「論述問題で1つの国についてたっぷり聞かれた!」「センター模試の大問2がまるまるドイツ史だった!」そんなとき、何をみればいいのか悩みますよね。教科書は時代順に並んでいて、各国の歴史を追うのは大変……そんなときに役立つのが「タテから見る世界史」。今回は論述・単語演習どちらにも役立つ、「タテから見る世界史」の使い方を紹介します!
- 案件『タテから見る世界史』の使い方と勉強法を教えてください。
戦略01 『タテから見る世界史』はこんな人におすすめ!
「タテから見る世界史」(パワーアップ版)の基本情報
- 料金
- ¥1,166(税込)
- ページ数
- 284ページ
- 習得にかかる時間
- 50時間
- レベル
- 定期テストからセンター試験・国立2次論述まで対応可能
- いつごろ取り組むか
- 通史・単語暗記がひととおり終わった3年春~秋
- おすすめ度
- ★★★★★(各国のテーマ史の確認から、論述対策にまで使えるすぐれた参考書!)
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 通史や単語暗記を終えたけど、どうも単語と単語が結びついていない!
- 単語を覚えたけど、入試問題の中ではなぜか思い出せない!
- センター試験で8割点数がとれるんだけど、より細かい流れを復習して満点を目指したい!
- 論述で地域史が出題される!
- 志望校でよく地域史でる!頻出分野にしぼった対策をしたい!
こんな人にはおすすめできない!チェックリスト
- センター世界史が8割得点できない!
『世界史 一問一答(山川)』がおすすめ! - まだ世界史を一通り学んでいない!
『世界史 ナビゲーター』、「ヨコから見る世界史」がおすすめ! - 志望校で時代背景を問う問題や、各国間のつながりを問う問題がよく出る!
「ヨコから見る世界史」がおすすめ!
戦略02 『タテから見る世界史』の使い方・勉強法!
基本的なカリキュラムのステップ
1,2周目
- Step1.
- 2日で1テーマをめやすにして、前から読んでいく
- Step2.
- 用語で気になったところや、忘れかけていたところは教科書や用語集で確認する
- Step3.
- 図表や美術作品を資料集で確認する
- Step4.
- 1か国分終わったら、別冊の「暗記ブック」に目を通す
- Step5.
- これをすべての国で繰り返す
3周目~
- Step1.
- スキマの時間に「暗記ブック」を眺めて、載っている情報から「タテから見る世界史」と同じような説明ができるか試してみる
- Step2.
- 家に帰った時などに答え合わせをして、わからなかったところはもう一度読む
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戦略03 こんな使い方は要注意!使い方のコツ
ここを押さえるべし!「タテから見る世界史」使い方のコツ
- 自分で説明できる!というレベルを目指す!
- 「なぜ?」を意識する。
- 「ほかの国とのつながり」を意識する。
この3つを守ることで、最大限「タテから見る世界史」を活用できます。
自分で説明できる!というレベルを目指す。
知識は「自分で説明できる」ようになってはじめて身についたといえます。特に世界史の通史は、単語と違って一問一答などで定着度を確認できないので、自分で覚えたかどうかをチェックする意味でも「自分で説明できる」を意識しましょう。
自分で説明できるレベルまで理解できれば、論述試験も余裕です!
「なぜ?」を意識する。
これは主に論述試験対策になるのですが、単語演習にも応用できる考え方です。
「なぜ第1次世界大戦が起こったのか?」「なぜアメリカは大国になれたのか?」など、用語の背景を知っておくだけでバツグンに覚えやすくなります。みなさんも、好きなスポーツのチームや好きなアイドルグループのメンバーは覚えていますよね。
何かと関連づけて覚えることで、興味もわき、楽しく覚えながら印象にも残りやすくなります。
また、論述問題でよく問われるのもまさに「なぜ?」の部分。論述に取り組むときも抵抗なく進めることができるのです。
「ほかの国とのつながり」を意識する。
「タテから見る世界史」をやっていると、どうしてもその国の歴史だけに目が行きがち。
世界史で扱う国々は、ほかの国との交流や争いを経て文化や統治体制を形作っています。他国とその時代どのようにかかわっていたのか?他国とどんな文化交流があったのか?など、「ヨコ」の視点も頭の片隅に入れておきましょう。
こんな使い方もある!「タテから見る世界史」
困ったときの索引として活用する
これほどまでに丁寧に、しかも図解でわかりやすく各国史をまとめた参考書はありません。「論述問題の書き方に困って……」「テストでこの範囲が出たけど、復習に困っている」というときに、該当地域を読み返すのもありでしょう。
Aくんの例
いつもはなかなかまとまった時間を取って読めないんですけど、論述の問題集を解いたあとや、模試の後などに、問題を解いていてわからなかった地域、出題された地域の範囲を見返すようにしています。わかりやすくまとめられているので、理解が深まります。
まとめ
- 「タテから見る世界史」は、各国の地域史をまとめた良い本!
- 「なぜ?」「ほかの国とのかかわりは?」を意識して、説明できることを目標によむ!
- 通史や単語暗記を終えたけど、どうも単語と単語が結びついていない!
- 単語を覚えたけど、入試問題の中ではなぜか思い出せない!
- センター試験で8割点数がとれるんだけど、より細かい流れを復習して満点を目指したい!
- 論述で地域史が出題される!
- 志望校でよく地域史でる!頻出分野にしぼった対策をしたい!
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