早稲田大学国際教養学部


早稲田大学国際教養学部の英語は「長文」「英作文」が肝心!対策をチェック!

この記事では、早稲田大学国際教養学部の英語攻略に必要な情報をすべて、レベルごとにお伝えしていきます。 早稲田大学国際教養学部の英語は、長文読解における文章量が多い上、意見表明型の英作文も出題される、非常にレベルの高い試験。だからこそ、英文法や単語などの基礎知識を早い段階で確実に身につけ、しっかりと問題演習を反復していくという対策を行うことが欠かせません。

早稲田大学国際教養学部の英語出題傾向

早稲田大学国際教養学部の英語は、2021年度入試より改革がなされ、英語の学部独自試験、英語外部検定試験の2つから構成されています。

学部独自試験では、1時限目Reading、2時限目Writingとなっており、配点は80点です。

残りの20点は加点方式で、英語外部検定試験の結果に基づいて以下のように判断されます。英語外部検定試験ではSpeakingが課されることもあるので注意が必要です。

点数 英検 TOEFL iBT IELTS Academic
20点 1級 95以上 7.0以上
14点 準1級 72~94 5.5~6.5
7点 2級 42~71 4.0~5.0
0点 準2級以下 41以下 3.5以下
成績未提出

以上の観点から、目安としてReading 48%、Writing 32%、Listening 10%、Speaking 10%程度の割合で必要になります。ReadingやWritingの能力を重点的に高めながらも、全ての能力を同様に高めておく必要があるでしょう。

早稲田大学国際教養学部英語の各問題の特徴

2021年度からの入試改革に伴い、早稲田大学国際教養学部はサンプル問題を公表しています。そのサンプル問題から判断すると、大問構成はこのようになっています。

  • Reading 第1問 長文読解
  • Reading 第2問 長文読解
  • Reading 第3問 長文読解
  • Writing 第1問 要約
  • Writing 第2問 要約と自由英作文
  • Writing 第3問 自由英作文

Reading 第1問:長文読解

サンプル問題では、7つに分割された物語の英文(A4・2枚程度)を読み、いくつかの問いに答える問題となっています。英文の正誤問題や英文の途中にある空欄補充問題など3問存在しており、いずれも英文や選択肢の文章を早く正確に読み解き、素早く問題を解く能力を身につける必要があります。正確な読解能力と素早い処理能力を身につけ、得点源としたいところです。

Reading 第2問:長文読解

サンプル問題ではA41枚半程度の英文を読み、Reading第1問と同様、英文の内容を正確に理解できているかを問う問題が出題されています。英文を理解し、選択肢の文章の正誤を判断する問題や本文中での単語・熟語の意味を問う問題がみられます。第1問と同様、英文や選択肢の文章を早く正確に読解する力が求められ、素早く問いを処理できる能力が必要です。

Reading 第3問:長文読解

サンプル問題ではA41枚半程度の英文を読み、本文中の専門用語の意味や正誤問題、本文中の空欄補充、本文のタイトルを選択肢から選ぶ問題が出題されています。求められている能力は正確な読解能力と素早い処理能力であり、第1問第2問と変わりませんが、サンプル問題内では、正誤問題の選択肢の文章が第1問・第2問と比較し最も長くなっています。そのため、素早く読解し処理する能力が一層求められていると言えるでしょう。

Writing 第1問:要約

サンプル問題では、300~400語程度の英文を読み、日本語で短く本文を要約する問題が出題されています。要約問題ということで、本文の論旨や構成を崩さないまま、必要な部分だけを抽出して解答にする必要があり、正確な読解能力が求められます。とはいえ、具体例を除くなど、解き方をマスターすれば得点源にしやすい問題であると言えるでしょう。

Writing 第2問:要約と自由英作文

サンプル問題では、英語で書かれた表から読み取れることを英語で要約すると同時に、その表に対する受験者自身の意見や考えも書く自由英作文が出題されています。読み取れることを正確に英語で書ける能力と、自分の意見を論理立てて説明できる能力が欠かせません。前者は要約問題を反復する中で鍛えていき、後者は英語に加え、現代文など他教科でも必要な能力であるため、受験を通し高めていく必要があります。

Writing 第3問:自由英作文

サンプル問題では一枚の写真を見て、それに対する自分の意見を述べる自由英作文が出題されています。サンプル問題では問題文の中に3つの観点が示されており、その中から一つ選んで自分の意見を述べるという点が特徴的です。とはいえ、自由英作文の対策を積み重ねておけば対応できる問題となっているので、自分の意見を論理的に整理し、分かりやすく説明できる能力を高めておきましょう。

