慶應義塾大学総合政策学部


慶應義塾大学総合政策学部(SFC)英語は長文読解が鍵!高いレベルまで押さえよう

慶應大学 総合政策学部 英語 サムネイル

慶應義塾大学SFC・総合政策学部では長文の『空所補充』と『内容に関する設問』が中心に出題されます。長文の量がかなり多いため、早い時期から長文読解のトレーニングを積んでおく必要があります。
この記事では、慶應義塾大学総合政策学部英語の傾向やレベル別勉強法など、攻略に必要な情報をすべて解説します。

慶應義塾大学総合政策学部の英語出題傾向

慶應義塾大学総合政策学部の英語には、リスニングや英作文は出題されません。その代わり、膨大な量の長文読解に挑まなければなりません。2016年度以降は700語程度の長文2題と1000語程度の長文1題の計3題が出題されています。
大量の長文問題をいかに速く正確に処理できるかが、合否の分かれ目となるでしょう。

慶應義塾大学総合政策学部英語の各問題の特徴

解答はすべてマーク形式で、記述問題はありません。
大問構成はこのようになっています。
※大問構成は年度・学部により変更となることがあります。ここに挙げたものは一例です。

  • 第1問 長文読解(空所補充+内容理解)
  • 第2問 長文読解(空所補充+内容理解)
  • 第3問 長文読解(空所補充+内容理解)

第1問 長文読解(空所補充+内容理解)

長文内の空所を補充する問題と、内容に関する設問が出題されます。語数は例年700語程度。設問と選択肢もすべて英語で書かれており、問題文と合わせてかなりの量の英文を処理する必要があります。
扱われるテーマは社会・経済に関する幅広いテーマで、そこまで難解ではありません。ただし使われる単語・熟語はハイレベルで、内容理解の問題では複数の段落にまたがる内容や文章全体にまたがる内容を問われることもあり、難易度はかなり高いと言えます。

第2問 長文読解(空所補充+内容理解)

第1問と同じ形式です。語数は例年700語程度。

第3問 長文読解(空所補充+内容理解)

第1問・第2問と同じ形式ですが語数が若干多く、例年1000語程度。問題数も大問1、2より多いです。

慶應義塾大学総合政策学部英語の時間配分の例

試験時間は120分。近年の傾向だと大問1、2が700語程度で設問が各15問、大問3が1000語程度で設問が30問ほどあります。
2020年には大問3で1200語を超える超長文が出題されており、大問1、2に時間をかけすぎると大問3がかなり苦しくなります。

時間配分の例

00:00 第1問 長文読解(30)
00:30 第2問 長文読解(30)
01:00 第3問 長文読解(45)

解く順番は、基本的に大問1、2、3の順で構いません。難問はいったん後回しにするなど臨機応変に対応し、解ける問題を確実に解きましょう。時間が無くなって第3問が全然読めなかった、ということにならないよう注意してください。

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慶應義塾大学総合政策学部英語で必要な学力レベル

慶應義塾大学総合政策学部の英語は、長文読解をいかに速く正確に読めるかがすべてです。したがって長文読解に必要な学力を高いレベルで身につけることが、合格への最短ルートになります。

レーダーチャート

ここでは、学習塾STRUXが使用しているレーダーチャート分析をもとに、慶應義塾大学総合政策学部の英語に必要な参考書・レベルをチェックしていきます。

慶應義塾大学総合政策学部のレーダーチャートはこのようになります。

英作文やリスニングは出題されませんが、その分ハイレベルな長文読解力が求められます。
長文読解はリーディングの総合力の勝負なので、しっかり基礎固めを行なった後、問題演習で十分にトレーニングを積んでおく必要があります。

英単語

英単語はレベル4。単語帳1冊は完璧に覚えられているほどの単語力が求められます。最低限ターゲット1900の後半もスラスラ意味がわかるようしましょう。単語力がないと速読力を上げることはできません。演習中に出てきたわからない単語は積極的に覚えていくようにしましょう。

英文法

英文法はレベル3。特別難しい文法は必要ありませんが、長文読解に必要な標準的な文法については高い完成度が求められます。こちらも英単語と同様、文法の基礎が固まっていないと速読力を上げることはできません。文法の演習自体は地味ですが、ここでつけた力が長文読解や入試に大きく影響するのでやりきりましょう。

英文解釈

英文解釈はレベル3。複雑な構文はほとんど求められませんが、英文解釈は長文を理解してくために必須です。長文読解のレベルが高ければ高いほど正確に文章の内容を把握することが困難です。また次の長文読解の演習や過去問演習をスムーズに進めて入試問題の対策をするためにも、基本的な英文解釈は確実に完成させてしまいましょう。

長文読解

長文読解はレベル5。大問の全てが長文読解で構成されていて、かつ制限時間の割に文章量が多いので、速く正確に読解していく必要があります。問題内容として主に内容一致問題や主旨判定の問題が出題されます。演習で問題を解いていくときから各段落で何を言っているのか意識しながら読む習慣をつけていきましょう。

