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センター英語 徹底分析|ライバルに一歩差をつける、センター英語の鉄則

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「大学受験オンライン戦略会議」、略して「オン戦」では、学習塾STRUX塾長である綱島将人監修のもと、第1志望校合格のための勉強法や勉強に関するコラムを、"受験計画"を通してわかりやすくお伝えしています。高校生のマルオをはじめとするキャラクターたちと、合格への"最短距離"をすすんでいきましょう。

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センター英語は、受験生ならだれもが受ける試験です。けれど、その全体像について知らない人は特に高1生や高2生に多いのではないでしょうか。この記事を読んで、センター英語の概要・仕組み・鉄則を学び、ライバルに一歩差をつけましょう。

 センター英語について全く知らない人も、 この記事を読むだけで センター英語の鉄則がわかる!

ペン画像戦略01
大問の構成について知ろう

 

マークシートの図


だんだん英語ができるようになってきて、センター試験の英語の問題にチャレンジしようと思うんですけど…。どんな問題が出るのかまったくわかりません!!
おっ、ついにセンター英語に取り組めるレベルになったか!
はい!
よし、じゃあ今回は、絶対知っておくべきセンター英語のしくみと鉄則について学ぼう。加えて、ちょっとしたコツも紹介するぞ。
よろしくお願いします!

 


センター英語は、全部で大問が6問。それぞれの内容と配点は以下の通りです。

センター英語の配点。

 

これだけでもわかる通り、出題形式はとても多様です。以下、一つ一つ見ていきましょう。

うわあ、こんなにたくさんの種類の問題があるんだ!

 

大問1 発音・アクセント

 

形式は2つ。4つの単語の中から、下線部の発音が異なるものを選ぶもの、および第一アクセント(=最も強く発音される部分)の位置が異なるものを選ぶものです。たとえば、以下のような問題です。

センター試験発音問題
 

日頃の単語の暗記の際に、いかに正しい発音で暗記できているかがものを言う大問です。

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最初にして最大の難関ともいえる「英単語」。大学受験のために、覚えるべき英単語の数はとてつもないです。膨大な単語を前にしてどうも暗記する気がおきない人、暗記していても「やばい、毎日見ているのに覚 ...... 続きを読む≫
日頃から単語を声に出して発音していれば、意外に簡単に解けるぞ!

 

大問2 文法問題

 

この大問は大きく分けて3つのパートに分かれています。

A:短文中の空欄に、文法的に正しい語や語句を入れる

 

模試や学校の定期テストなどでもよくある形式です。仮定法や動名詞など、基本の文法事項や、熟語問題が穴埋め形式で出題されます。

B:並び替え作文

与えられた語を並び替えて正しい文章を作る問題。これも割とよくある形ですが、よく考えず短絡的に解答するとミスをしてしまう問題もたまにあるので注意。

C:組みあわせ作文

会話中の受け答えの文として適切なものを2×2×2=8通りの組み合わせの中から選んで正しい文章を作る問題です。~ ingを使うか、to ~ を使うかなど、比較的細かな文法が問われることが多く、大問2の中では一番手ごわい問題と言えるでしょう。

どの形式にせよ、誰もが一度は見たことがあるような基本的な文法を問う点は変わりません。当たり前の英文法の勉強を当たり前にやってきた人なら満点は狙えます。「当たり前の英文法の勉強って言われても…。」という人は、英文法勉強法のページを参照してください!

➡英文法勉強法のページはこちら!

英文法と言えば受験英語の基礎の部分。英文法ができないと、入試問題はほぼほぼ解くことができません。とはいえ、0から始めるとなると「何から始めればいいの?」と思う人も多いはず。 この記事ではそんな人たち ...... 続きを読む≫
文法の聞き方は多様だけど、聞かれていることは基本的なことだから安心して!

 

大問3 空所補充・読解問題

 

この大問も3つのパートに分かれています。

A:会話文完成

よくある日常会話の流れを把握して、適切な応答文を選ぶものです。一つ一つの単語に引きずられて答えるとミスしやすいので、全体としてどのような会話か、かつ選択肢はどのような意味かをつかむことが重要です。

B:不要文指摘

これは日頃の学習ではなかなか見慣れない形式でしょう。8行程度の段落のうち、4つの文に線が引かれていて、段落全体のまとまりを考えた上で取り除くべき文がどれか答える問題です。Howeverなどのディスコースマーカーや、指示詞(thisやthat)に注目しながら、冷静に見極める必要があります。ここは、比較的じっくり時間をかけた方が良いです。

僕も日ごろからディスコースマーカーには気をつけてみよう!

