慶應義塾大学薬学部


慶應義塾大学薬学部の英語は単語と長文が肝!対策を知って合格しよう!

慶應大学薬学部 英語 サムネいる

慶應薬学部の英語は文章の量がとても多いのが特徴です。なおかつ深い内容理解が求められるので、素早く正確な読解ができなくてはなりません。自然科学関係の英文が出題されることもあり、薬学系の専門的な知識や頻出単語を少しでも知っていると有利になります。

この記事では、慶應大学薬学部の英語の受験勉強をどのように進めれば良いか順を追ってお伝えします。

慶應義塾大学大学薬学部の英語出題傾向

慶應義塾大学大学薬学部では長文問題が3問出題されることが多いです。英作文、リスニング、スピーキングは出題されません。それに応じた準備をしていきましょう。

問題量がたいへん多く、限られた制限時間の中でいかに素早く正確に処理していくかがポイントになります。

また、設問文自体が英語です。近年はすべての大問の設問文が

「Read the following article carefully and answer the questions. For each question, choose ONE BEST answer.」

となっています。小問の設問文も英語です。

第1問〜3問が自然科学関係の長文で、第4問は第1問〜3問の英文から共通して読み取れる内容の英文を選択するというユニークな問題です。

特徴のある問題形式になっているので過去問等で慣れておく必要があるでしょう。

慶應義塾大学薬学部の英語の各問題の特徴

大問構成はこのようになっています。

  • 第1問 長文読解
  • 第2問 長文読解
  • 第3問 長文読解
  • 第4問 要旨問題

第1問〜第3問 長文読解

第1問〜第3問は600語程度の長文読解問題です。小問は大問1題あたり10問程度。かなりの量なので制限時間内でいかに素早く処理できるかが勝負の分かれ目になります。

英文のテーマは、自然科学関係であることが多いです。

また、設問の問題文自体もすべて英語です。その意味がとれなければ解答不能ということもありえます。

そして、問題が第4問とリンクされているのも特徴です。ですから、第4問で1〜3が再び出て来ることを軽く念頭におきながら解いても良いでしょう。

かなり特徴のある出題形式なので慣れておくことが重要になってきます。

第4問 要旨問題

第4問は、第1問から第3問の英文に共通して読み取れる内容を表している英文を選択せよ、という変則的な問題です。

ここから言えることは、大問1〜3がまったく脈絡のない文章でもないということです。

あまり他では見られない出題形式なので慣れておくことが大切です。

慶應義塾大学大学薬学部の英語の時間配分の例

慶大薬学部の英語は制限時間80分です。先ほども述べたように第4問は第1問から第3問ができていれば半分自動的に解けてしまう問題なので、そこにかける時間は少な目に見積もり、第1〜3問に時間をかけましょう。

時間配分の例

00:00 第1問 長文読解(24)
00:24 第2問 長文読解(24)
00:48 第3問 長文読解(24)
00:72 第4問 要約問題(8)

第4問にかける時間を見積もって、残り時間からあとの3問にかける時間を割り出せばいいでしょう。

慶大薬の英語で必要な学力レベル

慶大薬の英語のポイントは長文読解力と専門用語まで含めた語彙力です。

レーダーチャート

ここでは、学習塾STRUXが使用しているレーダーチャート分析をもとに、慶大薬学部の英語に必要な参考書・レベルをチェックしていきます。

慶應義塾大学薬学部のレーダーチャートはこのようになります。

慶應義塾大学薬学部の英語のレーダーチャートはこのようになりました。英単語と長文読解に突出した学力が求められています。

英単語

英単語はレベル5。自然科学関係の英文が出題され、専門的な英単語も要求されます。難解な単語・内容には語注がつきますがそれも英語による注です。レベルの高い単語帳を用いることはもちろん、日頃から自然科学に親しんで専門用語に慣れておくべきでしょう。テーマ別に単語が掲載されている「リンガメタリカ」なども活用できるといいですね。

英文法

英文法はレベル2。文法問題が出題されることはほぼありませんが、単語と同じく長文読解の演習をしていくための基礎となりますので確実こなしましょう。

英文解釈

英文解釈はレベル3。構文もそこまで複雑なものは長文に含まれません。
ですが、構文は長文を読み進めていく上で欠かせない要素の1つです。英単語・英文法を学習した後にカリキュラムに沿って抜かりなく演習をしていきましょう。

長文読解

長文読解はレベル5。入試の問題の特徴として1題あたりにかけられる時間が少なく、テンポ良く問題を処理していく必要があります。そのため正確かつ速く文を処理していくことが求められます。
単語、文法や構文の演習で身につけた基礎力をもとに演習を1題1題丁寧にこなしていきましょう。演習の際、段落ごとにどんなこと述べられているのかを押さえながら読み進めていくことをおすすめ します。

慶應義塾大学薬学部英語が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、慶應義塾大学薬学部の英語で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。「これから勉強を始める!」という人ははじめから進めてほしいですし、ある程度基礎はできている!これから慶大薬に特化していきたい!という人は途中から読み進めてもOKです。

まずは基礎固め、英単語と英文法から始めよう!

