『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』は、共通テストなどでリスニングを得点源にしたい人にオススメの参考書です。10日間で1周できるため、リスニングに多くの時間を割けないという人も使いやすい教材となっています。
『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』を1冊やり切れば、共通テストリスニングで9割を狙えるレベルの実力が身につくでしょう。
今回の記事では『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』の具体的な使い方やオススメな人、使う際の注意点などについて解説します!
『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』はどんな参考書?
それではまず『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』がどんな参考書なのかを簡単に確認しましょう。
- 料金
- ¥1,540
- 問題数
- 10個
- ページ数
- 126ページ
- 習得にかかる時間
- 15時間
- レベル
- 共通テストリスニングで満点を目指す人
『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』は、リスニングを得点源にしたい人にふさわしい1冊です。
聞き取り力を向上させるための、structure・sense・sound(文法力・表現力・発音)を鍛える「3Sメソッド」を徹底的に反復練習できるので、多様な出題方式への対応力が身につきます。
「リスニングの点数が安定しない」「リスニングの得点率が6〜7割で伸び悩んでいる」という人は『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』を使いましょう。
『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』のメリット・デメリット
メリット
- 難易度の高いモノローグ問題を中心に対策できる
- 問題量が10問と多くないので挫折しづらい
- 3Sメソッドで総合的な英語力が身につく
- 学習の進め方の説明が丁寧に解説されている
デメリット
- 基礎レベルのリスニング力がついていないと学習しづらい
- 基礎レベルのリスニングは本書の前編にあたる『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【基礎編】』で対策する必要がある
『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』は、10問という限られた問題数でリスニング力を底上げできる点が魅力です。共通テストなどで難易度が高いとされるモノローグ問題を中心に取り扱っているため、重点的に対策できます。
問題はモノローグに絞られているものの、聞き取りのコツを身につけるための3Sメソッドについて丁寧に解説しているため、他のリスニング問題にも応用できます。
ただし、収録されている問題文は長文であるため、基本的な単語・文法などが身についていないと学習しづらい点には注意しましょう。
基礎が固まっていないのであれば、先に『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【基礎編】』から取り組むこともオススメです。
キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】がオススメな人
『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』は以下のような人にオススメです。
- 共通テストリスニングの得点率が6〜7割の人
- リスニングで満点を取りたい人
- 短文のリスニングでは正解できるけど長文は苦手な人
- 短期間でリスニング対策を進めたい人
『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』は、リスニングである程度得点できていて、さらに点数を伸ばしたい人にオススメの参考書です。得点が安定しなかったり、6〜7割で停滞していたりする人は活用しましょう。
『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』は、前編にあたる『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【基礎編】』とセットになっています。リスニングに苦手意識がある人は、基礎編から挑戦するとよいでしょう。
『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【基礎編】』については、以下の記事でも解説しています!
『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』の使い方
ここからは具体的な『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』の使い方をチェックしましょう!どんなに良い参考書でも正しい手順で使えなければ、効率的に勉強できません。
『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』は基本的に以下のステップで活用しましょう。
- Step1.
- 問題を通しで解く
- Step2.
- 解答・解説を全て読む
- Step3.
- スクリプトを確認しながら音源に合わせて音読する
- Step4.
- 2周目以降はシャドーイングやディクテーションにも挑戦する
Step1.問題を通しで解く
まずは問題を通しで解きましょう。
通しで解く際は、わからない表現が出てきたり音声を追いきれなくなったりしても、最後まで中断せず解答しましょう。後戻りができないリスニングでは、わからなくなった場合は切り替えて次の問題に移ることも大切です。
本番でわからない問題が出題されても焦らないように、できる限り本番に近い環境でリスニングを学習しましょう。
Step2.解答・解説を全て読む
問題を通しで解き終えたら解答と解説を確認し、スクリプトを読みかえしながらじっくり理解しましょう。知らない単語や表現はこの段階で合わせて確認しておきます。
Step3.スクリプトを確認しながら音源に合わせて音読する
スクリプトを理解したら、音源に合わせてスクリプトを見ながら音読を行いましょう。
音声と同じような発音やアクセントで音読すると、実際の英語のイメージを掴みやすくなります。読みながら意味を追えるようになるまでくり返し音読し、感覚を定着させましょう。
Step4.2周目以降はシャドーイングやディクテーションにも挑戦する
2周目以降は、シャドーイングやディクテーションにも挑戦しましょう。
シャドーイングは、スクリプトを見ずに音源を流し、少し遅れて音源のマネをしながら音読する学習方法。ディクテーションは、スクリプトを見ずに音源を流して、英文を書きとる学習方法です。
ただし、効果は高いですがある程度時間を割く必要があるため、受験までの日数や他の教科の学習進度と相談しつつ取り組みましょう。
より細かいリスニングの学習方法については、以下の記事で詳しく解説しています!
『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』を使う際のペース配分
『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』は問題数が10問と限られているため、短期間で学習できます。自分にとって適切なペースで学習を進めていきましょう。
まだ受験まで時間がある高校1・2年生の場合は、1日1問ペースで学習を進め、2周目以降にシャドーイングやディクテーションにも挑戦しましょう。
部活動で忙しくて時間が取れないという人は、週末にまとめて3〜4問ほど進めてしまうことがオススメです。間違えた問題を中心に、移動中などの隙間時間で復習を進めましょう。
受験まで時間がない高校3年生の場合は、1日1問ペースで学習を進め、10日で1周することがオススメです。移動中に音源を聞いて、効率的に学習していきましょう。
『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』を使う際の注意点
『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』を使う際は以下の点に注意しましょう。
- 音読は絶対に行う
- 聞き取れなかったところはスクリプトを念入りに確認する
- 英語の基礎をある程度固めてから学習する
- 余裕があればシャドーイングやディクテーションへの挑戦がオススメ
リスニングの学習では、音読は絶対に行いましょう。音声をまねて音読を続けることで、発音や文章の流れなどがスムーズに理解できるようになります。
また、問題を解いていてわからなかった箇所は、特に念入りに確認しましょう。発音はもちろん、単語や表現がわからなかった場合は他の参考書を使って復習しましょう。
リスニング学習の中で英語の基礎が足りていないと感じたときは、単語や文法の基礎を固め直して再挑戦するとよいでしょう。
まとめ
最後にもう一度『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則【実践編】』がオススメな人を確認しましょう。
- 共通テストリスニングの得点率が6~7割の人
- リスニングが得意な人
- リスニングで満点を取りたい人
- 短文は正解できるけど長文は苦手な人
- 短期間でリスニング対策を進めたい人
「リスニングである程度得点できるけど点数は安定しない」「6〜7割はとれるので満点を目指したい」という人には特にオススメの参考書です。10日で1周できる構成となっているので、短期間でリスニングの土台を固めたいという人はぜひ使ってみましょう。
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