北海道大学


北海道大学 世界史の対策

*紹介している教材にはプロモーションを含みます

  • 2025年度入試から学習指導要領の変更に伴い、各大学の入試配点や出題範囲の変更が予定されています。順次更新していますが、一部古い情報が含まれている可能性もあるので、記事の更新日を必ずご確認ください。

北海道大学の世界史は基礎力が問われる試験で、論述と記述での出題があります。世界史の入試問題の中では王道な形式の問題が多いため、北大の対策は共通テストや他大の入試の対策にもつながります。

この記事では、北海道大学の世界史の攻略に必要な情報をすべて、レベルごとにお伝えしていきます。

北海道大学・世界史の出題傾向

例年、北海道大学の世界史では記述問題と論述問題が出題されています。教科書レベルの問題がほとんどですが、幅広い範囲から出題があるため、全体を満遍なく対策しておく必要があります。問いに対して語句を答える単答問題が多くなっているので、一問一答を活用して語句を正確に覚えておくことが大切です。時代的には偏りがありませんが、地域的には中国史が特に頻出になっています。

北海道大学世界史の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。

  • 第1問 記述問題、論述問題
  • 第2問 記述問題、論述問題
  • 第3問 記述問題、論述問題

記述問題

記述問題では空欄補充と単答問題が出題されます。教科書に載っている語句を問うような問題がほとんどなので、太字の語句を中心に確実に押さえておきましょう。記述問題は多くの受験生が正解するため、漢字ミスなどがないように注意が必要です。

論述問題では、字数制限がない短めの小論述が複数問出題されます。語句の意味を説明させるような問題が多いため、用語集などを使って重要語句の意味を覚えておきましょう。字数制限がないとはいえ、自分の知識を簡潔な文章にまとめられるようになるためには練習が必要です。論述用の参考書などで答案を書く練習しましょう。

北海道大学世界史の時間配分の例

北海道大学の世界史の試験時間は90分で、大問は3つあるので大問1つあたり30分のペースで解いていくことになります。記述問題が30問弱、小論述が15問弱と問題数がやや多いので時間配分に注意しましょう。小論述に使える時間を確保するために記述問題はなるべくスピーディーに解いていくことが大切です。
急いで問題を解いていると字が雑になってしまいがちですが、採点者が読めるような字で書くように注意しましょう。

時間配分の例

00:00 第1問 記述問題、論述問題(30)
00:30 第2問 記述問題、論述問題(30)
01:00 第3問 記述問題、論述問題(30)

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北海道大学世界史で必要な学力レベル

レーダーチャート

ここでは、学習塾STRUXが使用しているレーダーチャート分析をもとに、北大の世界史に必要な参考書・レベルをチェックしていきます。

北海道大学のレーダーチャートはこのようになります。

北海道大学の世界史のレーダーチャートはこのようになりました。通史理解、短文論述で特に高い完成度が求められます。

通史理解

通史理解はレベル5。幅広い地域、時代からの出題があるため全体の通史と各国史の両方を押さえておくようにしましょう。教科書を読む際には年表を手元に置いておくと、出来事の前後関係を整理しながら覚えることができます。

単語暗記

単語暗記はレベル3。多くの受験生が知らないような難しい語句が聞かれることはほとんどないので、教科書に出てくる語句を確実に覚えるようにしましょう。
単語暗記には一問一答が便利です。

短文論述

短文論述はレベル5。内容自体は教科書レベルになっていますが、問題数が多いため、あまり時間はかけられません。自分の知識を短時間でまとめて、文章にする練習をしておきましょう。

北海道大学世界史が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、北大の世界史で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、ある程度基礎はできている!これから北大に特化していきたい!という人は途中から読み進めてもOKです。

世界史の全体像をつかもう

世界史に苦手意識がある人は、まずは基礎の基礎から学んでいきましょう。簡単な参考書を何周か読むことで歴史の流れを頭に入れることができます。早めに基礎を固めておくと学校の授業にも余裕をもってついていけるようになります。

  • 教科書に載っている内容や学校の授業を正直ほとんど理解できていない
  • 世界史に苦手意識がある
  • 学校の授業についていくことができず、テストも赤点ギリギリ

これらに一つでも当てはまる場合は、以下の参考書からスタートしましょう。

この参考書は、中学と高校で学ぶ世界史の大まかな内容を分かりやすくまとめたものです。短時間で読むことができるので、授業の予習復習もかねて何周か読んでおきましょう。本格的な受験勉強前を始める前に世界史という科目の全体像を知っておくことが大切です。

先程のチェックリストに当てはまらない場合は次のレベル、映像授業などを通した教科書レベルの内容理解と復習に進みましょう。

「スタディサプリ」などの映像授業を活用し、世界史の基本レベルの知識を確認していきます。この段階で世界史の重要な出来事についてはある程度理解しておきましょう。講義の映像を見たあとはセットになっている確認問題も解きます。
また、始めから一問一答で演習すると単語の丸暗記になってしまいます。歴史の流れの復習も兼ねて、単語を覚える際には穴埋め形式の問題集を使うようにしましょう。

次に進むポイント

  • 世界史の苦手意識が少し薄れてきた
  • 細かい単語は覚えていなくても、世界史の歴史の流れ全体や出来事はすべて把握できた
  • 映像授業の内容を理解し、確認問題も解けた

定石問題の解き方を身に着けよう

北大入試や共通テストレベルの問題を解けるようになるには、通史や単語を暗記しているだけでは不十分です。ここからは実践問題を解くことで解法を身につけていきましょう。問題演習を重ねることで知識が定着しやすくなります。

高3の夏前にはこの段階に進んでいるようにしましょう。

センター試験の過去問も知識の定着度を確認するのに役立ちます。

  • 単語暗記センター試験過去問

次に進むポイント

  • 共通テストレベルの問題が解ける
  • 教科書レベルの知識は完璧になった

北大試で合格点を取るための総仕上げ

実践練習で問題の解き方は身についたはずなので、あとは北大入試本番に備えて総仕上げをするだけです。ここからは入試問題を解くことを通じて実際の問題の難易度や形式を確認していきましょう。

基本的な参考書をやり終えたら、北大の過去問や北大形式に似た問題で仕上げていきます。

過去問を解くときには必ず時間を計るようにしましょう。

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橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届ける「ストマガ」の監修を務めている。

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