慶應薬学部の英語は長文読解ばかりだからと言って、いきなり長文読解から始めてしまうのはナンセンスです。何事もまずは基礎からです。英語の基礎は「英単語」と「英文法」。以下の参考書から始めると良いでしょう。

単語帳は『ターゲット1200』でも『ターゲット1900』でも構わないので1冊やり切りましょう。中途半端にやって、次々単語帳を変えるのが一番よくありません。

文法は『高校英文法をひとつひとつわかりやすく。』が分かりやすいです。また、動画で学びたい人にはスタディサプリがおすすめです。

この段階では、単語帳の単語を7割以上覚えている状態、基本的な問題集で8〜9割取れる状態になっていればOKです。

余力のある人は英文解釈も学んで、英語の基礎力を伸ばしてもいいでしょう。

高校1年〜高校2年中盤までにこの辺りをクリアすれば良いペースです。

次に進むポイント

  • 単語帳の単語は7割くらい覚えている
  • 『高校英文法をひとつひとつわかりやすく。』の文法事項は一通り押さえている
  • SVOCとはなにか、句と節の違いなど、英語の読み方の基本を理解している

入試に必要な力をつけていく「英文解釈」と「長文読解」

ここまでで「英単語」「英文法」の基礎は身についています。すぐにでも「長文読解」に進みたいところでしょうが、長文を読めるようにするためには「英文解釈」から始めましょう。英語の文章のルールである「英文解釈」を身につければ長文も理解できるようになります。

『入門英文解釈の技術70』でよくある英文の構造を身につけましょう。その後、実際に長文読解に入ります。『イチから鍛える英語長文Basic』から始めると良いでしょう。

『イチから鍛える英語長文Basic』『イチから鍛える英語長文300』を2、3周やって8〜9割の正答率を目指しましょう。

さらにレベルアップをはかりましょう。英文解釈を学習して長文問題に取り組むという順番です。上記の参考書を繰り返してください。

ここまでで共通テストレベルの問題が7〜8割程度取れるようになっているはずです。そこまで達していなくても慌てることはありません。そんなときは参考書・問題集を復習しましょう。単語や文法をもう一度見直すのも良いです。

高2冬〜高3春くらいまでにここまで到達していれば良いペースですね。

次に進むポイント

  • 「基礎英文解釈の技術100」がすんなり読める
  • 500〜600語程度の長文問題が30分程度で解ける
  • センター過去問・共通テスト過去問で7割以上とれる

入試レベルの問題に太刀打ちできる「長文読解」

入試に即応したレベルへの到達を目指します。

慶大薬学部の英語は長文がメインなので、それを念頭において進めましょう。

『ポラリス1』は問題をどのように解くのかに特化した参考書なので、なぜ間違えたか分からないという人におすすめです。

『イチから鍛える英語長文700』には早慶、国公立レベルの長文が並んでいます。実力養成にはもってこいです。

これらの長文演習が高3の夏前に仕上がっていると非常に良いペースです。遅くとも夏休み中には終わっているようにしましょう。

次に進むポイント

  • センターや共通テストの長文問題はほとんど間違えない
  • 『イチから鍛える英語長文700』は8割程度とれる

慶大薬学部入試レベルまで引き上げる!総仕上げの段階

ここまでやれば基本的な入試対応力は身についています。あとは、慶大薬学部の英語は特徴的な問題が出されているので、それに対応するための学習をすれば万全です。

慶大薬学部英語の特徴は、長文問題がメインであること、小問数が多いこと、自然科学などの専門的な内容の英文が出題されることです。これらの特徴を意識しながら学習していきましょう。

『パス単準1級』はレベルの高い単語帳です。これで慶大薬学部英語の専門用語に備えましょう。「リンガメタリカ」などの分野別単語帳に置き換えても良いです。

長文読解は『ポラリス3』までやっておけば申し分ありません。

  • 過去問慶應の英語

ここまでこなせていれば十分な英語力が身についています。あとは慶應薬学部の特徴的な英語の対策をすればOKです。過去問をやって特徴・傾向を知っておきましょう。

これらは高3夏から秋にかけての総仕上げです。

赤本直近10年分程度を、時間を測って実戦を意識しながらやるといいでしょう。

自信を持って本番に臨めるといいですね。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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