早稲田大学人間科学部の国語入試の対策法|入試内容を徹底分析
早稲田大学人間科学部の国語入試の全体外観
早稲田大学人間科学部の国語の入試は、例年、評論文と古漢融合問題の2題で構成されています。
試験時間は60分で解答形式は全てマークシートです。古漢融合問題は人間科学部独特の問題が出題されます。特徴としては、漢文の内容が古文で説明されるという形式があげられます。さらに倍率が高く1点を争う人間科学部の入試では、文学史や和歌について対策をしておくのが得策です。
早稲田大学人間科学部の国語のレーダーチャート分析
解説
早稲田大学人間科学部の国語のレーダーチャートはこのようになりました。古文・漢文現代文すべての分野をバランスよく演習して高いレベルに仕上げていく必要があります。
また、人間科学部特有の問題形式を過去問で対策していく必要はありますが、まずは基礎を固めることに集中して下記のカリキュラムに沿って学習を進めて力をつけましょう。
古典単語
古典単語はレベル4。特別に難解な単語が必要というわけではありません。
重要単語を確実に暗記して、参考書を一冊完璧にしましょう。また、演習をしていてわからない単語が出てきたらその時に覚えるようにしましょう。
古典文法
古典文法はレベル4。人間科学部の長い文章の内容を読み進めるために、文法力は必須なので、徹底的に覚えてしまいましょう。
また、文法問題が出題されますので、確実に得点できるようにカリキュラムに沿って演習を行っていきましょう。和歌の問題も頻出ですので、その対策を必要です。
古文読解
古文読解はレベル4。人間科学部の古文は本文が長い傾向にあります。
ですので、単語や文法をしっかり固めたのち、本文の大意や問われている部分を正確に早く捉えられるように演習を繰り返しましょう。演習を行う際に時制に気をつけながら主語は誰なのか把握しましょう。
漢文句法
漢文句法はレベル4。レベルは4ですが、1冊の参考書を完璧にすれば十分問題に対応することができます。。
入試の問題量を考えると多くの時間をかけて勉強することをお勧めしません。ですので、参考書を覚え次第、読解演習でアウトプットしていきましょう。
漢文読解
漢文読解はレベル4。例年、古漢融合形式で出題されます。句法を覚えたら演習でアウトプットしていきましょう。
句法と同じく入試の問題量を考えると多くの時間をかけることをお勧めしません。短い期間に集中的に問題演習に取り組みましょう。
現代文
現代文はレベル4。例年、試験の半分が現代文です。抽象度の高い文章であることが多いので、論理展開を把握しながら読めるように意識しましょう。
段落ごとに要約しながら読み進められるようになると良いです。また選択肢の細かいニュアンスの違いを判別できるようになるためにも論旨を正確に読み取れる力をつけましょう。
早稲田大学人間科学部の国語入試の対策法|具体的な勉強内容を分析
早稲田大学人間科学部の国語でやるべき参考書リスト
古典単語カリキュラム
レベル0→4
古典文法カリキュラム
レベル0→25>
レベル2→3
レベル3→4
古文読解カリキュラム
レベル0→2
レベル2→3
レベル3→4
漢文句法カリキュラム
レベル0→4
漢文読解カリキュラム
レベル0→3
レベル3→4
対策の全体方針|早稲田大学人間科学部の国語
早稲田大学人間科学部の国語は、以上のように全体的に高いレベルが求められます。
解答形式がマークということもあり、選択肢が紛らわしいものが多いです。問題演習で選択肢の選び方や何を根拠に選択しなければならないのかをしっかり身につける必要があります。参考書で力をつけた後、過去問で人間科学部独自の問題に対応できるように演習しましょう。