 

C:複数人の話し合いの要点を埋める

3~4人の人があるテーマについて議論をしており、各々がどういう主張をしているのかを端的に示した一文を選ぶ、という問題です。
テーマ自体は比較的わかりやすいことが多いので、とにかく一人一人の主張や意見をきちんと把握することが重要です。

大問3は、取り組みやすいところではありますが、やはり文章量は大問1や2に比べれば圧倒的に増えるので、何となく解いているとミスを連発することがありえます

当然だが、文法問題と同じ勢いで適当に解いてはいけないぞ!

 

大問4 読解問題・文書の読み取り

このパートは大きく2つに分かれています。

A:グラフを含んだ長文読解

社会問題に関する長文と、その長文に関連した統計データがセットで提示される読解問題です。大問3に比べるとかなり難易度は上がり、より細かな読解が求められます。

B:文書の読み取り

英語で書かれた架空の広告やポスター、ウェブサイトを見て、3つの設問に答えます。情報量が多いので、先に設問を読んで、必要な情報をいかに素早く抽出できるかがポイントです。ただ、とても小さな文字で書かれている情報が答えに関連していることもあり、ひっかけの要素もあるので、すぐに選択肢に飛びつかないような冷静さも同時に必要です。

大問3と4は何となくで解かないこと!細かなところにも注意しよう!

 

大問5 物語文の読解

読解問題の中ではもっとも取り組みやすい大問です。細かな単語がわからなくても、全体のストーリーを大まかに把握すれば答えられる問題が多くここでの失点はゼロにすべきです。

大問5では落とせないんだね!

 

大問6 論説文の読解

文章量は他の大問より圧倒的に多く、語彙レベルも高いです。また、これまでの設問で時間を使いすぎて時間がない、ということもよく起こります。
答えとなる選択肢も、文中の内容を別の言い回しに置き換えているなど、一筋縄ではいかないものとなっているので、日頃から和訳や速読を丁寧にこなしているかがものをいいます

大問6で満点をとれれば、国私立の二次試験に必要な読解力が身についているといえるぞ。

 

<コラム:リスニングについて>

センター英語は筆記だけではありません。リスニングも50点分あります

リスニングもあるの!?

 

形式としては、短い会話文から1分程度の長めの英文を聞くものまでありますが、難易度はいたって標準的です。年度により難易度が大きく変わることもありません

本番では、一人一人に小型の再生プレーヤーとイヤホンが配られ、それを操作して音声を聞きます。スピーカーではないので特に聞きづらいということもないです。

また、一般的なリスニングの問題では、普段学校で聞いているのとは違う独特な発音の英語(イギリス英語など)が流れることもありますが、センター試験のリスニングの音声はまずアメリカ英語(=普段学校で聞いている英語)しか流れないのでご安心を。

配点は50点分あるので、リスニングもしっかり対策しましょう。対策法は、こちらを参照してください。

➡リスニングの勉強法はこちら!
⇒⇒リスニング勉強法|リスニング力ゼロからでもできる!勉強法

 

ペン画像戦略02
時間配分を知ろう

 

時間を計って解く!


 

全部の問題が特徴的ですね。これ、何分で解かないといけないんですか?
80分だよ。
え~~~!?マジですか!?2時間くらいかと思ってた……。
マジです。でも安心して。今からおすすめの解き方や時間配分を解説するから。
心して聞きます……!

 


では具体的に6つの大問をどのように解いていくか、を説明しましょう。

まず、戦略1で説明した各問題の特徴から、センター英語は大きく2つに分けることができます。

文法・発音問題(大問1・2) + 文章読解(大問3~6)

それぞれの配点は、文法・発音問題が14+44=58点、文章読解が41+35+30+36=142点となります。

読解で140点もある!!

 

そう。センター英語は文章読解の占める割合が圧倒的に大きいのです。
文章読解の部分で得点しないと、いくら文法や発音ができても良い点数は期待できません。

よって、センター英語は文章読解になるべく時間をかけ、失点を最小限にすることがポイントです。

あ、じゃあ先に大問3から6まで解いて、残った時間でササッと文法とアクセントをやればいいんだ!

 

でも、残念ながらここではそれをおすすめしません。

ええ!?ダメなんですか!?

 

必ず大問1から2、3、4と順番に解くようにしましょう
大問3から先に解いてはいけない理由は2つあります。

  • 残りの少ない時間でやろうとすると簡単な文法でもあせってミスをしかねない
  • マークミスをしやすくなってしまう

1つ目は、実際の場面を想像するとわかりやすいです。70分かけて大問3~6を終えたとして、残りの10分で文法とアクセントをやるとしましょう。大問1と2、合わせて24問もあります。つまり、1問あたり30秒もかけられません

これに加え、残り10分しかない!というプレッシャーがのしかかります。すると、基本的な文法を問われているものすら、焦ってわからなくなってしまうことがあります。1問あたりの配点が小さいとはいえ、いくつもミスをしたら大量失点につながります。

確かに……。

 