早稲田大学国際教養学部英語の時間配分の例

早稲田大学国際教養学部の英語は2021年度入試からReadingとWritingに分けられ、時間も分かれていることが特徴です。制限時間はそれぞれ、第1限のReadingパートが90分、第2限のWritingパートが60分となっています。

Readingパートはサンプル問題で大問が3つであったことを鑑みると、第1問第2問は1問25分を目安にし、正誤問題に時間がかかる第3問は30分を目安にするのが良いでしょう。残りの10分で不安な問題を中心に見直しをしっかりしたいところです。

Writingパートは時間が短く時間配分に注意する必要があります。要約と自由英作文のうち、自分が得意な方から取り組むことがおすすめですが、第1問の要約は10~15分以内、第2問第3問は15~20分を目安にするのが良いでしょう。いずれの問題もスペルミスなどがないか、最後に確認することを考えると、見直しの時間を5分は確保したいところです。

時間配分の例

00:00 Reading第1問 長文読解(25)
00:25 Reading第2問 長文読解(25)
00:50 Reading第3問 長文読解(30)
00:00 Writing第1問 要約(12)
00:12 Writing第2問 要約と自由英作文(20)
00:32 Writing第3問 自由英作文(23)

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早稲田大学国際教養学部の英語で必要な学力レベル

早稲田大学国際教養学部の英語では、幅広い分野において高いレベルを求められます。どの分野も自分に合ったレベルから勉強を始め、積み重ねていくことが大切です。

レーダーチャート

ここでは、学習塾STRUXが使用しているレーダーチャート分析をもとに、早稲田大学国際教養学部の英語に必要な参考書・レベルをチェックしていきます。

早稲田大学国際教養学部のレーダーチャートはこのようになります。

早稲田大学国際教養学部の英語のレーダーチャートはこのようになりました。すべての分野において高い完成度が求められています。

長文問題は文字数が多い上、要約や英作文など様々な形で出題されるため長文読解力のみならず、単語・文法・英文解釈力も高める必要があります。

英単語

英単語はレベル4。難易度が特別高い単語を覚える必要はありませんが、ターゲット1900などの単語帳を一冊は完璧にし、しっかりとした単語力をつけましょう。他分野・他科目の対策に時間を取られるので、英単語は早い段階に完成させておきたいです。

英文法

英文法はレベル4。英文法単独で出題される問題はないと思われますが、空欄補充問題などで高い文法力が求められるので、文法もしっかり身につけましょう。英単語と同様、受験生になると対策の時間を十分に取れないので、早い段階で完成度を高めておきたいです。

英文解釈

英文解釈はレベル3。英文和訳問題は出題されないと思われます。ですが、英文解釈の力は長文を読む上で不可欠なため、英単語・英文法を一通り学んだ後、英文解釈も早い段階で取り組みましょう。

長文読解

長文読解はレベル5。Readingの試験は特に、私立最難関の試験にふさわしい高い難易度の読解問題で構成されています。限られた時間内で早く正確に解けるようになることが大切です。長文読解の力がなければ、解くことができない問題がほとんどなので、まずは基礎的な問題集から演習を積み、正確性と速さを身につけましょう。

英作文

英作文はレベル5。Writingでは、与えられたテーマに沿って記述する自由英作文が出題されます。他教科とのバランスを考えると、対策に多くの時間をかけることはできませんが、確実に得点を取れるように基礎を固め、問題演習を繰り返しましょう。

リスニング

リスニングはレベル5。個別試験にリスニング問題はありませんが、加点方式の外部試験においてリスニング問題が出題され、高い加点を取るためには高いリスニング能力が求められます。各試験にあった対策を入念に行う必要があるでしょう。

早稲田大学国際教養学部英語が解けるようになるためのレベル別勉強法

ここからは、早稲田大学国際教養学部の英語で合格点をとれるようになるための勉強内容をご紹介します。「これから勉強を始める!」という人ははじめから進め、「ある程度基礎はできている!これから早稲田大学国際教養学部に特化していきたい!」という人は途中から読み進めるなど、自分のレベルと照らし合わせながら参考にしてください。

まずは基礎固め、英単語と英文法を固める

私立最難関の一つ、早稲田大学国際教養学部を目指すからと言って、いきなり難しい長文や英作文からやりはじめても力は付きません。必ず基本から着実に進めていくことが重要です。まずは「英単語」「英文法」から始めましょう。

英単語のレベルとしてはターゲット1900だけでも十分ですが、もし余裕があれば鉄壁や、ここでは紹介していませんが「リンガメタリカ」などの分野別単語帳に取り組めるとなお良いでしょう。

単語帳については3周やりきって7割以上覚えられている状態、英文法についてはスタサプを見終わって、問題集で8〜9割取れるようになったら、次のステップに進みましょう。

