日本史の参考書使い方


ハイレベルな日本史論述が出る人!『詳説日本史研究』で知識を強化

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

最難関大学の日本史の二次試験では、とても難しい論述問題が出題されます。用語を詳しく説明したり、マイナーな知識まで問われることも。

それに対応するためには、教科書の内容を完璧にして深い知識を蓄える必要があります。

『詳説日本史研究』は、高校で使っている教科書『詳説日本史』(山川出版)に沿って作られた、最も詳しい参考書です。

この記事では、『詳説日本史研究』のレベルと使い方を解説しています!正しい勉強法を知って、難しい論述試験を突破しましょう!

教科書『詳説日本史』の使い方ページと間違えちゃった子はこちらを見てね。
マルオ怒った顔
通史が終わったのに、模試で知らない用語が出てきました!教科書に載っていないマイナーなものまで出るなんて……。
入試なんてそんなものよ。でもそういう悩みを持つ受験生は多いわ。だから今回は、教科書の内容をさらに深められる『詳説日本史研究』っていう参考書を紹介するわ!
マルオ笑った顔
なんですかそれ!詳しく教えてください!

『詳説日本史研究』はこんな人におすすめ!

まずは『詳説日本史研究』の基本事項について見ていくわよ。

『詳説日本史研究』の基本情報

Amazonで詳細を見る

  • レベル
  • 最難関国公立、論述が多く出題される大学志望者
  • おすすめ度
  • ★★★☆☆(日本史を極めたい!!という熱い日本史学習者にはオススメ)
学校でよく使われている教科書『詳説日本史(山川出版社)』に発展的な内容を追加した参考書よ!通史理解が終わっていないと読み進めるのが難しいわ。
マルオ笑った顔
かなりハイレベルなんですね。どんな人が使うべきですか?
次のチェックリストのどれかにあてはまる人にオススメよ。でも、実際に書店に行ったりネットでレビューを調べたりしてから買ってちょうだいね!

こんな人におすすめ!チェックリスト

  • 難しい論述問題が入試で出題される
  • 日本史満点を狙っている
  • 東大や一橋大志望
  • 日本史大好き!
  • 日本史を極めたい!
  • 教科書レベルのことがほとんどマスターできている
マルオ困った顔
日本史が得意でない人には向いてなさそうですね。
別に得意である必要はないわ。でも、次のような人は他の参考書を使った方が良いわね。
この参考書はかなり内容が細かくて、日本史の通史理解が終わっていない人には難しすぎるわ。だから『詳説日本史研究』を使いたい人は、上で紹介したような参考書を先に使ってね。
マルオ笑った顔
分かりました!

日本史の他の参考書も知りたいという人は、こちらの記事でチェック!

https://daigakujukensenryaku.com/jh-mondaishu-recommend/

『詳説日本史研究』の使い方・勉強法!

『詳説日本史研究』の使い方を解説していくわね。
マルオやる気に満ちた顔
お願いします!

1周目

Step1.
ペンや付箋を用意する
Step2.
読み残しが無いようにじっくり読む
Step3.
知らなかったこと・重要そうなことをマークする
Step4.
教科書にも書いてあるような基本事項にはマークを付けずに読み進める
マルオ困った顔
Step4について質問です。なんで教科書に載ってることはマークを付けなくて良いんですか?
この勉強で大切なのは「知らなかった知識を蓄えること」よ。教科書に書いてあるようなことは、既に知ってるわよね?だからマークを付けずに読むだけで良いの!

2周目以降はマークした所だけ繰り返し読んでいきましょう!

マークしていない所は読まなくても問題ありません。なぜなら、マークした所にだけ自分に足りない情報が書いてあるからです。

マルオ困った顔
マークは蛍光ペンや付箋ですか?
ええ。自分なりに使い方を決めておくといいわよ。

ペンの使い方は自分なりのルールを設けましょう!

例えば、

  • 黄色➡︎知識が抜け落ちていたこと&知らなかったこと
  • ➡︎過去問や東大模試など、本番でも出そうな知識
  • ➡︎2周目で頭に入っていないこと

などの色分けがいいでしょう!

これはあくまでも一例なので、自分なりのペンの使い方が決まっている人はその方法でOK!

ルールを作らずにただマークをしていると、どこが重要なのか分からなくなります。きちんと自分で決めた法則にしたがって印を付けましょう!

こんな使い方は要注意!使い方のコツ

ここからは『詳説日本史研究』を使った勉強法における注意点を紹介するわね。

1、『詳説日本史研究』 使用上の注意

こんな使い方はやめてね。

1周目でぜーんぶ理解しようとする

こんな使い方はやめましょう。本末転倒です。

なぜなら、「1周目で全部理解するぞ!」と意気込んで勉強すると、読み切るのに時間がかかるからです。

何周もして何回も内容に触れることで理解できるようになるので、1周目で全部を理解する必要はありません。

志望校の出題傾向を調べないで読み進める

これもやってはいけない使い方です。

大学によっては、あらかじめ出題範囲が決まっているところや、出題内容に偏りがあったりします。そのような場合、1冊全てを読むのは時間のムダになってしまいます。

なので、この参考書を使い始める前に志望校の出題傾向をつかんでおく必要があるのです。

マルオやる気に満ちた顔
受験校の傾向を調べてみます!

2、『詳説日本史研究』 こんな使い方もある!

模試の復習に

模試や過去問の復習にも使えます。模試の見直しや過去問演習をした後で「間違えたところ」「勘で正解できてしまったところ」があれば、該当箇所にマークを付けましょう。

模試の復習について詳しく知りたい!という人はこちら

まとめ

この記事のポイントはこれよ。
『詳説日本史研究』は難易度の高い論述試験を受ける人向け!
通史を理解してから使おう
知らなかったこと、忘れていたことにマークを付けよう
模試や過去問演習で間違えたところの確認にも使える!
最後にもう一度、『詳説日本史研究』をオススメしたい人について書いていくわね。
  • 難しい論述問題が入試で出題される
  • 二次試験で日本史満点を狙っている
  • 東大や一橋大志望
  • 日本史大好き!
  • 日本史を極めたい!
  • 教科書レベルのことがほとんどマスターできている

もっと具体的に「このとおりに勉強すれば日本史の勉強は完璧、という参考書の流れが知りたい!」という方は、ぜひSTRUXの参考書マップを活用してください!

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橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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