慶應義塾大学総合政策学部英語が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、慶應義塾大学総合政策学部の英語で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、「ある程度基礎はできていて、これから慶大総合政策学部に特化していきたい!」という人は途中から読み進めてもOKです。

まずは基礎となる英単語・英文法を押さえよう

慶應義塾大学総合政策学部の英語は、長文読解のみで構成されます。とはいえ、いきなり長文読解の問題演習をゴリゴリやったところで実力はつきません。どの大学を目指すにしろ、基礎となる「英単語」と「英文法」をしっかり身につけることが大切です。

長文読解では高いレベルの単語や熟語が含まれます。ターゲットは8割以上は覚えましょう。覚えるとは、「study」や「dog」のように1秒以内に意味が分かる状態のこと。1単語に時間をかけず、「目で見て発音」を高速で何度も繰り返しましょう。書き取りは効率が悪いのでおすすめしません。
英文法は、「高校英文法をひとつひとつわかりやすく。」でざっくり理解した後、スタディサプリの「スタンダード英文法」の講義をすべて見ましょう。その後問題集に取り組み、8割正解できる状態を目指しましょう。

文構造の理解に重要な英文解釈についても、少し着手できると良いですね。

こちらは2周ほど読んでおきましょう。1周目はとりあえずざっとすべて読んでください。2周目は、1周目で引っかかったところだけ丁寧に読めばOK。
このあたりまでを高1~高2中盤までにできると、良いペースと言えるでしょう。

次に進むポイント

  • 「ターゲット1200、1900」の単語を8割覚えている
  • 「入門英文法問題精講」を8割正解できる
  • 「英文読解入門 基本はここだ!」の内容を一通り理解している

入試に必要な力をつけていく「英文解釈」と「長文読解」

単語と文法は重要ですが、それだけでは入試に太刀打ちできません。共通テストや二次試験突破には、長文読解に対応できる力が必須です。とはいえ、いきなり長文を読み始めても「なんとなく」しか理解できず、実力はつきません。長文を速く正確に読むには、英文の構造をつかむ「英文解釈」の技術が必要になります。

まずは「入門英文解釈の技術70」で英文解釈の基本を身につけます。その後、「イチから鍛える」で入試基本レベルの長文読解に取り組んでみましょう。最低でも2周はして、8割以上の正答率を目指しましょう。

ここまでで基礎は習得できたので、もう一段階レベルを上げます。長文読解に必要な標準レベルの文法は、「Vintage」を1冊やれば十分です。英文解釈と長文読解のテキストも、より入試に近いレベルに引き上げます。
これらを完璧にすれば、共通テストで7割以上は取れる実力がついているはず。ここまでやった内容は今後の入試に向けた勉強の土台になるため、非常に重要です。もし不安な部分があれば、焦らずじっくり取り組んで、確実に理解しておきましょう。
このレベルまでを高3春くらいまでに終えられると、合格がグッと近づきます。

次に進むポイント

  • 「基礎英文解釈の技術100」で理解できない構文はない
  • 「イチから鍛える英語長文」を8割以上正解できる
  • センター過去問で7割以上とれる

入試レベルの実践的な「長文読解」

リーディングの基礎となる単語・文法・英文解釈が身についたら、入試レベルの長文読解の問題演習に取り組んでいきましょう。

「ポラリス」は良問がそろっており、解説も丁寧です。記述問題が含まれますが、避けずにしっかり解きましょう。「イチから鍛える」もレベルを上げ、本番でどんなテーマが来ても慌てないよう幅広い長文テーマに慣れておきましょう。この2冊をしっかりやり込んで、8割以上の正答率を目指しましょう。もちろん、長文内に出てきた単語や熟語は積極的に覚えてください。
慶應義塾大学総合政策学部の英語は時間との勝負です。ここからは制限時間も意識し、正確さだけでなく速さも身につけましょう。
ここまでを、高3の夏休みが終わるまでにやり切れるといいですね。

次に進むポイント

  • センターや共通テストの長文問題は時間内に余裕で解ける
  • 上記2冊の問題をなんとか制限時間内に解ける
  • 上記2冊の問題で正答率8割以上

仕上げの長文読解!慶大総合政策学部入試を突破しよう

ここまでで一般的な入試レベルは身についたはず。あとは、慶大総合政策学部の入試に向けた総仕上げをしていきましょう!

慶應義塾大学総合政策学部の英語は全問長文読解で、試験時間内に大量の英文を処理しなければなりません。単語や熟語もハイレベルで、内容に関する設問も長文を正確に理解しなければ解けない難問です。「ポラリス」シリーズを時間を計ってしっかりやり込んで、慶大英語に対応できる本物の長文読解力を身につけましょう。
高3の11月頃までにはポラリスをほぼマスターして、あとは過去問演習に取り組むのがベストです。

  • 過去問慶應の英語
  • 過去問赤本(5〜10年分)

市販の問題集でしっかり実力をつけたら、「慶應の英語」や赤本で過去問演習に入ります。赤本は直近10年分ほど時間を計って解いてみて、最後の仕上げとして解く順番や時間配分を確認しておきましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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