場合は次のレベル、映像授業などを通した教科書レベルの習得・復習に進みましょう。

「スタディサプリ」などの映像授業を活用し、まずは歴史の流れをざっとつかみます。細かい年号や名称を覚えることよりも、全体像を把握することが先決です。現在学校で習っている分野は日本史全体におけるどの部分であるのかを理解しておくことがポイントです。

また、いきなり一問一答で演習すると単語の丸暗記になってしまい、体系的な理解はできません。流れの復習も兼ねて、単語を覚える際は穴埋め形式の問題集を使用しましょう。

次に進むポイント

  • 日本史の苦手意識が少し薄れてきた
  • 大まかな歴史の流れや出来事は把握できた(ここでは細かい単語まで覚えていなくても可)
  • 映像授業や学校の授業内容はすべて理解できた

早稲田大学人間科学部の問題に向け、レベルを上げていこう

早稲田大学人間科学部の日本史を解くためには、学習したことを試験の場で適切にアウトプットできることが大前提です。ここからは入試問題を解くための「武器」として、日本史の典型問題を確実に身につけましょう。

さらに演習量を増やすため、センター試験や共通テストの過去問も活用しましょう。

  • 選択肢問題センター試験・共通テスト過去問

次に進むポイント

  • 一問一答は完璧に解ける
  • 「実力をつける日本史100題」は8割以上解ける

早稲田大学人間科学部で合格点を取る総仕上げ

ここまでの学習で標準的な問題の考え方は身についたので、さらに早稲田大学人間科学部に特化した対策を進めましょう。これまでに取り組んできた典型問題は入試で戦うために不可欠ですが、自信をもって試験を迎えるにはまだ不十分です。得点力をさらに高めるため、入試レベルの問題演習をこなしていきましょう。

直前期に一問一答で用語をしっかり覚えて、資料集を確認しながら学習を進めていくべきです。

基本的な参考書を終えたら、早稲田大学人間科学部の過去問や形式の似た他大学の問題で仕上げていきます。個別試験の問題は大学によってまったく異なるため、実際に解いて解答のコツを掴みましょう。

直近10年ほどの過去問は赤本で時間を測って取り組みましょう。

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