戦略04
英語長文問題で単語が分からない時はどうする?
長文問題を解いていてわからない単語を見るのは日常茶飯事。
でもその分からなかった単語、放置していませんか?実はそれ、非常に危険な場合があります。
これから「分からない単語が問題文中に出てきた時の対応」、「分からなかった単語の復習のしかた」の2つをご紹介します。わからない単語が出てきたら今から紹介するやり方に従ってください!
1. 分からない単語が問題文中に出てきた時の対応
ズバリ分からない単語が出てきた時は、試験だろうと練習中だろうと、あれこれ考えず飛ばして読んだ方がいいです。
内容から推測するということもできるのですが、それよりも文章を読み進めた方が効率は良いです。
確かに最初に言った通り「正確に読む力」は大事です。しかし「正確」といっても90%以上文章の単語がわかっていれば、十分に解答は行うことができます。おそらく1,2個の単語がわからないだけで全く解けない!という入試問題は存在しないでしょう。

とは言っても、なるべく本番でそういったことはなくしたいですよね。入試だとわからない単語が一つ出てきただけでも焦ることもあります。
その焦りを最小限に抑えるために「分からなかった単語の復習のしかた」をお教えします。
2. 分からなかった単語の復習のしかた
以下の作業を長文問題が解き終わった後にやってみてください。
(1) まず長文問題を解き終わったらいつも使っている単語帳を確認する。


(2) 単語帳にチェックを入れる
調べた単語が単語帳に載っていれば、すかさずその単語にチェックを入れましょう。こうすることで、次その単語を確認する時に「あ、一回やったのか!」と印象を強くすることができます。単語帳に載っている単語は受験において覚えるべき単語に厳選してあるので、完璧に覚えましょう。
もし、わからなかった単語が単語帳に載っていなかった場合、「こんな単語があるんだな」程度に思っておけば大丈夫です。単語帳にも出ない単語を覚えている人なんて「単語オタク」ぐらいです。それだけ細かい知識を覚えるより、入試で出やすい部分やほかの勉強を優先しましょう。単語帳は「出る単語だけ載っている」という点で、その選別を勝手にやってくれるスグレモノです。

また、よくある質問として「ノートとかに分からなかった単語はまとめないんですか?」というものがあります。ノートを作っても悪いわけではないのですが、ノートにまとめるといったことはやはり手間がかかり、継続が難しいです。自分の使っている単語帳で、間違えたものに印をつけるなどしていくことで、1冊の単語帳を「完璧にする」ということを優先して下さい。

戦略05
英語長文は毎日1題解くことが重要




英語長文で高得点を目指そう!
最後にもう一度長文読解のポイントを復習しましょう。
- 1. まずは単語、文法、英文解釈といった基礎知識、その次に長文問題の練習。
- 2. 解くときはまずは設問を見る!
- 3. 長文の中に出てきた単語は単語帳に載っているものだけ覚える!

今日紹介した内容をしっかり守れば、早慶レベルの長文までスラスラ読めるようになります。是非とも頑張ってください!
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