長文読解に欠かせない、英語の基礎になる英文解釈についてもこの時点で少し触れておけると良いでしょう。

こちらは2周ほど読み進めていけば大丈夫です。このあたりを高校1年〜高校2年中盤までにできると、高2後半〜高3で長文読解や英作文の練習を重ねられます。

一通り参考書を解き終え、ある程度力が身についたと感じたら次の段階へ進んでいきます。

次に進むポイント

  • ターゲット1900の単語は8割くらい覚えている
  • 文法事項を一通り理解している
  • SVOCとはなにか、句と節の違いなど、英語の読み方の基本がわかっている

入試に必要な力をつけていく「英文解釈」と「長文読解」

単語や文法、英文解釈の基本が定着しただけでは入試の点数アップを望めません。共通テストや早稲田大学国際教養学部入試の問題の基本は何と言っても「英語長文」です。長文を素早く正確に読める能力を高めるため、長文の読み方を身につけましょう。

とはいえ、いきなり長文を読み始めても正確に内容を理解することはできません。まずは英語の文章のルールである「英文解釈」を身につけることで、正確に早く読めるようになりましょう。

まずは「入試の基本」レベルとして、これらの問題集を仕上げていきます。「入門70」である程度構文が取れるようになったら、実際に長文を読んでいき、身についた能力をアウトプットさせていきましょう。アウトプットさせることで、問題を解く力が身についていきます。

まずはこれらを2周以上解き、8割〜9割の正答率まで持っていきましょう。

単語・文法が一通り身につき、基礎的な長文が読めるようになったら、少しずつレベルをあげていきます。正確な長文読解をし、問題を解くために欠かせない文法、語法、イディオムは「Vintage」で身につけましょう。それ以外の英文解釈、長文読解は一つずつレベルを上げて、入試レベルまで持っていくことが大切です。

ここまでを完了すると、共通テストレベルであれば7〜8割読めるようになるはずです。まだ読めない場合はセンター試験の過去問や長文の参考書の音読、単語や文法の復習をしてスピードと理解度をあげましょう。

このレベルまでを高2冬〜高3の春辺りまでに仕上げられることが望ましいです。

次に進むポイント

  • 「基礎英文解釈の技術100」がスムーズに読める
  • 500〜600語程度の長文問題が30分程度で解ける
  • センター過去問で7割以上とれる

入試レベルの問題に太刀打ちできる「長文読解」や「英作文」を実践

入試レベルまで実力を引き上げるためには、さらにそれぞれの分野のレベルを高めていきます。

英語長文が長く正誤問題の選択肢も長い早稲田大学国際教養学部の入試で得点するためには、多くの構文のパターンを知り、速読力と正確さを身につけることが大切です。「英文解釈の技術」までは必ずマスターしておきましょう。長文に関しては、「ポラリス」シリーズも活用することで、自分が間違えた問題の原因を知り、英語長文のレベルを高めていきます。

そして、確実に点を取りたい英作文の対策も始めていきます。英作文で重要な英単語・英文法はすでに固めているので、必要な表現や文章の書き方をいろいろな文章に触れながら身につけていきます。

これらの長文演習や英作文の基本が高3の夏前に仕上がっているとペースとして非常に良いです。遅くとも夏休み明けには終わっているようにしましょう。

次に進むポイント

  • センターや共通テストの長文問題はほとんど間違えない
  • 英作文の基本的な考え方が身についている

早稲田大学国際教養学部入試レベルまで引き上げる!仕上げの読解・英作文など

ここまでの勉強で基本的な入試対応力は身に付いているはずなので、ここからは早稲田大学国際教養学部に向けた対策を重ねていきましょう。要約問題の対策も適宜入れていきながら、得点を高めていきます。

早稲田大学国際教養学部の長文は比較的長く、ポラリス3まで取り組み、長い英語長文を素早く正確に解けるようになりたいところです。ここまで参考書で仕上げ、残りは過去問に取り組んでいきましょう。

英作文も、基本的な所作がつかめたら自由英作文の対策を進めます。学校の先生などに添削を依頼しながら、文章の構成などにも気を配り、論理的な英作文が書けるようになりましょう。

  • 過去問赤本

ここまでの参考書をやり終えたら、あとはひたすら早稲田大学国際教養学部の過去問などで仕上げていきます。入試傾向が変わるとはいえ、それぞれの設問の傾向や難易度はこれまでの入試とそう大きくは変わりません。特徴的な要約問題、空所補充問題などは過去問を何度も解いていくことで解くコツが掴めるので、意識して勉強していきましょう。英作文も過去問をどんどん解いていきます。 時間を測りながら解き進めていきましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUXの運営を行っている。勉強を頑張っている高校生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから全国の高校生に勉強効率や勉強法などを届けるSTRUXマガジンの監修を務めている。

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