2つ目は、センター試験だからこそ言えることです。センター試験は、各設問に1から順に解答番号が振られていて、解答は、マークシートの該当する解答番号の部分に記入します。

マークシートは解答番号の順に並んでいるため、大問3から解いた場合、マークシートの途中から解答を始めることになります。このとき、ずれて違う場所にマークする危険があります。「よく見れば大丈夫でしょ」と思うかもしれませんが、試験本番は何があるかわかりません。この意味でも順当に大問1から解き、マークシートの最初から順に埋めていくべきです

センター英語では、 配点の高い文章読解に時間を割く。 かつ、必ず大問1から順番に解く。

 

でも、具体的にどれくらい時間をかければいいんですか?
よし、じゃあ、大問1から解いていくとして、どのように時間を使うべきか、おすすめの時間配分を紹介しよう。

 

試験開始!→大問1(5分)→大問2(10分)→大問3(15分:A3分、B6分、C6分)→大問4(18分:A10分、B8分)→大問5(12分)→大問6(18分)→マークの見直し(2分)→試験終了!

繰り返しになりますが、センター英語は文章読解が大半を占めるので、それにきちんと時間を割けるよう、発音と文法問題は15分以内に終わらせます。余力のある人は10分で解ければなお良いです。

また、文章読解の中でも比較的精密な読みが求められるのは大問4と6です。ここになるべく時間をかけ、失点を防ぎましょう。

一方で、大問5は物語文で、前述の通り細かな表現に気を遣わなくても、全体をざっと読めば設問にも答えられるレベルなので、10分程度でサクッと終わらせてしまいましょう。

大問4と6にしっかり時間をかけなきゃいけないんだね!

 

最後に、マークをずらしていないか、正しい箇所にマークされているかを、すべての設問に対してチェックします。これは英語に限ったことではないですね。センター試験全般に言えることです。せっかく読めているのに、マーク1つをずらすだけで悲惨なことになるので、必ず最後に時間をとって見直しを行いましょう。

最後にマークミスの見直しも必ずしなきゃ!!

 

とは言え、「いきなり80分以内に解くなんてできないよ!」という人も多いでしょう。そういう人は、まずは実際の制限時間より長めに設定して演習を始めましょう

詳しい対策法を、目指す点数ごとに記事にしているぞ!

 

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ペン画像戦略03
志望校別目標点数は?

 

棒グラフとジャンプする人の画像


ところで、そもそもセンター英語って何割とれれば良いんですか?
それは、満点とれるに越したことはないけど、志望校別にある程度の目安はあるね。
ほんとですか!じゃあ早稲田商学部に行くなら何点必要ですか!?
9割は必要かな。
(呆然)

 


ここでは、志望校に合格するための、センター英語での目標点数をお教えします。
ただし、この目標はあくまで目安です。そもそもセンター試験の点数は合否に関係せず、大学の作る入試の点数で合否が決まる大学は早慶をはじめ多くありますし、他の科目でカバーすれば、合格することはもちろんあります。

ですが、センターで何割とればいいかわからない人やGMARCH以上の難関大を目指したい人は、ぜひこの目標点数を超えられるよう、勉強に励んでみてください。

センター英語 大学別目標点数 東大・京大・旧帝大200(最低でも190) その他国公立大	190(最低でも180) 早慶(文系)	180 早慶(理系)	170 GMARCH(文系)	160 GMARCH(理系)	150


9割って…マジですか…。でも早稲田って一般入試の点数だけで決まるし、センター英語でとれてなくても大丈夫ですよね!
いや、それは違うよ。早稲田の作る英語の問題は、センター試験に比べて語彙も文章レベルもグンと上がる。その難しい一般入試での合格ラインが6割と言われているんだ。ってことは……。
センター英語で苦戦しているようではダメ、ってことですか?
そう。センター英語は早稲田の一般入試に比べればかなり易しいし、それで9割とれない、ってことは、早稲田の英語でも合格点がとれない、ってことになるわけだ。
うわあ……。他の大学でも同じことが言えるんですね。
そういうこと。たとえば、東大や京大を受ける人の中にセンター英語で190を切る人はほとんどいない。二次試験の英語で合格ラインにとどくように勉強しているから、それより易しいセンター英語ではほぼノーミスできるんだよ。
へえ~すごい。でも、早稲田も点数高いことには変わりないですね。
そうだね。たとえセンター試験の点数が合否に関係なくても、あなどらないことが大事!
わかりました!よ~し、まずはセンターで9割取れるようになるぞ~~。

 

ペン画像まとめ

 

センター英語は……

 1、問題形式が多様! 大問1・2をさっさと終わらせて、140点分の長文に時間を割こう!

 2、マークミスを防ぐために、大問1から順番に解く!

 3、大学別の目標点数を意識しよう!

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